米国では今、株式市場に対してネガティブな報道の方が大きく
取り上げられる傾向があるみたいですね。
火曜の朝のモーサテでNYの堀古さんが指摘していたけれど、
ネガティブな報道の方が大きいものだから、皆この株高にも
ついていけていないとか。
それ、上がる相場のセンチメントじゃない。典型的な。
月曜夜のNY時間の報道で、著名投資家のカール・アイカーン氏が、
米国企業の業績は低金利に支えられているに過ぎず、
現在の株価水準について「非常に警戒」しており、
「大きく下落」する可能性があるとの考えを示したというのが
大きく取り上げられていました。
ダウ平均は16000ドルの大台達成で
4日連続史上最高値更新していたわけですが、
16000ドルは瞬間で利食いに押されたのが、このせいだとかなんとか。
その余波だと解説されてもいましたが、昨日の日経平均は37円安で軟調。
それでもね、前場では150円近く下げていたことを考えると
後場はものすごい勢いで買い戻されて引けた印象でした。
で、欧州~NYとこなして日経平均は再び上昇回帰!
こんな高いとこ買いたくなかったのですが、こりゃ乗り遅れちゃいかんと
日経平均CFDを15160円でロングしました。
アイカーン氏の発言、
こういうのが出てくるうちはまだまだバブルじゃないと考える。
「今の相場はおかしい」「高すぎだ」「そのうち大きく下がるだろう。。。」
こんなコメントが市場に溢れている時は、まだまだ上がるのです。
「非常に安定している」「2万ドルまであがるだろう」
「今買わなくていつ買うのか?絶好の買相場到来だ」
みたいなコメントに溢れて、皆が買う相場になっちゃったらもう終わり。
その時に手じまうのです。
人の行く裏に道あり花の山、、です。
今は「皆怖くてついていけていない」のです。堀古さんによると。
(私はそうは思っていなかったけれど、そうなのね)
アイカーン氏の発言をみてもそうなんでしょう。
だから、米株はまだまだあがるんですよ。
PERを比較した場合、NYダウは15.5、S&P500が17.0、
日本株は21.9なんです。
史上最高値を更新しているので、心理的にはバブルを懸念する声も
理解できないこともないのですが、PERだけをみると
むしろ米国株式市場の方がバブルの様相を呈していないのです。
だから、米株下落リスクからの日本株下落も心配ない。
明日にはGPIF(120兆の年金)運用見直しが出て来る予定。
これはおそらく今の日本株上昇に織り込まれていると思いますが。。。
そして今週は日銀の金融政策決定会合があります。
もしかすると、、、ETFの買い入れ枠増枠などの追加緩和策が出るかも?!
こんなに上がっている時にはそんな期待もないからあるわけがない、という
ご意見もあるかと思いますが、
だからやるんです。だから効果がある。って考え方もあるのよね。
下がっている相場で支えようとして出す材料よりも、
上がっている相場で火に燃料投下する方が、効果は倍増するんです。
そうなれば水準が大きく切りあがるでしょ。
それに、日銀のETF購入の枠はほぼ使い切っちゃうんじゃないかって
とこまで残が減少しているので、どこかで増枠発表があると思われ。
ということで、今週の日銀で、、というのはいささか気が早いかも
しれませんが、もし、今週それが発表になれば、さらなる上昇が
期待できるのが日本株市場です。
気になっていた日経平均のボラティリティインデックス。
このところ上昇気味だったのですが、今日火曜は下落していますので
さほど懸念することもない感じね。
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さて、ドル/円とユーロ円ロングを持っていますが、
エントリータイミングは下手でしたね~
買ってから一回大きく下げました(笑)
でも、中長期では上昇トレンド入り確実と見ているので
じっと耐えた1日でした。
買値はドル/円100・04円 ユーロ円138.25円、
今夜回復してさらに上がってきました^^;
撤退したのがオーストラリアドル。
今日オーストラリア準備銀行議事要旨がでて
「利下げの可能性は排除しない」とか「豪ドルは引き続き不快なほど高い」など
期待通りの豪ドルを下げさせたいRBAの見解が出て来たのに
それほど下げなかった・・・・。もう市場は聞き飽きたんかしらね。
それどころか、今日は豪ドルが上がっちゃったわよ。
原因は中国。
中国人民銀行(PBOC)が元の変動幅を拡大し、
取引をさらに柔軟にすると表明したのです。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MWI7QT6S972901.html
周小川総裁は「人民元で市場に基づく管理変動相場制を導入する中国の方針の下、
本土の外国為替市場での日々の介入を基本的にやめる。」事を表明
これまで中国は介入で、人民元が上がるのを抑えてきました。
人民元を売って米ドルを買う介入を続けてきたため結果、
中国は世界一の外貨準備を持ち、膨大にドルを保有しているのです。
そのドルを何に変えるか、、、ということがマーケットを大きく動かしているのが
実態ですが(去年まではそのドルで円を買っていたため、円高だったともいえる。
今はそのドルをユーロに変えているということでユーロ高になっているとの噂)
その中国が、介入をやめるというのです。
となると、何が起こるか。
人民元が上がりますね。
そして、豪ドルが上がる。。。可能性が高まるのです。
そして、松崎美子さんが指摘するのが、日々の外貨準備での
ユーロ買い圧力が減少する可能性。介入をやめるわけですから。。。
となると、ユーロ高圧力が低下するのでは?
ということですが、確かに今日はユーロオージーという通貨ペアが急落
する瞬間がありました。この中国の報道を受けてのことです。
さて、この影響はユーロや豪ドルの今後にどう響いてきますか?
ともかく豪ドルショートは一旦やめました。
一応利食いで終わっていますが、
利益がだいぶ減ってからの手仕舞いでした。
ユーロは上がると見ているのですが、、、、
ユーロ円ロングはまだまだ持つ予定。
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2013年11月20日水曜日
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