2014年1月22日水曜日

火曜上がりましたね~日経平均、そしてドル/円、クロス円。

別段材料があったわけじゃないです。
昨日(月曜)のNY市場は休場だったですし。

むしろ売り材料?があったと言ってもいいと思う。
というのは
WSJのヒルゼンラス記者が1月のFOMCでも
さらに100億ドルのテーパリングがあると予想したというのが
火曜朝の話題で、となれば、おそらく米株は弱含むだろうと
想像できるから・・・・休場だったので、火曜夜のマーケットで
確認ということではありますが。

しかし、日本市場は火曜、大きく上昇しました。

まあ、逆に言えば、更なる量的緩和の縮小があれば、ドル高の思惑に
繋がるということでもありますので、それでドル/円が上昇したことが
日本株買いに繋がったということなのかもしれません。

ドル/円相場は、量的緩和縮小での米株下落のリスクでの回避より、
ドル高となることを好感しての円売りドル買いのリスクオンの反応だった、
ということで日経平均が大きく上昇したのですね。

157円高。それでも、昨年の大納会高値越えには遠く及びません。

ちなみに、このヒルゼンラスさんというWSJの記者は
Fedウォッチャーとしても有名で、
バーナンキFRB議長のスポークスマンと見なされているそうです。

昨年2013年5月9日にも、このヒルゼンラス記者が
FRBが年内の出口戦略を開始する可能性を警告していたこととか、
(実際その直後の5月22日、バーナンキFRB議長は経済委員会で、
今後数回の会合で資産購入のペースを縮小させる可能性があると述べて
日経平均が翌日大暴落しましたよね)

12月の中旬には「12月のFOMCでテーパリングの可能性」を示唆、
これも、その通りになっているということで、注目の方です。

その方が、1月も粛々と100億ドルの縮小を発表すると言っているのですから、
恐らく今月もやるんでしょう。雇用統計が悪くて、ないかも~って
声もちらほらあったりもしましたが。

そして、NY市場、今夜はやはりダウ平均大きく下落しています。
企業決算は予想よりもあまり良くないということや
1月のFOMCでテーパリングがあるという思惑が利食いを誘っていると思われ、
債券買いとなっているのか、日米金利差も縮小していることから
ドル/円も急落です。

もちろん、クロス円も急落です。

ちゃーんと昨晩(月曜夜)にロングしたユーロ円は
昼間の内に利食っていますよ~

昨年大納会に向けた相場が日経平均9連騰という
あまりにはしゃぎ過ぎの上昇だったので、
しばらくレンジに入るだろう、との予測を立てていますので、
ポジションはあまりひっぱりません。
デイトレで行きます。
(最終的にはどこかで買って中期的に持つつもりではいますが)

しかし、ドル/円、頭重いですね~
なんだか針山みたい・・・ヒゲがピンピン立ってて。
売り方はなかなか下がらないと思って見ていると思いますが、
買い方から見れば、なかなか上がらないと思っている、、、
上髭の多いチャートになっていますので、
どちらかというと「重い」印象ですが、、、

市場では「ダボス会議」に注目が集まっているようですが、
開会式で安倍首相が日本の首相として初めて基調講演するんだそうです。

で、ここで、またアベノミクスに自信を見せるような発言でもあれば
日本株が買われるだろう、なんて思惑が広がらないでもないと思うのですが、
火曜の上昇には、そんな思惑もあったのでしょうか。

都知事選くらいまで、、、ん~今月いっぱいくらいまでは
方向感のない気迷い相場となる印象。
日経平均この10日間、陽線と陰線が日々入れ替わり。
日替わり相場です。鯨幕とも言うかな。横並びならば。
ちょいとじ利下げのチャートですね。
ということで、インデックスもドル/円、クロス円も
 ポジションは引っ張らずに、短期で回します。
ユーロ円ショート手仕舞って、売ろうかと思いましたが、
売りそびれ。。。。

気がついたら今夜随分下げているのでちょっと後悔。
ユーロ円日足はやはり小さなH&S、三尊天井に見えますね。
だからどちらかと言うとまだ下がりそうです。

明日は日経、また安いでしょう。
そしたら、ドル/円などは一度また買ってみるチャンスかも。

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