1月は陰線引けとなりました。。。ドル/円、そして日経平均。
1月アノマリーというのを御存知?
1月の月足が陽線ならその年の年足も陽線に。
逆に月足陰線引けならその年の年足も陰線になりやすいというアノマリーです。
ドル/円の1972年から2013年まで1月の月足と年足の整合性は約61%ですって。
61%くらいだったら気にするほどのことでもないかって気もするけれど、
ニューヨーク株式市場では、このアノマリー確率は約80%だそうで。
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/07/248/
ダウも見事に1月の月足陰線引けですね。日経平均然り。
これはひょっとして今年の高値はもうつけてしまったの??
と、イヤーな気分にもなりますが。
それと
2007年の高値124円14銭から2011年の安値75円32銭までの円高下落トレンドの
61.8%戻しが105円49銭。というポイントであったことや、
モルガンスタンレー宮田氏のエリオット波動分析による
105.45円天井で90円割れまで下落する説。
http://www.sc.mufg.jp/report/mt_report/pdf/elliott140131.pdf
等の見方が 真実味を増して来た感じがします。
私は先週木曜に、
ドル/円を102.26円、日経14932円、ダウも15724ドルでロングしていました。
テクニカル的に一旦下げ止まるポイントだったんですよ。。。
ところが、31日金曜、下げ止まる様相がなくて、おかしいなぁと
思っておりましたところ、ヘッジファンド閉鎖のニュース。
米系ヘッジファンドのスカウトキャピタルマネジメント【運用資産67億ドル】と
JOHOキャピタル【運用資産50億ドル】が運用成績悪化でファンドを閉鎖。
彼らのポジション解消の売りが出たと見られ、荻野の金ちゃん情報によると
ゴールドマンサックスも売っていたとのこと。
安倍トレードと呼ばれて買われていた日本株、円売りのポジション整理が
盛大に入った模様です。
ということで、金曜午後に全てのポジションを途転ショートに切り替えました。
ドル/円は102.30近辺
日経は14805円
(14800円って結構大事なサポートポイントだったのに、
ここを割り込んじゃいましたね)
月曜はさすがにリバウンドがあるかもしれませんが、
短期的には調整が深くなる可能性もあるでしょう。
ドル/円は31日も102円をちょっと割り込んでいますね。
101.93円と言う円高局面が。
大きなトレンドはまだまだ円安、日本株買でいいと思うんだけれど、
今年はドル/円が95円くらいまで下げる局面があると思っています。、
(77~105円台の上昇のフィボナッチで38.2%押しがそのくらいですね)
日経平均が38.2%押せば13500円くらいまで下げる計算。
そこからは、長期的に買いの絶好のチャンスですが、
さて、そこまでの相場でショートを振りつづけられるか。
そこまで行かずとも、日銀が動いて猛烈な上昇となるリスクもあります。
大倉キャプテンは、貿易赤字を甘く見るな!
と、構造の大変化が円安を招いていることを指摘。
相場は通奏低音なのですよ。
ということを念頭に置きながらの戦略です。
とはいえ、短期的にはチャートのポイントを下抜けたことが嫌気される
冴えない相場が続きそうなイメージです。
ということで、もうしばらく売り目線ですが、
戻り局面では
デイトレで買うポジションも作るかもしれません。
月曜はさすがにリバウンド局面となりそうですしね。
最近はポジションをバタバタ変えてトレードしているので
ブログでは報告しきれないポジションもあったりします。
それと、31日金曜、ユーロが大きく下がりましたね。
ユーロ圏1月CPI指数が市場予想を下回っていたことを
受けて、2月6日のECB理事会での利下げ観測が高まったようです。
ユーロ圏1月の消費者物価指数(HICP)は
前年比+0.7%と昨年10月の水準へ低下しています。
デフレ傾向がじわじわと顕著になってきたか?
日本病かもしれません。
となると、短期的には利下げの思惑でユーロ安になったりしますが、
あんまり大きく下がらないでしょう。
デフレ化にある通貨は高いんです。。。日本がそうだったように。
ということで、ユーロ/ドル相場は結局大きなレンジの中で
動くんでしょうね。下値はせいぜい1.3320~1.3425くらいじゃないかな。
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