2014年2月12日水曜日

月曜に作った豪ドル/円ショートは見事ロスカット(´・ε・`)プー

リスクオン回帰?というような相場が先週木曜夜(ECB)あたりから
1週間継続しているということになりますか。

ECBきっかけに上昇し、雇用統計の悪化もこなし、
昨晩のFRBイエレン新議長の初議会証言もこなしたという格好です。


イエレン氏の議会証言は、ほぼバーナンキ前議長の路線を踏襲。

一定規模で量的緩和の縮小を継続する意向を示しまし、
新興国通貨不安については「米経済への重大なリスクにはならない」とし、
米経済は「緩やかな回復が続くと予想している」と総じて楽観的な見方でした。

ただし労働市場の改善は不十分だとして、
現行の低金利政策を長期にわたり継続する姿勢を改めて強調、
この部分が改めて好感されたということでしょう。
テーパリングは粛々と進めるというアメリカの姿勢を再評価?
かわりに低金利政策は長期化するというメッセージを強調していく
ことで、市場の混乱を収めて行こうというのが、FRBのスタンス。

まーバーナンキさんの時と結局変わってないんだけれど、
無難にこなしたことで、市場はこれをノーイベント化。
今行きたい方向に行く。という相場に戻ったに過ぎない印象。

加えて、米下院で無条件の債務上限引き上げ法案が可決される見通しと
なったことで、リスク懸念が後退。
ダウの上げ幅は今年最大となりました、ということで、
今日の日経平均も大きく上昇しています。

やはり、日経平均日足のアイランドリバーサルボトムの形状が効いてる!って感じ。

先週水曜に作った日経やドル/円のロングポジションを
月曜に手じまってしまったのはちょっと早すぎたかな。
イエレン氏議会証言のリスクを避けたつもりですが、
相場は、行きたい方向に行くってのを改めて勉強させられたーー

でも、それは「今」だけ。
今は、1月からの大きな下落のリバウンド局面であると考えています。
リバウンドも今週どこかで終わるんじゃなかろうか?

今日はあれほど下がる時に意識されていたサポートラインの
日経平均114800円を上抜ける上昇となっていますが、
(レジスタンスにはならなかったとみていいのかな)

しかし、15000円台では売りたい気分。
強烈な買い材料があるわけでない相場で、
日経大納会の高値、ドル/円105・45円を超えられるとは思えません。

今は根強い強気派とにわかに増えた弱気派の見通しが拮抗してきた印象です。
まだ、大局(年間見通し)ではアベノミクスが終了したとは
思っていないので、最終的にはどこかで安値を拾いたいと思うのですが、
春先にもう一段の下落があるんじゃないか、というシナリオを捨てきれずに
おります。その根拠も薄弱なのでなんとなく、とか、チャートから、としか
言いようがないのですが・・・

しかし、豪ドル/円は日足で200日移動平均線を超えてきましたね。
騙しとなって、ここからやはり下に叩き込まれるのか、
これはかなり強い形だとみるべきなのか、
迷うところ。再度売ろうかと思案しているところですが、
豪ドル/ドルが意外に強いので、ちょっと躊躇がありますね。

今はノーポジションです。

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