ドル円はすっかりレンジ相場のど真ん中で膠着してしまいました。
日経平均のチャートも同じくレンジ。。。
日本株は3月期末の最終週で配当権利取りの買いが入るという期待も
不発に終わりそうなセンチメントです。
日経平均はまだいいんです。
なんとか今年の安値からは切りあがった水準で止まっています。
マザーズ、新興市場のチャートが崩れてしまているんですね。
大発会から下落が続いた日本株、2月4日前後が底値なんですが、
日経平均はここを割り込んではいません。
しかし、マザーズが…。
個人投資家がいかに痛んでいるかが伺えます。
こうした状況の中でドル円がリスクオン!と上がるのは困難。
では外国人が買っているかというと、、、
ということで、センチメントは弱いものの、
結局日経平均とドル円はレンジなので、
中途半端なところで買ったり売ったりしても
ちっとも儲かりません。
レンジブレイクを狙おうものならやられます。
新年度相場が始まる来週あたりから動くのかな。
今週はこのレンジをブレイクできる気がしません。
ドル円、クロス円がこんな状況で面白味にかけるのですが、
ここのところ、ユーロの値動きがトリッキー。
25日月曜深夜にユーロドルが謎の急騰。
何故ユーロが急騰したのか、はっきりとした理由がわからないのですが
先物市場でのご発注の可能性もあるとかなんとか。
でも最近、ユーロが急伸するような局面が結構ある。
ウクライナ問題で東欧諸国の富裕層がユーロに逃げているとか、
米国がロシアの高官の米国内資産を凍結という制裁を発表したことで、
米国に資産を持つ富裕層が米国から逃げている→ドル売り。
というような見解があったりと、様々に解釈が後付されていますが、
真相はわかりません。
そして、今夜は一転ユーロの急落です。
理由はドイツ連銀総裁のバイトマン氏。
「財政ファイナンスの禁止に抵触するのはよくないが、
デフレ対策として量的緩和策を実施することは、排除しない」
と発言したそうな。
これまでドイツって緩和政策には否定的な立場をとってきましたよね。
ドイツの中央銀行バイトマン氏は、インフレを警戒、
緩和策には異を唱え続けてきたのですが、
手のひらを返した?
やはり、ドイツ経済にとって、昨今のユーロ高は歓迎できないと
いうことなんでしょう。しかし、これってユーロ安誘導発言、というか、
口先介入じゃないの~?!
3月のECB理事会では市場が予想していた緩和策を講じることなく
現状維持の政策にとどめていながら、
コンスタンシオ理事、ECBドラギ総裁、ドイツ連銀バイトマン総裁が
ユーロ高けん制、ユーロ安への口先介入とも取れる発言を繰り返しています。
こんなサプライズな要人発言が投げ込まれるのでユーロは
急落してみたり、しばらくすると謎に急騰してみたりと
とにかくやりにくい。トリッキーすぎます…。
放っておくと、じわじわユーロ高になりやすい地合いではあります。
だから、要人らがけん制発言をするわけで。
こういう急落時にユーロを買うってのも一つの戦略だと思いますが、
結構強固にユーロ高をけん制するつもりなんじゃないかって気もして、
いつまた要人発言でユーロを下落させるかわからないので
手が出しにくいですね。
今注目しているのが豪ドルの強さ。
今夜豪ドルドルは200日移動平均線を超えてきました。
強いですねぇ。。。直に豪ドルドルを買っておけばよかったのですが、
私は捻りを入れちゃっていて
ポンドオージーを1.1813でショート
オージーキウイのロング1.06614ドルでポジション作ってます。
オージーキウイは、キウイも強いもんだからなかなか上がりません(^-^;
でもオージーキウイのショートって
去年、HFとか金融機関がみーーーんな鉄板トレードとして
ポジションメイクしてきたらしいので、
相当ショートが溜まっていると思われ、
これがもし巻き返されることとなれば
スケールの大きい上昇相場がくるんじゃないかと淡い期待。
キウイは利上げに踏み切り今後も利上げを継続的に
行うとみられますが、相当に買われているので、
いい加減織り込まれちゃってるんじゃないかなーと思っているのですが。。。
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