2014年3月31日月曜日

先週末3月期末の週のドル円相場、何故かNY時間になって動意づき、
102.98円まで上昇しました。

東京時間はほとんど動きがなくて、すっかり102円台前半で膠着していたのに
(19日FOMC以降かれこれ1週間以上も102.00~102.50でレンジ)
これは、週明け4月新年度相場に期待していいってこと?!

ニュースを拾うと
値動きとしては

ダウ平均が150ドル超高と米株が急騰。
米国長期債金利も2.6%近辺から2.73%近くまで上昇。
(....それほどの上昇でもないと思うけど)

株高、債券安、日米金利差上昇でのドル円買いということのようですが。

指標きっかけなんかなぁ。。。

◆2月個人所得・同個人消費支出
市場予想通りの+0.3%でパッとしなかったものの

◆個人消費は過去3カ月で最大の伸び。良好。

◆米3月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値
わずかながら速報値から上方修正。

別に指標が良くてってことでもないわね。

ぐいぐい上がっていく感じは、ストップロスを巻き込んでの上昇って
感じです。おそらく、このところの地合いがあまり良くなかったのと、
一目均衡表の雲に頭をがっつり抑えられていたポイントである
102.50円から上の水準には、かなりのストップが置いてあったんでしょう。

それを巻き込んで上がってしまった。
このところ上値が重かった米株が上昇したことで
リスクオン的なムードが広がったということですが、
さて、週明けの東京時間にこの流れが継続するかどうか。

ドル円は年初1月2日につけた105.44円の高値から高値を結んで引いたライン
レジスタンス(抵抗線)が、103円のところに走っているのよね。

ここを抜けてきたら景色が変わる。

振り返ると先週、株式市場では配当権利落ち日に日経平均が急騰、
(めったにない現象)
そのまま週末金曜日も日経平均は続伸で終わっています。

要するに、実質新年度入りした日から相場の風向きが変わった。

これは4月前半は上がるかも・・・?!

大倉キャプテンは,このところすっかり2%半ばから3%手前で膠着してしまった
米国債10年物の金利について、
「いいニュースに過剰に反応して上がりやすい地合いになっている」と指摘されてます。

寒波の影響なのかどうかは未だ確信がもてませんが、この1月~3月に
出てきた様々な悪い経済指標にも、結局レンジ。下がることはありませんでした。
下がるというのは、債券買いになること、つまり、株が下がるということで、
リスクオフになるということですが、それがないまま保っている。

米株は高値持合いに入っていることやナスダック総合指数が崩れていることから
米株崩落説がはびこっていますが、米株が崩れれば日本株もつれ安となる
と思われるだけに、慎重にみる向きが増えてきた印象ですが、
こういう弱気が広がってきた時こそ、(なのに大崩れしていない時)
好材料に大きく反応しやすいということなのかもしれません。

消費増税の影響などで4月は上がらないと思っている人が多ければ多いほど。

ということになりますが、週明けからの相場はまず
米国の3月の雇用統計に注目かな。。。

ナスダック指数の3611ドルショートは継続中。
オージーキウイロングとポンドオージーショートは金曜に手じまいました。

というのも。オージー高が一服しそうな気配。

ユーロオージーのチャートを見て。

日足で、綺麗に200日移動平均線で止められて反発基調?!
私の見ているテクニカル指標では軒並み短期的には売られすぎを示唆。

なぜユーロオージーに注目しているかというと
このところのドル円の膠着を後目に
はっきりとしたトレンドを形成していたから。
結構ファンド勢がこっちに手を出していたと思われ。

はっきりとしたトレンドがいったん終焉するとなると
何かほかのマーケットにも変化があるんじゃないかな~と思って。

私が売っていたのはポンドオージーでした。
こちらはまだ200日移動平均線まで下げ余地があるのですが、
そもそもポンドは今年弱い通貨ではないですし(^-^;

チャートのサインだけで売ったのよね。
それがたまたまうまくいった。

でも後でよくよく見たら、ユーロオージーのほうが
強いトレンドになっていたってことなんだけれど。

ユーロオージー上昇で、オージー高はいったん休憩。

その休憩のタイミングと時を同じくして
ドル円が上がりだすとか、日経や米株などの株があがりだすとか、
そんな風に動くこともあるかも、、、とぼんやりイメージ中。

ともかく今週は木曜のECB理事会と金曜の雇用統計ですね。
日本は火曜の一銀短観。

あまり決め打ちせず、次のトレンドがどこで発生するのか
見極めてからエントリーします。

人気ブログランキングへ

【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】






※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社