さて、今週は正念場の1週間となるでしょう。
ドル円101.20円どころを守り切れるか?
日経平均14000円節目を守り切れるのか?
というのがポイント。
意外に今週は戻りを入れて、節目はサポート、
結局レンジ相場の日柄が伸びるだけになる可能性だって
十分あるんだけれど、もうそろそろ皆煮詰まっちゃってるから
勝負付けたい気分じゃない?!
気分だけで相場が動くわけじゃないけれど(笑)
日米ともに薄商いが継続してて、ボラティリティも下がってきてる。
いい加減上がるか下がるかはっきりしてくれないと
プロのディーラー勢も干上がっちゃいます。
先週末金曜の日経平均は 14096円 ▲201
その後のシカゴCME終値は14170と東京市場を40円上回っており、
とりあえずは週明けの東京市場は反発で始まりそうです。
NYダウ 16491.31(+44.50)
ナスダック 4090.59(+21.30)
というのを見ても、明日月曜は節目はサポートされそうですね。
どうも市場が悲観に傾いている気がして、そんな時は
あまり下がらない可能性が高いんじゃないかとも思っているのですが、
幅広く話を聞くと、節目は割らないとする強気派も一定数存在する
相場という気もして、そうなると、やはりここは割り込まないと終わらない
相場だという気もしてきます。
要するに、意外に強弱拮抗しているセンチメントってことで
だからこそ、レンジになっちゃってるということかもしれません。
う~む、性格的には下をやってから買いでしょ、と見えてしまって
仕方がない相場なんだけれど、思い込みは厳禁。
ユーロ円などは週足レベルでの長期チャートで見ても
揉み合いを下方ブレイクしてしまっているので、
放れにつけ!とチャートの王道でトレードするなら
鉄板戻り売りなんです。つまり、ユーロも弱く、ドルも弱い。
ドルが弱い理由は、先週とうとう節目の2,5%を割り込んだ米国長期債金利。
このところの指標がいいのに何故、金利が上がらないのだ!という謎は
各所で語られていますが、
(私も大倉キャプテンの情報をもとに
中国の外貨準備のリバランスに米国債が選ばれている説を
コラムで書いたりしていますが(^-^;)(もちろん理由はそれだけじゃない)
先週なぞは、なぜかイギリスのせいで世界の金利が上がらないという
説も飛び出したりして
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140515/k10014466501000.html
(イングランド銀行のカーニー総裁が利上げを急がない考えを示したと受け止められ、これをきっかけに世界的な低金利は当面続くという見方が広がりました。
このため、アメリカや日本、イギリスなど、各国の国債を買う動きが強まり、アメリカの長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りは2.52%台をつけ、去年10月下旬以来、およそ半年ぶりの水準まで低下しました。)
ポンドも安けりゃドルも安いみたいなことになっちゃいます。
おまけにユーロはドラギ総裁の「6月は緩和やるぜ」発言で
(本当にやるかどうかについては見方は分かれていますが)
こちらも弱く、これじゃ、追加緩和期待があったのに
当面やらないという姿勢を示しちゃった(と受け止められる)
日銀、日本が独歩高になってしまうじゃない、という状況に
追い込まれてきたったってことになるわね。
今週は21日水曜日に日銀の金融政策決定会合が予定されていますが、
大方の見方は追加緩和見送りで一致しており、
何も出なくても失望売りはほとんど出ないとみられている一方、
もし、市場に歩み寄る発言があれば、その意外性から
猛烈に円売りが進む可能性も秘めているような気もします。
市場のコンセンサスは、黒田さんがインフレターゲット2%に
強い自信を示していることから、日銀の役割としては十分に責任を
果たしていると考えているだろう、ということで、日銀は
当面動かないとみている向きと、
それでも消費増税に影響が出た場合や、次の消費税UP(10%にまで
引き上げる)決定が7-9月のGDPが判断基準となることから
7月にはやるんじゃないかという見方が大勢。
今回の5月に期待する向きはほぼゼロ。
それだけに何か黒田さんの歩み寄りがあった時の
踏み上げ相場が怖いところでもあります。
まあ、6月には政府から成長戦略が出てくるので
それまでは何もないとは思いますが。
先週Nasdaq指数をショートしていたのですが、
週末金曜の引けにかけて猛烈に買い戻されており、
損切り撤退(一時利益だったので下手くそトレード(^-^;
ユーロ円の139.73円ショートはまだ持っています。
日銀通過時にはちょっと警戒が必要かと思っていますが、
チャートだけで見れば、ショート継続でいいはず・・・?!
相場感をあまり持たずに対処するが吉かしら。
ただし、そろそろ何かはっきりした動きがでるのでは。。。
という妄想も膨らむところではあります。
今週5月20日は火星の逆行が順行に戻ります。
節目、転換となる可能性もあるかと?!(上か下かはわかりません)
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