2014年5月23日金曜日

22日(木)は、かんぽの日本株買い増の報道がショートカバーを誘発、
かんぽ生命、日本株を3000─3500億円規模で買い増しへ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0E206H20140522

日経平均が大幅高となりました。
14337.79(+295.62)

ドル円も101.38レベルから101.76まで
日経平均の動きを見てショートカバー?!
買い上がる展開となり、101円割れは買いであったことが
確認できたわけです。

日経平均は空売り比率も31%辺りまでさがってきており、
今日23日金曜も、週末前でさらなる売りの手仕舞いのフローが
見られそう、と荻野金男さん。

その夜22日の米国市場はダウ、ナスダックともに上昇し、
強気継続。昨夜は中国製造業PMIが49.7と予想以上に改善。
景気の拡大・縮小の分水嶺である50に近づいたことや
小売企業の予想を上回る決算が相次いだことが好感だれたそうで。

商いが盛り上がらない中での静かな上昇って感じの米株。
10%程度の調整はいつ起こっても不思議ではないので
買い方も慎重なんでしょうけれど、売ると踏まれる相場(笑)
米企業の自社株買いが相場を支える米株は暴落はないのかな?

ボラティリティがなくてトレーディングはしにくいですよね。

21日水曜のNY時間から10年債金利が上昇基調にあり、
ドル円が101円台割れからの立ち直りを見せたのが
今週の強気の初動。

そこから昨日のかんぽの日本株買いのニュースへと
つながり、日米両輪の強気材料に敏感に反応した、ということで、
意外に「いいニュース」に反応するセンチメントになってる。
悪いニュースはもっと沢山あるように思うけれど、
下げ切らないものね、いいニュースに飢えていた地合いを考えると
いいニュースのほうに反応しやすくなっていたということかなぁ。

ただし、今週末25日には週末にはウクライナの大統領選挙。
政学リスクなどもくすぶることになるので、14000円割れで拾った
日経平均は今日あたり利食ってしまおうかと思っています。

しかも来週の月曜日はロンドン、NY市場とも休場で
欧米勢は3連休に入ります。今夜は欧米市場でも
ポジション整理が入るんじゃないかな。

ドル円が強いものだから、ユーロ円もつれ高で
私のユーロ円ショートが(^-^;
一時撤退です。微益に終わりました。。。。

素直にユーロドルの方が良かったかな、、、売るなら。

ユーロは戻ったら売られる地合いは続きそうです。

ドイツ連銀総裁が、昨日フランクフルトでの行事に出席し、
非伝統的な金融政策が検討されるだろうと述べたってのも、
いよいよ6月には追加緩和に踏み切るだろうという
市場の思惑を強めています。

それから22~25日は欧州議会選。

フランスなど多くの国で反EU的な政党の支持率の高まりが懸念されています。
欧州議会選挙の波乱を警戒してか、ドイツ国債利回りが低下傾向で
これがユーロの上値を抑えていますね。

フランス、極右政党が今支持率NO1らしいわ。
脱EUを掲げているっていうんだから、無視はできない材料です。
ユーロはどこかでまた売り参戦画策中。


※トルコリラ中銀が予想外に利下げ!!

私は1月のアルゼンチンペソ介入停止を受けての新興国通貨安の時に
トルコリラ買ってます~(笑)

なんと突然政策金利を -50bps、9.50%へ 引き下げた(;゚Д゚)

のにも拘らず~上昇してる・・・?!

南アランドも、
前日のCPI上振れや一部市場参加者の利上げ期待にも拘らず
南ア準銀が政策金利を据え置いた(5.50%)にも拘らず、
発表後に上昇しているとプレビデンィアストラテジーの山本雅文さん。

トルコとか南アのニュースまで追いかけるのは大変なので
Reportがとても助かります。
http://praevidentia.com/index.html



人気ブログランキングへ

【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】






※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社