2014年6月4日水曜日

強いわ~日経平均。4月4日以来、ほぼ2か月ぶりに15,000円
(ザラバ高値15,091円)を回復しました。

日経平均  15034.25(+ 98.33)

2日月曜の米国市場ではISMの数字が2度も修正されるという
珍しいことがあったのね。
ISM製造業景気指数 予想は 55.5
 
最初の発表 53.2 → 悪い~!!ドル売りになったものの
修正1度目 56 と修正発表があってドル買いに。それで済まずに
修正2度目 55.4 だそうで、結局、最初に慌てて売った向きの買戻しで
ドル買い基調で終わるという…(笑)

それでも2日月曜の米国市場で米10年物金利が2.5%台回復したので
ドル円は堅調に上昇して102円台でしたし。
ダウ平均もS&P500ともに最高値を更新ですし。

下げる理由が見当たらなかった。

おまけに日経新聞。

◆GPIFの年金積立金管理運用独立行政法人の米沢委員長は、
129兆円の資産運用の見直しについて
「政府から要請があれば、8月に発表する可能性もある」と
述べた。現在12%としている日本株の基本比率は、
「20%というのも高すぎるハードルではないかもしれない」とし、
大幅な引き上げを検討する意向を示している。

海外勢が大好きなネタが投下されました。
加えて

◆安倍首相、世界経済フォーラムの会合で講演し
「法人税を国際相場に照らして競争的なものにする。
今月中に改革の方向性を決定する」と発言しています。
今月にまとめる成長戦略に法人税の実効税率引き下げを
盛り込む方針を改めて示した。

また、麻生財務相は閣議後の会見で、
法人実効税率引き下げについて、責任ある代替財源の明記が
あれば来年度から実施しても構わないとの認識を示した。

ということで、ん~市場はそもそも期待していたし
新味があるかというと、今更驚くことでもないのですが、
それでも、ポジティブな材料に反応しやすい地合いが醸成
されているためにイチイチ反応するということなのでしょう。

個人も動き出したみたい。

マザーズ指数は2003年9月に算出を始めて以降
初の11連騰を記録しているんです。凄いチャートよ、
まるでロケット発射。

『ミクシィ相場』らしいですね。ミクシィが下げない限り、
指数の勢いもなくならないとの指摘もあるようです。
ミクシーとマイクロニクスは3日より引き揚げ規制を実施すると発表
したことで8%安まで下落していたものが大引けにかけては16%高。
止まりません~

ということで、マザーズ指数なんかを見ていると
若干やりすぎというか、過熱感があるようにも見えますが、
日経平均にはそれが感じられません。

今日の東証1部の売買代金は2兆円と商いも盛り上がりつつあり、
これは押し目を拾うプチバブル相場に乗らない手はないでしょう。

ということで、インド株インデックスロングは継続。
…なんでインドやねん~って。

今、日本が一番妙味アリの水準だけど、インドもそうよ、
政権交代してモディノミクスに湧いているんだから。
まるで日本のアベノミクスの初動の頃と一緒よ~

で。日経平均ねぇ、、、買い場待ってるんだけれど
再入場できずにいます(笑)13000円台を拾ったのになぁ。
さっさとリグってしまった・・・
インドは綺麗ないい押し目で入れたので、鉄板保有の所存。

行くとこまで行かないと下がらない相場に入っていると
思うので、商品以外のリスク資産は買う方向で。

今夜は米株がやや軟調なので、明日の日本市場もさすがに
ちょっと押し目があるんじゃないかと思います・・・


*******************************

それと。ユーロショートはいったん撤退~。
ほぼ私の売値まで上がってきちゃいました(笑)
マイナスにならないうちにと、薄利でやめました。
明確に200日移動平均線を超える上昇となるかどうか、
微妙だと思うのですが、それにしてもあまりに
200日線を割り込んだ割にはしつこい買いがあるわよね。
加速して下げない。。。

今日3日火曜発表された
ユーロ圏の消費者物価速報値は
前年比+0.5%と予想0.6%を下回る内容。

同時に発表された4月ユーロ圏失業率が11.7%と
予想の11.8%より強かったため持ち直し。

やはり低インフレであることが確認できたわけで
今週のECB理事会への追加緩和期待が高まる結果ですが、
ユーロ売りの反応は一時的に終わったのは失業率改善もあるけど
随分追加緩和は織り込まれて下げちゃったということのようね。

理事会前にもっと買い戻されて上がるようならその高値で
売り参入したいと思っていますが、
安易なポジションを取りたくないタイミング。

かわりに今日ポンド円を171.51円でロングしています。
ユーロとポンドなら金利引き上げ思惑があるポンドに買い妙味。


*******************************
そして豪ドル。

RBA理事会の結果はコンセンサス通り政策金利は据え置き。
声明でのスティーブンス総裁ののコメントも新味なし。

ただ、ショートしていた向きが多かったのか、
理事会通過後は豪ドルがじわじわ買われる展開。

今日発表された指標の4月豪小売売上高は
前月比0.2%上昇と予想0.3%上昇を下回りましたが、

1-3月期豪経常収支は 57億豪ドルの赤字と
予想の70億豪ドル程度の赤字よりもマシ…じゃなくて
強い内容となったことが好感されたのかもしれません。

豪ドルは0.95~0.96が上値になるだろうと思われるものの、
現在の水準では放っておけば買われやすい通貨。
低金利政策とはいえ2.5%の金利があります。

そして0.95はスティーブンスさんが
過去に高すぎると言及したレンジの下限。

下げたら買いかもしれませんが、高くなれば
スティーブンスさんが何か口先介入してくるリスクがあるので
中期的に買うのではなく、短期トレードに徹するべし。

人気ブログランキングへ

【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】






※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社