2014年7月1日火曜日

日経平均、意地でも下げさせない?

30日㈪ 15162.10円(前日比+67.10円)

マイナスになる局面も見られましたが、買いが控えている印象で
崩れるということがない。

3共済が国内株を積極購入、公的年金運用の見直し前に=市場筋
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0F023720140625?sp=true

やはり年金マネーなのでしょうか。
ドル円がじりじりと円高気味なのにもかかわらず
踏ん張りを見せる日経平均。

ただ、この記事で気がかりなのが
「3共済から資金配分を受けた運用会社が5月から株式購入を開始、
6月末までに購入を終わらせるよう求められているという。」
って記述ね。7月からはどんな計画なんでしょうか…。

しかし、ドル円は上昇しません。
日経平均が管制相場と言われる所以でしょうね。
為替関係なしということは、海外の買いじゃなくて本邦買い?
(海外勢なら日経を買う時にヘッジでドル円も買うことが多い)

101.23円まで下げています。
200日移動平均線を明確に割り込んできているのが気がかりで
チャートの定石なら売る相場。
しかし日経が上がるので崩落がない、というところかしら。

どっちに引っ張られるでしょうねぇ。。。

米国サイドからもドル買いのサポートはありません。

今夜も米国債10年物利回りは2.524%まで低下しています。

おかげで、ユーロやポンドも買われちゃってドル独歩安。
ユーロ・ドルは1.3698ドルまで上昇しています。
ポンド・ドルは1.711ドルまで上昇、週足で見たら去年の6月から
綺麗に1年間上昇トレンドを描いています。
新値更新となる大相場。

今年はテーパリング開始で皆ドル高予想だったのにねぇ。。。

ドル安なもんだから、今夜米株も下げません。
ダウショートはまだ粘っていますが、
Nasdaqが強い強い。
モメンタム系には再度買いが入ってますね。
となると、明日も日経は強いのかも・・・?!

ドル円と日経の相関が落ちているので、わかりにくいですね。
米株が落ちなければ日本株も落ちないと単純に割り切って
見ておいていいのかもしれません。

それにしてもボラティリティは低いので取りにくい相場。
今はオプションディーラーばかりが儲かっているみたいよ。
オプション売ってプレミアムを貰ってるだけ。
つまり、ボラティリティがなくてもいいのよ。
現物からデリバティブに資金が動いちゃっているのかもね。
オプションは私も勉強不足。ここでも受けられる気もしません(^-^;

ボラティリティが出てくれないとなぁ・・

3日(木)はさすがに動くかしらね。


さて今夜の米国指標は

5月の仮契約住宅販売指数が市場予想を上回る伸び
5月の中古住宅販売仮契約指数は前月から6.1%上昇し103.9
   昨年9月以来、8カ月ぶりの高水準。
    上昇率としても2010年4月以来の大きさ。

指標が良ければ金利先高観が出て株が崩れるかも・・・・と昨日の
ブログに書きましたが、大間違いね。これだけいい住宅指標が出て尚
金利が下がり株高になった。

先週のブラードさんの発言はなんだったんでしょ。
彼の発言で金利が意識されて株下がったのに。

今夜は ウィリアムズ米サンフランシスコ地区連銀総裁が
FRBとして「当面は」利上げを実施しないとの見方を示したことが
報道されており、これが後押ししているのかもしれません。

今夜は6月ユーロ圏消費者物価指数HICP速報値が出ました。
前年同月比0.5%上昇と市場の予想通り。
これを持ってユーロが動いたという相場でもありません。
今夜のユーロが高いのは米金利低下でのドル安のせい。

この指標をもって今週7月3日の理事会で
新たな緩和策が導入されるほどの軟調さとは言えず
ユーロ独自の材料にも欠ける展開。

今夜は穀物急落、USDAから作付面積が出る日だったわね。
恐らく大豆の作付が増えているはず、、、そういう値動きだったわ。
明日には誰かがReportしてくれるでしょう。

大豆をちょっとだけ売ってみた。

ダウのショートはそのまま、ほぼ変わらずの水準。
ドル円のショートはワーク中。継続保有です。

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