ジャクソンホールシンポジウムでの
イエレンFRB議長、ドラギECB総裁の講演を受け
週末金曜のNY株は
ダウ工業株 17001.22(- 38.27)
だったのですけれど、ドル円相場が週明け月曜の早朝、
シドニー市場ギャップアップ(窓を開けて)ドルが急伸。
ドル円相場は一時104.47円、
ユーロドルが1.3184までドル急騰となりました。
おかげで今日は日経平均も強かったわけですが、
週明けのギャップアップのドル急伸は
ロシアの支援車両が、ロシアに帰還した
スイスの製薬会社が米国のバイオ テクノロジーの
InterMuneを買収へ(ロイター)
ということなんじゃないか、と西原さんが有料メールで
配信してくださっています。
さらに真相は大手HFによる巨額なドル買いというネタも…?
ということで日経平均は午後13:20には上げ幅が89円まで。
日経平均は結局 74円高 15,613円
ドル円も、104円台での推移となりました。
欧州時間には104円割れとなっていますが、
ジャクソンホールというイベント通過でもなお買われた相場、
一呼吸というところでしょうか。
103円台前半くらいまで調整があってもおかしくありません。
ただ、長らく溜め込んだエネルギーが放たれたばかり、
ここから値ごろで短期で売るなんて考えないほうがいいと思います。
押し目は丁寧に拾う方向ですよ。
だって、今夜は
☆ウクライナ、ロシアから侵入した戦車2台を破壊
なんていうヘッドラインが入ってきているのに
米株堅調です。ダウは現在100ドル以上上昇しています。
ちょっと前の地合いならリスク回避で売られていました。
おまけに住宅指標が悪かった。
米国7月新築住宅販売件数は前月比▲2.4%の41.2万戸!!
6月の42.2万戸から減少しています。これは3月来の低水準。
また8月サービス業PMI速報値は58.5と5月来の低水準でした。
ただこちらは市場予想が58.0と低めだったので、それよりはいいかな。
総合PMI速報値も58.8で、5月来の低水準。
米国指標が芳しくなくても米株が買われている今夜。。。。
完全にリスクオン相場に戻っているのね。
いつのまにかダウは17000ドルを回復しているし、
SP500は前人未到の2000p乗せです!!
米株下落リスクってずっと指摘され続けていますが、
下がりませんよね。まだ弱気論があるので、上がるんだと思います。
皆が弱気を諦めて買うしかないっていうバブルの様相となったら
気を付ければいいかな。今は、米株弱気論があるので
下がらない相場なんだと思います。
皆が買って買って買い捲る相場が来たら終わり。
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明日26日にベラルーシのミンスクで
ユーラシア連合首脳会談が開催されるそうです。
プーチン大統領、ポロシェンコ・ウクライナ大統領、
アシュトン欧州連合外交安全保障上級代表が首脳会談を行うとかで
どんな話合いが行われるかはわかりませんが、
何か前向きな話し合いとなったような報道があれば
リスクオン相場は加速するかもしれない、と見ておくべき。
今夜はロシアの戦車が破壊されても気にしていない相場です。
リスクより、リスクが去った時の方が大きく反応する地合い
なのだと思います。。。
今日ドイツのIFO8月業況指数は106.3と7月の108.0から低下!!
市場予想の107.0も下回りました。
IFO経済研のエコノミストは
ドイツの今年の成長率見通しを現在の2%から1.5%に引き下げる可能性が
高いとし、第3・四半期の成長率はほぼ横ばいになるとの見解を示しています。
ドイツの4-6月期GDPはマイナスに転落しており、
EUの頼みの綱のドイツまで景気が悪化してきているのは
やはり対ロシア制裁の影響も大きいと思われます。
ということで、この状態をこのまま放置できないのがドイツの本音
じゃないでしょうか。会談では前向きな話し合いがあるものと
思うんだけれど・・・。
ということで、日経ロング、ドル円ロングは継続。
ユーロは短期的な巻き返し局面もあるかもしれませんね。
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今、米ドルに次いで強いのが豪ドル。
先週の8月のRBA豪準備銀行理事会議事録では
「多大な不透明感が生じることは避けられない」として
成長への懸念が示されたのですが、
翌日に行われた議会証言でスティーブンス総裁は
「利下げが役立つなら検討しないこともない」と
ここからの緩和に関しては懐疑的?な発言をしています。
利下げに対して慎重な姿勢と受け止めればいいのかしら。
同時に「最近、利上げを考えたことは一切ない」とも発言しており、
当面、政策金利に触るつもりがないようです。
ということで、利上げ思惑が大きく後退した英国ポンドや
利上げ打ち止めとなったんNZドルに比べれば
ネガティブな印象がないのよね。
ということで豪ドルが強いと思われます。。
そもそもが金利がある通貨。
ドル、円、ユーロがゼロ金利ですので、
豪ドル/ドル
豪ドル円
ユーロオージー
という組み合わせでは、淡々と豪ドルを買っていれば
スワップ(金利差)収入が得られるということもあり、
豪ドルが強いんだと思います。
現在の相場は、米ドル高なんですが、次に強い豪ドルを買うもの
戦略として組み入れてもいいかもしれません。
ただし、随分買われちゃったので、ここから参入して
いいのかどうかは難しいか(^-^;
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2014年8月26日火曜日
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