2014年9月10日水曜日

ドル/円相場、今日10日水曜は106円79銭まで円安ドル高進行中。

なんだかちょっと怖いくらいの勢いですが、
一応米国債10年物利回りも2・5%まで上昇しているといえば、
上昇しているわけですが、金融貴金属アナリスト亀井幸一郎さんの
レポートにこんな記述が。

昨日はサンフランシスコ連銀のエコノミストの手によるレポート(投資家がFRBによる利上げペースを過小評価している可能性があるという内容)を取りあげましたが、9日は、NY株式市場の下げが、このレポートに反応したものと解説されています。
うがった見方をするならば、来週のFOMCにて声明文の文言をややタカ派的なものに変えるにあたり、市場に与える影響(ショック)をアブソーブしようとの配慮があるのかもしれません。

え~と、サンフランシスコ連銀のエコノミストのレポは。。。
これね。

金融市場は米利上げペースを過小評価-サンフランシスコ連銀
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NBLOLL6JIJV301.html 

これを受けて、足元で金利が上昇傾向にあるのかしら・・・。

ということで、円安、というだけではなく、本格的にドル高なわけですが、
今日10日水曜は、ユーロ/ドル相場、ポンドドル相場などは
下値圏で乱高下の様相です。
下げ止まっていると言えば、そうとも捉えられますが、
反発基調に入っているとまでは言えない。
もう一段安になるリスクは否定できない地合いですね。

それと、これまで米ドルの次に強かった「豪ドル」が
ここ2日ほど凄い勢いで調整してきています。。。
一体なんでしょうか?

これと言った、豪ドルが売られるニュースは見当たりません。

昨晩は商品市場で金先物価格が1250ドル台まで下落、
足元では反発していた原油価格も再下落となったことを受け、
豪ドルを中心にNZドルなど資源国通貨売りが進行しました、

という解説を見つけたくらい、、、商品安で豪ドルが売られるなら
とっくに豪ドルは安値圏に沈んでいると思われますが、
為替市場というのは、その時々で1番強い材料が変わるのよね。
これまでは、消去法的にそれでも金利がある豪ドルが最も安全だった、
というのが主軸だったわけですが。

商品価格の下落はドル高によるところが大きいと思われますが、
原油やプラチナ、穀物市場などは需給が緩い状況でもあり、
今年は、全般商品安の地合いが継続しています。

それと、西原さんの有料メールにはこんな気がかりニュース。

オーストラリア安全保障情報機関(ASIO)のアーバイン長官は9日、
同国出身者の過激派組織への関与やイラク・シリア情勢などを受け、
国内のテロ警戒レベルを「中」から「高」に引き上げることを検討していると述べた。

これが、上値を抑えている??

イギリスもそうみたいね。

テロの脅威が…イギリス国内の警戒レベル引き上げ
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000033594.html

イスラム国の影響はマーケットにもじわり闇を広げているのやもしれません。


それでも、ドル/円ロング、日経ロングはまだまだ保有継続!

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