2014年9月7日日曜日


いや~ECBに続いて、雇用統計の数字にもびっくりです。

日米欧のイベントが注目された9月第1週。

①内閣改造閣僚名簿を巡って海外勢参入からの日経上昇、ドル円上昇。
②ECB理事会で利下げとABSカバーボンド購入発表でユーロ安によるドル高。
③そして、雇用統計で予想を大きく下回るNFP受けて株高も、ドル安?!

【8月雇用統計】
予想 22.5万人 → 結果 14.2万人 
失業率 6.1% 予想 6.1%と同じ
労働参加率 62.9% → 62.8%に低下。

要するに、悪い。
NFP20万を下回った、、というより15万を下回ったなんて。

悪い数字、、、ということで、早期利上げの観測が遠のいたんですね。
つまり、低金利政策はイエレンさんの言うように
やはり長期化しそうだ、と。

ドル高となっていたこのところの流れに水を差す結果で
ドル円相場は 104.68円まで下落。

米株は上昇です。

ダウ平均   17137.36(+67.78 +0.40%)
S&P500    2007.71(+10.06 +0.50%)
ナスダック   4582.90(+20.61 +0.45%)

ただし、ドル円相場はNY引けにかけて105円台に戻しています。
これまでのドル円上昇が過熱していた、というならば
急落した後、どんどん投げが出てポジションが整理されていく中で
下落が続くと思われますが、反発しているということは
下がったら、買いたかった向きの買いが確り入っている?

あまり弱いという印象がなかったですね。

それはユーロドル相場を見ても同じで、
雇用統計発表後、ユーロドルも急伸したのですが、
あまり伸びず、すぐにだれてしまいました。
ユーロ安の流れに歯止めがかかるというほどの衝撃ではなかったのです。

ということで、ドル高相場、いったんこのレベルで
揉み合いとなる可能性も否定できませんが、
ドル高の終焉と言うほどの弱気に傾いてはいないということ。

それ程に、まだまだユーロの先安観、そして円の先安感は
強いということなのかもしれません…。

今週は104.50~105.50円のレンジかな?

ということで、102円台.103円台のドル円ロング、
14000円台の日経ロングのポジションは
動かしていません。そのまま継続です。

104.92円のドル円ロングだけはいったん止めましたけど(^-^;

ドル円が、少し弱含んだことで、NY株が高くても
CME日経平均先物 15650。金曜の終値15668とちょっと弱い。
日経平均も、大きな下落とはならないにしても
弱含みでのスタートとなるかな?

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