2014年9月16日火曜日


祝日15日月曜、東京市場は休場。

米国株は冴えない値動きです。
ダウ平均はマイナススタートで+になったり-になったりと
神経質に動いていますが、強さは感じられません。

ドル円相場も107.007円まで下落しており、上昇の勢いは完全ストップ。

今週はイベントが多いために慎重にならざるを得ないということか。

というか、今夜発表された経済指標のせいかもね。


①米・9月NY連銀製造業景気指数
前回:14.69 予想:16.00 結果:27.54

これは良かったのよね。2009年10月以来の高水準!!
なのに、マーケットは全く反応しませんでした。

内訳の指数では、販売価格や出荷が伸びた一方、雇用は減速。

しかし、この伸びには目を見張るものがあったのに、
相場の反応がないというのは・・・。

②米・8月鉱工業生産(前月比)
前回:+0.4% 予想:+0.3% 結果:-0.1%

③米・8月設備稼働率
前回:79.2%(改訂:79.1%)予想:79.3% 結果:78.8%

8月鉱工業生産の発表を受けて、米長期金利が低下。
12日金曜の2.614% → 2.585%へ。
これでドル円が下落したのね。

8月米鉱工業生産は、7ヵ月ぶりのマイナスです。
主力の自動車・同部品が落ち込んだことが全体を押し下げた模様。
緩やかな上昇基調を維持してきた鉱工業生産にも陰り?!

設備稼働率も4ヵ月ぶりに低下しています。
製造業が▲0.4%と7ヵ月ぶりのマイナスに沈んでいます。

内訳で目立つ悪化は自動車・同部品の▲7.6%
この分野は7月の数字が +9.3%と非常にいい数字だったため、
(それまでの5ヵ月間の平均は1.8%)
その反動でのマイナスだという可能性もありますが、、、。

ということで、今週のFOMCでの声明がタカ派になるとの思惑で
買われてきたドルも一服となっている今夜。

それでも何とか107円の大台を割り込むことなく
反騰しているところをみると、相場の基調を大きく変えるような
材料ではなかったということでしょう。

戦略としては大きく下落するところがあれば、買う方向です。
○ケべ心を出して、ドル円を売ったりするとやられる相場だと思う・・。

今夜のレベルで買い増そうとは思いませんけれど。。

105円台くらいまでの調整はあってもおかしくはないのよね。

だからと言って売ると失敗するというのは矛盾しているのですが、
大局に逆らうポジションはとるべからずなのです。

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今日の値動きで印象的だったのが、週明け月曜寄付きの豪ドル。
週明けの豪ドルは窓を開けての急落スタート。

これは先週末に発表された中国8月鉱工業生産の悪化などが嫌気された模様。
伸び率が2008年以来の水準へ鈍化。
小売売上高も予想を下回り、これらの景気減速の指標をみると
成長目標未達の可能性が出てきたんじゃないか、ってんで、
中国と関係の深い豪ドルが売られたって解説になっています。

でも、今日の下落はそうかもしれないけれど、
先週の下落は説明がつかないのよね。

豪ドルってば、先週9月8日から12日1週間で
クロス円では98.64円から96.92円まで大幅下落、
この期間はドル円相場が105円から107.39円まで
2円以上もの上昇を見せたのですが、
豪ドル円はドル円上昇に連れ高とはなりませんでした。
ドルストレート通貨で見ても、先週1週間で
豪ドルドルは0.9373ドルから0.9029ドルまで3%超も急落しているの。

先週の豪ドル・米ドル取引の出来高は2倍に増加していた模様で
レバレッジがかかっている市場参加者には明白な売り傾向があったとか。
(ロイター情報)
米商品先物取引委員会(CFTC)の統計によれば、
投機的な買い手による豪ドルのネットの買い越しポジションは
9月最初の週にピークに達しており、
豪ドルが今後さらに下げる可能性を示唆しているそうな。
(ロイター情報)

背景にあるのは「キャリートレードの巻き戻し」。
金利の安い米ドルを借りてきて、金利の高い豪ドルを買っていたが、
それを手仕舞っているということですね。

これまでは欧州、英国、日本、NZなどに明確な売り材料が存在し、
ユーロ安、ポンド安、キウイ安、円安が進んでいたのですが、
これが極まってきたワケで、これ以上のドル高には
もういっちょ材料が欲しいところに来ていたところで・・・。

そうだ!来週はFOMCだ。ここから安心してドル買いできるのって
豪ドルくらいしかないよね、それに、考えてみれば
かなり豪ドル買ってたっけ。そろそろポジション調整をしなければ。

ということで、一気に豪ドルロングの手じまいと
仕掛けの豪ドル売りが出たってことじゃないかと思われます。

それほどに、今週のFOMCは注目度が高いということで、
豪ドルにもやはり、その波が押し寄せたってことでしょう。

FOMCの結果をうけて、ドルは乱高下必至と思われますが、
恐らく、深く突っ込んだら最も早く買い戻される通貨となるんじゃないかな?
豪ドル円は今週の安値で拾ってみたいですね。

中国の景気後退、、というかクラッシュは怖いのですが、
それを怖がっていたら何も始まらないので、
それが来たら逃げられるようなストップを常に置いて
チャンスが来たら攻めることです。

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気になったニュース

OECDは15日、世界経済の中間見通しを発表

2014年の日本の実質経済成長率を5月の1.2%から0.9%に下方修正。

消費税増税に伴う需要の減少が予想以上だったことが理由。
15年の成長率見通しも1.3%から1.1%に引き下げた。

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