FOMC控えて今夜は小動き・・・
だなんて思っていたら大違いだったわ!!
16日㈫NY時間
FOMC予想を巡って、加えて中国が動いて
為替も米株市場も乱高下。ビックリな値動きです。
①Fedウォッチャーとして著名な
米ウォールストリートジャーナル紙のヒルゼンラス氏。
FOMCが今回の会合で声明を維持するとの見通しを繰り返しました。
「連銀は資産購入終了後、
利上げ開始までにconsiderable timeとの表現を消さない」
considerable time → かなりの期間
つまり、長期に渡って低金利政策を継続するスタンスを
今回のFOMCでfedが変えるわけないじゃない、
ってことをヒルゼンラス氏が繰り返し強調したということに
過ぎないのですが、かなりドル買いが膨らんでいましたので、
その巻き戻しが入っているということね。
ドル円相場は106.80円近くまでスコーンと下げました。
ユーロ・ドルは1.2936ドルの安値から1.2984ドルまで反発。
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おまけに今夜はなぜか中国が動きました。
②PBOC(中国人民銀行)、
中国5大銀行に5,000億元の流動性供給開始(資金注入)」
現時点1:40 でもまだヘッドラインしか報道がなくて
詳細がわからないのですが、
要するに元が中国国内の銀行に供給されるわけです。
最近中国のニュースにあまり注意を払っていなかったので
資金供給しないといけないほどに、流動性が枯渇していたのか、、、
信用不安があったのかどうかわからないのですが・・・
突然のこのニュースに中国と関連の深い豪ドルが急騰しています。
豪ドル円97.30円近辺まで(今日の安値は96.36円)
豪ドルドル0.9102ドルまで(今日の安値0.8988ドル)
これも資金供給ということで緩和策よね・・・?
ということでしょうか、米株も大幅上昇となっています。
ダウ平均とか、17000ドル割り込んできていて、
ちょっと深めの調整来る??というようなムードだったのですが
(12か月で最も株価が下げる月9月だしね)
リバース!!再び17000ドル台で7/17につけた17151ドルの高値まで
あと少しのところまで戻っちゃってる(;゚Д゚)
19日とも言われているにアリババの米国市場への上場を控えて
換金売りが出ているとも指摘されていましたが、
(それもアリババの株買うためのキャッシュ化ですが)
FOMCでは文言変更なしとの思惑が広がったことと
中国の流動性供給を背景に、それ程売り込まれる流れを作ることなく
乗り切って、この史上最大規模のIPOも
大賑わいで成功しそうなムードに。。。
※中アリババ集団がNY市場への株式上場に伴う
公募・売り出しの仮条件をこれまでの1株当たり60~66ドルから
66~68ドルへ引き上げると発表
IPO規模は最大218億ドル(約2兆3370億円)となり、
世界記録を更新する可能性も。
この資金を作るためのドル買いでドル高になっていたんじゃないの?
って話もあるので、19日の上場の後のドルの値動きは注意が必要かも
まー景気のいい話で。
やはり、この地合い、売るのは駄目だってことね。
9月とかアノマリーとか関係ないわ、今年の相場。
ただしドル円は米国の低金利政策長期化思惑の広がりで
106円台に落ちてきましたが、下がれば買い遅れていた向きが
すかさず拾ってくるだけのこと。崩れる地合いでは
決してないので、買われすぎじゃない?なんて値ごろ感だけで
売りから入るべからずですよ。
買いたくても買えていなかった向きは下がったら買ってきます。
だけど、今夜の下落で私が買えたかと言うと・・・
やっぱり、この水準じゃ怖くて買えないのよね(^-^;
もっと下がるかも??
なんて思っちゃう。買い増すのって難しいわよね・・・。
かといって売る相場じゃないし、手出しできません~
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9月の独ZEW景気期待指数は6.9、前月の8.6から低下。
2012年12月以来の低水準。
英スコットランドの独立の是非を問う住民投票について
懸念が広がったため、という解説もあるようですが、
ドイツの景況感まで悪化し始めている欧州。
スコットランドだけじゃなくて、ウクライナ情勢からの対ロ制裁の
影響は報復措置への悪影響の懸念なども影を落としているんでしょう。
ただ、ECBの発表前の回答に比べ
発表後は幾分改善したということみたいです。
ECBの決定が成長やインフレに
若干プラスの影響を与えた可能性があるということで、
ユーロは今、ユーロそのものの材料で、というより
ユーロポンドでポンドが下がるものだからユーロが強くなるのに
連れ高となってユーロドルが下げ止まっていたりと
他通貨につられる動きとなっています。
今夜はヒルゼンラス記者の発言でドル安になったおかげで
ユーロ高となっていますね。
かといって、大きく反発しているわけではなく、
あくまで下げ止まっているという程度ですが。
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ポンドは、スコットランド独立の予想とか、
イギリスではメジャーな「賭け」の対象となっている模様で
その結果に振り回されているようです。
足元では独立反対票が上回る予想となっており、
これがポンドの巻き返しに繋がっていますが、
ボラが大きいので出だし無用だわ・・・・
ポンドドルは週明けに大きく空けた窓を埋めてきましたが、
ようやく埋めたばかりで、それ以上の上昇にはなっていません。
恐ろしいのがポンド円で、窓埋め完了どころかすさまじいV字回復で
ポンドが下げ始める前の7/3の高値に迫るところまで
急反騰しています。戻り売り参戦でもしていたら見事な串刺しだわ(;゚Д゚)
こんなわけのわからないボラティリティのポン様とは
距離を置くが吉。
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