2014年9月2日火曜日

さて、今週の最大の注目は雇用統計よりECB理事会ですが、
(現在のドル高はユーロ安に起因するところが大きいため)
9月最初の取引となった今日月曜の為替市場を見ていると
ドル円はじめポンド円やユーロ円、キウイ円、オージー円と、
クロス円通貨も円安となっていることから、
GPIFによる外貨投資への思惑も更に膨らんできたかな?
という印象もありますね。

ユーロ安がもたらすドル高が最大の理由だとするならば
ドル円だけが上昇、ユーロ円やクロス円はそれほど上がりませんが、
今日は、ユーロ円もクロス円も買われていました。

ということで、今週はGPIFへの期待のポジションも膨らむものと
思われ、これはもっと広く見ると、3日の内閣改造に向けて
安倍総理と石破幹事長の和解により自民党政権が一枚岩になった、
ことがもらたす期待からも齎されているんじゃないかな?
なんて思ったりもします。これは妄想に過ぎませんけれど。

ここからはドル円だけでなく、クロス円でも円安方向への
ポジションを取る戦略でいいのかな、と思います。
ただ、買うタイミングはしっかり「下がった瞬間」を狙わないと
ダメですけれど・・・ということで、今日は買ういいタイミングが
なかったので手を出していません。

そしてECB理事会ですが、

ゴールドマンが顧客向け文書で
ECBは今年12月の会合まで政策をおおむね据え置くと予想した模様。

ただし、今後数カ月にインフレ率がゼロに向かうか
マイナスになった場合、ソブリン債購入を含めた大規模な
資産購入が次の措置となる公算が大きいとも指摘しており、
要するにその時期だけが焦点ですが、、、
年内に量的緩和(QE)を発表する確率は20%程度と見ているようです。

4日の理事会でのドラギ総裁のコメント予想として
「ECBは6月に発表した措置が今後数カ月に景気を後押しするだろう」
「必要ならば大規模な国債購入を含めた追加の非伝統的措置を
導入する用意がある」と強調しそう、だそうです。

ということで、スペイン国債が米国債をも下回るほどに
買われているという珍妙な事態にまで債券市場では
量的緩和政策導入に前のめりな印象ですが、
果たして、導入がなかった場合のコメントと、その場合の
市場の反応やいかに?ですね。

ちなみに8/26の週に発表されたIMM通貨先物ポジション
投機筋のポジションの偏りの参考にする指標ですが、
ネットでのユーロ売り持ちは▲150657 
8/19の▲138825 から増加しています。

過去最大のユーロネットショートは
2012年6月8日の▲214418 ですから、まだまだパンパンという
イメージはないですね。ただ、この時以来のショートじゃないかな?

ということで、巻き返しがあるかどうかに注目。

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そして、西原さんの有料メルマガ
ZAIさんのFXトレード戦略指令で西原さんと松崎さんのコメントとして
掲載されていたネタが、大きな注目となる可能性が。

スイスの中央銀行SNBのジョーダン総裁の発言が注目されています。

「スイス中銀は、スイス・フランの(対ユーロ)上限 
1.2000を防衛するために、市場で介入する準備があり、
物価安定を維持するためにも金融政策の変更もありえる」

という内容の発言をしているそうです。

ユーロスイスって、欧州債務危機の時にユーロ圏から資金がどんどん逃げて
スイスに流れ込んだせいで、スイス高が進み、
困り果てたスイスが1.2000を防衛すると宣言して徹底的に介入して
支えたんですね。これが2012年のことでした。
4月くらいから8月くらいまでかな、この頃のチャートは
ぴたーっと1.2000近辺に張り付いてて面白いですよ。

この介入が効いて、結局ユーロスイスは上昇し、一時は1.264台まで
ユーロ高スイス安が進んだんですけれど(2013年5月にかけて)

また昨今のユーロ売りの相場でスイス高が進んできちゃったのね。

先般1.2048まで下げています。1.2000目前じゃないの。。。

ということで、ECB理事会の結果を受けて、更にユーロ安が
進んじゃった場合、ユーロ/スイスも下がるでしょうから
1.2000近辺まで近づいちゃうような相場となったら
SNBがスイス売りユーロ買い介入を行うかもしれないのです。

もし、そういうことが起これば、ユーロスイスだけじゃなくて
他の市場でも瞬間的にユーロ買いが起こるかもしれない?

ドル/スイスではドル買いスイス売りでドル高?
ユーロドル市場では、ユーロ高でもドル売り??

う~ん、その反応が他市場にどんな影響を及ぼすのかは難しいですが、
スイス円ではスイス買いでしょうか、スイス円ロングしておく??

というようなことも意識しておいてくださいね~

ポジションはドル円、日経平均ロング継続のまま。

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