2014年10月22日水曜日


今夜21日㈫のダウ平均、米株は続伸中。
つまり先週16日㈭を底値にして、金、月、火と3営業日上昇です。
(引けは見ていないのでまだわかりませんが、
 2:15現在 150ドル高)

米株が先週㈭底にして回復基調にあるのに
日経平均は今日21日㈫は▲306.95円14804.28円

300円越えの下落かぁ・・・・激しいですね。
何といっても20日㈪が578円上昇という今年最大の上昇を
見せていただけにその反動がでて、やれやれの換金売りが
出ているとも言えますが、今夜の米株が強いとなると、
流石に明日の日経平均、上昇するんじゃないかしら??

200日移動平均線は超えさせない!というような
今日の大引けに向けての下落を見て、その引け味の悪さから
悲観論者が声高になってきた印象ですが、
あれだけパニック的様相を呈していた米株が
すっかり何事もなかったように落ち着きを取り戻しているところを
みると、あれ?再下落はないのかな・・・という気にもなりますし(笑)

ともかく日経VIは今夜も26近辺とまだまだ高水準です。
水星逆行もまだ終わっていません。

まだまだ、どちらに行くのかわからない不安定で
神経質な相場は今週いっぱい続くかと思っています。

だから、こんな時は「高値を買うな、安値を売るな」が鉄則で、
ボラが大きいだけに「休むも相場」に徹するか、
大局の方向を決めて、逆に動いたところで逆張りで買う、
という戦略で行くのがいいのですが、
ボラが大きい相場での逆張りは危険ですよねぇ・・・。

私は、弱気材料が台頭してはいますが、本質的な
日本の国策相場にブレがない限り、
下がったとろこを買うスタンスで行きたいと思っております。

ということで今日は14975円で日経平均CFDロングです。
15000円割れは最終的には勝ち組のバーゲン価格かと
思っているのですが、、、確信ではないのですけれど・・・

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今日の日本株下落には
中国の指標が嫌気されたという側面が大きかったみたいね。

①中国の2014年7~9月期GDP 前期比 +7.3%
2四半期ぶりの減速で、リーマン・ショック後の
09年1~3月期(+6.6%)以来、5年半ぶりの低水準。

②9月の小売売上高 前年同月比 +11.6%増(8月+11.9%)
③1-9月の都市部固定資産投資 前年同期比+16.1%(1-8月+16.5%)
 01年以来の低い伸び。

軒並み悪かったですね・・・
4月からの断続的な「ミニ刺激策効果」の息切れとの指摘も。
もっとも、政府は9月から再びテコ入れ姿勢を強めおり、
7~9月期は端境期ゆえの低成長と見る向きが多いようです。

中国統計が明確に悪ければ、政府による投資刺激策などへの
連想を生み、恩恵を受けやすい日本企業への物色が入ったと
指標悪けりゃなりふり構わず政策テコ入れ、というオペレーションを
期待する向きが多いのも中国の特徴ですが、
今回の指標はどっちつかずの内容だった?と、受け止められ
そこまで悲観が広がるものではなかったため、
素直に売られて終わった、ということみたいです。

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もう一つ、今日は
12%から20%台半ばまで引き上げる方向で調整に入った、
と報られたGPIF運用計画について
塩崎厚生労働相が、「新聞報道は知らない」と述べたことも
本日の株安の要因だったという指摘もありました。

しかし、私はコチラのニュースが気になっていて

19日(日)付けのフィナンシャル・タイムズ紙が、
安倍首相が経済の状況次第では消費増税第2弾の実施時期を
遅らせる可能性があると述べた、と報じたこと。

消費再増税の思惑についてはいろいろ思うことがありますが、
増税の場合の日本株、ドル円はリスクオンでいいのか?
増税見送りだった場合、果たして本当に日本株上昇となるのか?
この点については今後も神経を使ってニュースを追いかけないと。
相場を動かす要因として、海外勢の注目は高いですね。

日経平均は今日の下落を待ってロングしたのですが、
ドル円は105円台まで落ちたところを狙っていたのですが、
106円台を割ることなく反騰中・・・・

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