今夜のダウは小動きに終始していしたが、1:00を超えたあたりから
売りが優勢となってきました。
昨日までの株価回復局面でダウは200日移動平均線を超えきたのですが
今夜の終値では再び200日SMAの下に落ちてきそうな予感。
今夜はそれほど悪い材料はないんですけれどねぇ。。。米国には。
まず21:30 米9月CPI消費者物価指数が発表され
市場予想を上回ったことでドル買いが旺盛となりました。
前年比 +1.7%(予想+1.6%)前回8月分+1.7%
前月比 +0.1%(予想 0%) 前回8月分▲0.2%
若干米国債利回りは上昇したのですが、勢いがあるという感じでもなく。
今夜は化学大手のダウ・ケミカルやボーイングの好決算が出たりも
しましたが、それでも、米株ダウ平均は200日移動平均線を超えて
なお上昇する力にはならなかったようです。
まあ、適度に一服しガス抜きしながら上がる方が腰が強いとも
言えますね。今夜の調整を経て、また木曜は買い直されるんじゃないかな?
ひょっとすると、今夜の米株の一服の背景にはまたしても欧州の
ニュースが関係しているかもしれません。
ECB理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁が
22日、社債の買い入れ実施はECBのバランスシート拡大に向けた
1つの方策となるとしながらも、
ECB理事会ではこうした議論はまだ行われていないと述べた。
「ECB理事会ではこうした議論はまだ行われていないと述べた」
↑ここですよ、ここ。
昨日は社債購入検討という報道で、米株上昇に繋がっていたのですから、、、
この報道を受け、その分の上昇は一度吐き出されるかもしれません。
ちょうど200日移動平均線のあたりで抵抗が強いところまで
上がってきたところでこんな報道があって、阻まれると、
これ、結構解りやすいですね。
ちなみにこのノボトニーさんというのはECBの今後の政策の行方を占う上で
キーマンになる人物で、これまでも、ECBの政策が変更される際は
ノボトニーさんが事前に市場へそのメッセージを発信しているという
ことが多いのです。だから結構ノボトニーさんの発言って注目度高いのよ。
さらにECBは26日に銀行のストレステスト(健全性審査)の
結果を公表することになっているのですが、
スペイン通信(EFE)が、11行が不合格になると報じているほか、
PIMCOの金融機関調査責任者、フィリップ・ボデロー氏は
18行が失格になる見通しという見方を出しています。
これを嫌気して今夜はユーロが売られており、ドル高はドル高なのですが、
欧州のネガティブニュースに米株も調整を強いられる局面と
なったような感じがしますね。
少しだけNasdaq指数をショートしてみました。
一目の雲の下限まで勢いよく上昇してきたので
ここは一度で簡単には抜けられないだろうということで
短期での押し目局面を積極的に売って取ってみようと。
このポジションは薄利で手じまうつもりです。
基本は底入れしたと思っています・・・。
また、今日はドル円を106.99円でロングしています。
105円台まで落ちてくるのを待っていたのですが、
再度105円台はなさそうなムードですので、
107円挟んでのもみ合いで買ってしまいました。
これはCPIのドル買いのおかげでプラスになっていますが、
今夜は株が一服しそうなので、あまり大きな動きには
繋がりそうもないですね。
現在日経平均ロング、ドル円ロングになっています。
そして短期でのNasdaqショートです。
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