2014年10月26日日曜日


ドル円相場108円台まで戻ってきて値固めできそうな雰囲気。
23日㈭のNY時間引け際に、またエボラ関連のニュースが出てきて
107円台まで落とされたのですが、
これをきっかけに雪崩が起きるというような脆弱さはなく。
これは米株市場も同じ。

結局24日㈮のNY市場でもダウ平均は127.51ドル高 16,805.41ドル
S&Pは前週15日についた安値から5.5%上昇し、
週間では約2年ぶりの大幅な値上がりですって。

危機は去ったように思いますが、
悲観論者はまだまだ健在。

株大暴落も…市場が怯える日経平均「予想変動率」の急上昇
http://news.livedoor.com/article/detail/9397047/

ただ米株については強気継続見通しが多いのね。

ビッグ・マネー調査―ファンドマネジャーは米株に強気
http://jp.wsj.com/articles/SB12669324362286583938704580225652159593816

10月の急落の背景は色々な要因が重なったために思わぬ安値を
示現したという印象ですが、結局はカレンダー的にファンド勢の換金売りが
主因だったように思います。ファンドの閉鎖などの話もありましたし。。。
今年はファンド勢も苦労していたようで年央までの膠着相場で
利益を上げられていなかったために、9月からの上昇でドカドカ買って、
10月それらをそっくり利食った、なんて指摘もあります。
ボラティリティを作りに来たって感じかもね。

だとするならば、基本のシナリオには何ら変更はありません。
安値を拾って買うのみです。株、ドル円ともに今週は買い目線。

先週作ったドル円106.99円ロングもまだ継続です。

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さて、今週の注目はユーロかな。

日曜ですが、西原さんの有料メールでは松崎美子さんが
いくつもメールで情報を配信してくださっています。
日曜って情報配信もほとんどないのでありがたいですね。

というのも、今日25日はECBによる欧州の銀行に対するストレステストの
結果が公表される日なんです。たしか130行の検査じゃなかったかな?。

金曜のマーケットですでに、25校が不合格となるという噂が出ていましたが、
マーケットはそれを材料にして動くことはありませんでした。
ユーロはむしろ、買戻しの流れにありましたね。

そして、今日正式に発表されたその内容は

25行不合格も 12行は既に不足額を調達済み
(美子さんのメールから)

ここまでは噂の通りなのですが、驚きなのが不良債権の総額。

1360億ユーロ増額の8790億ユーロ(2013年末時点)だそうです。

この結果を受けて、週明けのマーケットがどう反応するでしょうか?

不合格になった銀行は2週間以内に資本増強計画を提出する必要があります。
その後銀行は6カ月以内に計画を実行に移す必要がりされていますが、
危機シナリオだけで不合格になった場合は9カ月猶予があるということです。

この規模の不足分は、銀行が持っている資産を処分することで補強されるだろう、
というのが基本的な考え方でしょうか。株を持っていれば株を売るでしょうし、
外国への投資があればそれを引き上げるでしょう。
あるいは融資の引き上げ?なんてことも考えられるかもしれません。

一体どのような資産の処分、引き上げが行われるのかが注目です。
海外からの引き上げが起こるとすると、これはレパトリ(国内回帰)なので
ユーロ高要因になるでしょう。

欧州国内の資産の処分、融資引き上げが起こるとするならば
景気減退の一因とされ、欧州市場は売られる、、、つまりユーロも
売られるかもしれません。

規模は相当額だと思いますので、影響は出てくると思いますが、
どんな形で出てくるのかは想像しきれないなぁ・・・

それに、来週11月に入るとECB理事会です。
追加の量的緩和策が出るかもしれないという思惑は
ユーロ売り要因ですね。
ECBが社債の購入に踏み切るという噂が出たことで
売り一色だったマーケットが落ち着きを取り戻したという経緯もあるので、
このECBの金融政策も非常に注目度が高いわけで、、、イベントも近いことが
ユーロの予想を難しくしているような気がします。

ユーロドル相場は10月3日の1.25003ドルを底に下げ止まっており、
レンジ相場に入っています。

10月は9月分のFOMC議事録が発表された際に、
Fedメンバーがドル高への警戒を強めていたことが明らかになり
ドル高の是正が起こった過程で、ドル安がおこり、結果ユーロの下落が
止まったというだけのことのような気もします。

Fedのがドル高に警戒を示し始めたことで、ドル高の勢いは鈍る可能性が
出てきたと思いますので、ユーロ安にもなりにくいセンチメントが
出来上がってしまった、、、のかもしれません。

とすると、ECBは余程の思い切った策を出さないとユーロ安再開とは
ならない気もしますね。ましてやストレステストの結果、
レパトリが起こる可能性もあり、ユーロは意外に上昇するかもしれない、
なんてことを考えています。

まずは明日27日月曜に、このストレステストの結果を受けてどんな反応を
示すのかに注目ですね。

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