2014年11月21日金曜日


118.97円!! 

11月20日㈭欧州時間あと一息で119円というところまで上昇し失速。
NY時間にかけては117.74円まで下落しています。

今日の東京時間から欧州時間にかけてのドル円の上昇は
本邦機関投資家勢の買いという情報がありますが、
どうやら「ヘッジ外し」のドル上昇ということのようです。

ヘッジ外しって??

機関投資家勢(生命・損保保険、投資信託など)が
外貨建て債券など「外モノ」を運用する場合、外貨を買いますね。
円では買えませんから。
つまり、米国債を買うときは米ドルを買って、米債を買うわけです。

しかし、外貨を買って、債券を買う場合、為替リスクが生じます。
もし債券運用がうまくいっても円高になったら意味がありません。
ということで、為替リスクをヘッジするために
外モノを買う場合は、同時に為替市場で外貨を同量売るんです。
つまり、米ドルを売って円を買っているということね。

でも、、、こんなに急激に円安が進むと、、、
ヘッジのために空売りしていたドルの損失の方が大きくなっちゃう?!
なーんて展開になってしまったということかしら。

ヘッジで売った米ドルを買い戻す=ヘッジ外しが出るというわけで
今日のドル円が上昇したんじゃないか、という話。

この急激なドル円上昇で、輸入が買い遅れているために
ちょっと下がったらすかさず実需が買うので下がらない、という話は
割と良く指摘されていましたが、機関投資家のヘッジ外しという
需給も為替市場では大きな材料の一つなんですね。

ま~一気に119円台目前までの上昇となりましたので、
そういう需給も今日でひとしきり出きったのかもしれません。
推測だけれど。

下がったら買う相場、とずっとずっと書いてきましたが、
今日の夕方の118.97円というのは短期的なクライマックスのような気がして、
116.30円で買ったドル円は、夕方の下落時118.48円で手仕舞いました。
102-103円台のロングはまだ持っていますけれど。

それと、昨日ポンド円が面白いかもと書きましたが、
昨日やっぱり夜中寝る前にポンド円を買い増した。
184.34というかなーり高いところですが、日足でのレンジ上方ブレイクを狙って。
これがHIT、今日は186.11円まで高値がありましたね。

こちらも、ドル円を手仕舞ったタイミングで利食いました。
1円くらいの抜けたかな?最終的にはもっと行くと思いますが、
ちょっと押し目を待ちたいところ。。。。

10/31の日銀のサプライズ緩和から、衆院解散、消費増税見送りと
あまりにもサプライズ続きだったので、ボラティリティが大きい相場が
続きましたが、この先は手がかり材料難で、
しばらく高値圏でのもみ合い、ひょっとすると、日柄調整する過程で
少し押し目があるかもしれません。

というのも、あまりにみんなが買いすぎ。

昨日のFPMC議事録だって、見方によっては「ハト派」色が濃かったと思うんだけれど、
ドル円下がらない。。。(笑)

※10月分FOMC議事録

FEDメンバーのほとんどが
・インフレ期待低下の兆候に警戒すべきだとの認識
・欧州や中国、日本については下振れリスクが高まったと指摘
(ただし米経済への影響は「極めて限定的」)
・「相当の期間」という声明の表現については活発に議論された模様も
 変えるべきだとの一部意見に対しては
「政策の重大な変化とみられる可能性がある」として維持

ということで慎重姿勢崩さず継続、これは株式市場にとってはポジティブでも
ドルにとっては低金利政策は長期化するという思惑に繋がるのでネガティブ。
なのにドル円は下がらなかったのよね。

しかし、今夜はドル買い材料が結構出ている印象ですが、ドルが上がらない。
(まあ、十分に上がりすぎたせいなのですが)

10月米中古住宅販売件数
526万件(市場515万件)

10月米景気先行指標総合指数
前月比0.9%(予想0.5%上昇)

11月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数

プラス40.8(予想プラス18.0)

米国経済指標軒並み強いじゃないですか!!

ドルは若干持ち直したものの、勢いはありません。
この高値を買い上げる力がなくなったように思います。

ただ、売る相場ではありません。
日銀バズーカにGPIF,根底には巨額の貿易赤字、
円が強くなる理由はひとつもありません。
円買いする理由があるなら、テクニカル的な加熱感でのボラティリティを
作りたい向きの仕掛けで動いちゃうってことくらいです。
そんな動きがいつ出るかなんてわかりません。

そういう短期筋の仕掛けでもない限り、需給では円売りしか
起こりえないという環境ですので、
国策には逆らうポジションは作りたくないですね。

ということで、再度買い場を待ちます。

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