2015年1月23日金曜日


でました!ドラギバズーカ、総額150兆超える規模。

月額600億ユーロ規模の資産買い入れを発表。
3月に開始し2016年9月末まで実施、つまり19か月。

えーと、今ユーロ円135円として
135円×600億ユーロ=8兆400億円を毎月買うってことね。

8.04億円×19か月=152兆76億円也。

ECBが量的緩和を決定、月額600億ユーロで2016年9月末まで実施
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KV1E520150122

ドラギ総裁:1兆ユーロ規模のQE計画を発表-デフレと闘う
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NIL0QK6JIJV901.html

昨日出てきたリーク情報とそれ程乖離していないので、
申し分ない、ということでしょう。
昨日は2016年末まで月500億ユーロという噂が。
それまでの市場のコンセンサスは5000~7500億ユーロでしたので
この規模を上回る内容に、市場出はユーロ売りに。

ユーロドルは現在1.1459 
ユーロ円の下落が激しい印象 134.48円まで下落しました。
これを受けて、金が再び1300ドル台です。

米国以外「通貨安競争の激化」で通貨の信認低下が
資産としての金への資金流入を招いているともいえるでしょう。
また、SNBがスイス高防衛ラインを撤廃したことで
スイスフランにペッグして金も動くという教科書的相関が
再び動き出した、というようなイメージ。

22:30の発表直後の値動きと、NY市場オープン直後の値動きが
真逆になってびっくりしましたが、NY時間中盤になって
再び初動の「リスクオン」に戻ってきました。

そりゃそうよね、これだけの緩和マネーがこれから市場にあふれ出るんです。
リスクオンでしょ。
なのに、NYオープン直後はダウも日経先物もドル円も売られて
日経なんか17140円くらいまで下がったのよ。びっくりした~

現在は日経が17380、22日の東京現物終値17329円より
高いとこまで回復しています。

ダウも17484ドルまで売られた後、現在17704ドル。

初動は、利食いが旺盛だったということなのでしょう。


キウイドル0.7584
豪ドル 0.8110 ショートは継続。

豪ドルは下げ渋っていて利益にならず
キウイは0.7544でちょっとだけ利益・・・

それから思うところあって、長らくショートしていたWTI原油を
買戻して、ドテンロングしちゃって(^^;

これがちょっと早かったーー。
コストは47.42ドル。買ってから49ドル台まで上昇したのに
ECB受けてなぜか46.50ドル割れまで下落しちゃったわよ(-"-)
下げるスピードが速かったので損切ました。
あっけなかったなぁ・・・。

でも、先日の44ドル台がサポートされるようなら、また買い目線で
参入しなおしてみますね。

私はECB理事会前に117.39円で買っていたドル円を
117.38円で買戻しましたので、こちらは損害なし。

円建て金を4900円で新規ロング
ユーロドルを1.1470ドルで新規ショートです。

*************************

それからダボス会議。

◇今年の米利上げに懐疑的、ゴールドマン社長やサマーズ氏指摘
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NIKQUN6JIJV001.html

◇米ゴールドマン社長、世界は「通貨戦争のさなか」
http://bit.ly/1BL26Zh

ということで、世界が通貨安競争となる中で
米国が利上げなんかに踏み切ったら、ドル高がますます進んじゃうと
思われ、それって、米国にとってどうなの?という観点からみると
利上げって難しいんじゃないのかなぁと私も思っています。。。

人気ブログランキングへ

【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】






※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社