2015年2月4日水曜日

今日はリスクオン!!ブルブルでしたねぇ~

背景は

①原油安が本格的に止まった?!

54ドル台まで上昇してきましたね。
先週は43ドルまで突っ込んでいたのに!

米製油所でのストライキが上昇のきっかけを作ったようですが、
しかし、需給はじゃぶじゃぶ。在庫は積みあがったまま。
この戻りも一時的だとは思いますが、
なにしろ半年以上、半値以下に下がったんだから、
相応の戻り局面入りしたとみていいんでしょう。

今は原油ロングしていますが、
個人的には大底はまだだと思っています。


②ギリシャリスク後退

リシャ政府がユーロ圏諸国への債務減免要請を撤回したと
伝えられたことから、ユーロが猛烈にリバウンド。
代わりにギリシャからは既存債務に関してのある提案がなされました。

ユーロ圏 の公的機関が保有するギリシャ国債など債務を、
ギリシャ のGDP成長率 に連動する新型の債券などに交換するという
アイディア。
その仕組みなどについて 内容を固めるにも時間が掛かるでしょうし
昨日のユーロの買戻しはちょっとはしゃぎすぎの印象。

でも、ひとまずマーケットは原油安とギリシャ不安の払しょくで
イケイケになったわけね。

私も長期的には上目線ですし、日経平均は15000円台と16000円台で
拾ったロングを放置したままなので、上がるのは大歓迎ですが、
高いところを追いかけて買っていいかどうかは、まだわかりません。
結局まだレンジの中。レンジブレイクにはまだまだ時間が
かかると思っています。

それと、昨日は原油が上昇したことで、利下げを実施したばかりの
豪ドルが買い戻されちゃって、利下げで下げた分が帳消しに。

おまけにNZもすさまじい買戻しですね。
先週利下げもありうるとしたスタンスの声明を出し、
オーストラリアが利下げした際には、ニュージーランドも
追随するんじゃないかと、仲良く一緒に売られたNZ㌦ですが、
昨晩はね、ミルク価格オークションでミルク価格が前回比で
大幅上昇したのよ、ミルク価格はこれで4回連続上昇しており、
いよいよ下げ止まったか?と見られることで、NZ㌦の買戻しも
大きくなった模様。

オセアニア、ユーロが反騰局面入りしたということは
ドル高が一服しちゃうってことでもあり、
ドル円相場にとっては、上値が重い相場となりそうなイメージ。

いえ、リスクオンならドル円も上がるはずなんですけれどね。
だからドル円はますます膠着しちゃうのだ。たぶん…

どうもドル円やる気が起きません(・・;)
ユーロのショートカバーに乗る気も起こらず、為替はちょいと様子見。


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1日古いネタだけど、2月3日、昨日火曜日の日経平均下落って
腑に落ちなかったんですが、債券市場発だったのね。

だって、前の日のダウが大幅高だったのに日経が222円安だったわけで。

その理由が
債券市場で新発10年物国債の入札が不調だったことがきっかけ。

債券先物3月物が急落し、長期金利が上昇したんです。
これでドイツと日本の金利が逆転しました。

日銀が異次元緩和を続ける中、これまで長期国債は日銀の一手買いで上昇。
長期金利(新発10年もの国債利回り)は
1月20日に史上最低の0.2%割れまで低下していました。

ところが、0.2%まで利回りが低下してしまうと、
応募する投資家が少なくなってしまうということかな?

2月3日の新発国債が入札不調となったことで、
日銀の買いによって人為的に作られた低い長期金利で
新規に投資することに不安を感じる投資家が増えているということです。

日銀が国債を買うことに安心しきっていると、
どこかではしごを外されるかもしれないというような漠然とした
不安が株式市場にも影響したとされています。

今は日銀が買う政策を取っているから大丈夫なんだけど、
これだけ低金利になっちゃうと妙味がないよねぇ、、、

日銀以外の金融機関の入札動向には注意が必要だということが
警戒された1件。今後もこういう話題で株が落ちる、ドル円が落ちる
ということはあるかもしれません。

ただ、今は日銀が買うから、日本売りとなって国債暴落なんてことは
ないんだけど(たぶん)

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