やはり。。。。オーストラリアも通貨安戦争に参戦しました。
本日2月3日、RBA豪州準備銀行は、
政策金利を2.50%から0.25ベースポイント下げ2.25%にすることを決定。
これを受けて豪ドルドルは、5年半ぶりの安値へと急落しました。
0.7625ドル
かねがねRBAは豪ドル安誘導政策、発言を行ってきていましたが、
12月スティーブンス総裁は豪ドルは0.75ドル付近にあるべき!といった
発言をしており、ターゲットが明確となっていました。
SNBスイス国民銀行の例があるので、中央銀行の誘導や政策を過信できない
とも思うのですが、豪ドルは2013年から2年近く通貨安誘導発言を
繰り返していますね。。。。
でも、0.76まで今日突っ込んで下げたことで、0.75レベルってほぼほぼ
達成したような気もしますが、まだまだオーストラリアは
豪ドルを下げたいでしょうか?
大倉キャプテンは、先週のYMTVでTPP合意に向けて急速に話合いが進んでいる
ことがTPPに絡む国々の通貨安誘導の熾烈な競争に繋がっているんじゃないか、
なんてお話くださいましたが、そんなムードが出てきていますね。
なぜにTPPと通貨安誘導が関係しているかというと。。。
TPPには為替条項が組み入れられる可能性が高く、
つまり、介入や通貨安誘導ができなくなるってことで、
それが決まる前に、先に水準を下げるだけ下げておこうっていう
各国の思惑がぶつかり合ってるってことです。
物凄いざっくりした解説で申し訳ない(^^;
なにしろ今日も飲んで帰宅したものですから・・・(*'ω'*)
オーストラリアが金利を引き下げたおかげでニュージーランドドルまで
大きく下がりました。こりゃニュージーランドも利下げするかもよ?!
って連想が広がったってことね。
でも、利下げのニュースが昼に出たなら、今日の日経、上がっても
良かったんじゃないかなぁと思うのだけれど、
今日の日経平均は大幅に下落。222.19円安の17335.85円
だって、昨晩のNY株式市場も強かったのよ。
だから東京市場オープン直後は米株高の流れを受けて買いが先行したんだけど。。。
今日2月3日の日本株下落はちょっと腑に落ちないんだけれど、
まあ、水星の逆行中だから仕方ないといわれればそういうことかも。
あまりトレンドができる時期じゃないってこと。
今夜も米株は堅調ですので、明日は日経平均、ドル円ともに
確りした推移となると思います・・・
しかしドル円はずっとレンジよねぇ(笑)
オーストラリア利下げでもリスクオン、→ドル円上昇にならない。
なぜでしょう??
今夜はユーロの急伸が目立ちました。
ギリシャのファルファキス財務相が
英FT紙の取材に応じギリシャ債務に関する交換案を提示したことが
材料視されてユーロの買戻しが進んでいる模様です。
どうやら、ツィプラス首相が選挙公約として挙げていた
「債務の踏み倒し」は撤回し、代わりに既存債務の交換案を出した、
ということみたい。
詳しくは西原さんメールでロンドン在住の松崎美子さんが
レポートしてくださっています。
これを受けてユーロが上昇しており、当面の底入れという印象。
そういえば、原油も当面の底入れ的な動きを見せており、
大きな流れは変わっていないにしても、一度巻き戻しの動きが
出る時間帯に入っているのかな?
ユーロ高はドル安。だから、ドル円でもドル安。
ちょい円高気味に動いちゃう・・・
というようなムードですが、ドル円相場には粛々と公的マネーが
入って居ますので、まあ、それほど下げませんね。
でも、今夜は思考能力低下につき、新規ポジションは作りません~
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