2015年4月22日水曜日

つ、つよい。。。日経平均株価と上海総合指数。

22日㈬日経平均株価は +224・81円 20133.90円で取引を終えました。

4月10日に2万円を付けた時は先物や日経平均の影響度が高い
ファストリ(ユニクロ)への買いがインデックスに寄与、
どうにか大台に届いた状況だったのですが、今回は違います。

出遅れていた銀行株が軒並み買われています。
これは、日銀の追加緩和期待から外国人勢が買っているという話で、、、
仮に金融緩和が空振りに終わって期待がはげ落ちた場合には、
売りがかさむ可能性は否定できないという指摘もあるのですが。。

日経平均が2万円の節目を明確に上抜いたことで
投資家の「持たざるリスク」が再び意識されて来るという見方が強いようです。

このまま強気継続でいいのでしょうか?!

日経Quickにこんなコラムが。

10日に一時2万円台を回復した日経平均株価。その後は上値の重い展開が続き、前週は
254円(1.3%)下落した。これに対し、相対的に値持ちが良いとされるのが東証株価指数
(TOPIX)だ。東証1部上場銘柄の時価総額を加重平均して算出するTOPIXの前
週の下落幅はわずか0.85ポイント(0.1%)にとどまる。日経平均とTOPIXの値動きに違
いをもたらしているのは何か。市場でささやかれている理由が「日本株投資の経験が少な
いヘッジファンドがTOPIXに連動させる形で大量の新規資金を投入し“爆買い”した
ため」という。

「素人の仕業だ」

ある銀行のトレーダーはTOPIXに連動させて買い上げる株式相場の動きについて、こう分析する。海外勢のインデックス買いが目立ち始めたのは前週に入ってから。TOPIXに連動させる形で複数の銘柄が買い上げられた。同氏が「素人」と考えるのは、時価総額が相対的に小さい地銀株まで一気に割高な水準に買い進まれたことだ。プロのヘッジファンドの運用担当者なら、割高になっている地銀株の買いを減らすのが常套手段。だが、ゆがみも考えずに買い上げてくるのは「日本株投資に慣れていないヘッジファンドが動いている証左」という。

このような動きは債券市場でも見られる~

のだそうで、こうした動きをしているのは
欧州系のヘッジファンドとの見方が多いんですって。

だから今後どうなる、というオチはないのですが、
素人の仕業と聞くと不安。。。。(^^;

昨日21日に、日経平均をドテンロングして持っていますが、
どこまで引っ張るか。。。今週中には利食ったほうがいいかなぁ。
でも、もし日銀が動いたら、すごい相場が来ますよね。
それを指をくわえてみていていいものか。

やらなかったら暴落?!
そんな解り切った動きになるかしら?という疑問もあるけれど、
なんせ素人の仕業らしいので、そんな解り切ったシナリオでの暴落もあるかも。

今週末24日はYMTV為替デスマッチ番組がありますので、
大倉キャプテンにアドバイスもらいます!

********************************

そうそう、やっぱり黒字です!
黒字転換していました。貿易収支。

3月の貿易収支は2293億円の黒字!
去年の3月は1兆4501億円の赤字だったのですが、
2年9カ月ぶりに黒字に転じました。
円安を受けて米国向けを中心に輸出が好調だったほか、
原油安で輸入額が減ったことも寄与したのですが、
サウジアラビアなどからの原油の輸入額は前年同月比で50.7%ですって~
そりゃそうよね。原油価格がほぼ半値になってるんだもの。

しかし、この黒字、市場予想平均の約5倍のインパクト。

なのに、、、今日は日経平均が強くて、ドル円にほとんど影響なし。
ただ今後じわじわと効いてくると思われます。

だから、日経は強くてもドル円は122円を超えない。。。。
というシナリオで、ドル円は売り場探しかな~と思っています。

************************************

◇豪ドル

注目された 1-3月期 オーストラリアの消費者物価指数(CPI)
前期比0.2%上昇と予想の前期比0.1%上昇を上回ったことで
再び豪ドル買いが優勢。

早期利下げ観測の後退に繋がっています。

◇ポンド

今日夕方、今月8-9日に開催されたイギリス中央銀行の
金融政策委員会議事要旨が発表され

「全てのメンバーは次の政策変更が利上げであるとの見方に合意」
「ポンドの影響でインフレの持ち直しが予想より早まるリスク」

といった内容を受けて、ポンド買いが優勢。


◇ユーロ

決して強い材料があるわけじゃないけれど、下げ止まり強含み。
ショートカバーが出て下げ止まってるんでしょうか?

ギリシャの2年債利回りは30%越えるところまで上昇中で
市場はギリシャの破たんを織り込み始めています。

 24日EU財務省会合で予定されていた改革案提出は
現状では絶望的状況で、24日の支援合意は得られないとみられますが、
 ユーロ圏高官は昨日21日、
ギリシャと債権団が改革案で合意する期限を設定しない考えを示しています。
 仮に設定すれば、交渉で瀬戸際戦略がとられる恐れがあるためとしていますが、
ギリシャ支援問題が混迷を極める中、ユーロも戻り相場に入っているみたい・・・

ということで、なんか、全般ドル安気味なのよね。

日足で大きく見れば大したドル安でもないんだけれど
トレードしていると、どうも嫌な動きなんですよ。。。。
ユーロ円ショートしてますので。

今週は相場の主役が日本株なので、為替はちょっと解りにくいです。

時間いっぱい!仕事に戻ります~

人気ブログランキングへ

【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】








※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社