2015年4月14日火曜日


何と…ドル円は105円くらいがいいですって!?( ゚Д゚)エエツ

ドル円相場、NY時間に119.70円まで急落です。
東京時間には120.84円まで高値があったのに。
その後120.40円近辺まで戻ってきてはおりますが)

キッカケは 浜田内閣参与。

ドル円120円はかなり円安購買力平価から見ると105円くらいですって。

浜田内閣参与:購買力平価からすると120円はかなり円安
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NMQYJF6TTDS001.html

これが、英訳された途端に下げた、ということのようです。
ままありますね。日本語でのニュースでは反応しなかったものが
英訳された瞬間に反応するってこと。
アルゴには日本語が組み込まれていないのでしょうか(笑)

しかし、浜田参与ってアベノミクスの立役者でもあり
安倍首相のブレーンですよね。今更「購買力平価」なぞを持ってきて
一体どういう意図があるんでしょう?

統一地方選対策で牽制発言、という見方もできますが
しかし、12日の選挙は圧倒的に与党勝利ですし、なぜこのタイミング?
26日に向けて?

このタイミングで「105円」を口にする意図は必ずあるはずです。
だから、素直にショートですね。
戻り高値で、ドル円120.20円で売り。
日経平均を19915円でショート。

ドル円が下落となる可能性が出てきたとなると、
ドル安円高となるやもしれませんので、
ユーロがちょっと下がりにくくなるかも。ユーロ巻き返しリスクを
避けるためにユーロドルのショートを買戻して置きます。

その代り、ユーロ円ショートを少し増やしました。
ドル円が下落することがあれば、クロス円は下げますよね・・?

ということでドイツDAXのロングも利食い。手じまいました。

ドル円ショートも日経ショートも短期目線です。
また安くなれば買いたいと思っていますが、
4月も中旬に入ってきました。

4月って、前半と後半でドル円の方向が全く逆になるパターンが多いですし、
セルインメイが意識されて、利食いも増える可能性があるでしょ。
だから、短期的な調整期待からのショート。

ドル円相場が105円まで落ちるとは思っていませんが、
115円くらいまではありそうでうよね。
この程度の調整があったって、
アベノミクス的には何の問題もないでしょう。

ただ、気がかりは、4月30日に日銀の追加緩和を見込んでいた向きが
あったかと思いますが、、、
その期待剥落から日経ロングを手仕舞うリスクですね。

今回30日に日銀の追加緩和があると思う?!

浜田さんのこの発言があった後で、黒田さんが動くなんてことが?!

もし、黒田さんが動いたらかなりのトラップですよね。

そんなことしないと思うのですが、、、
サプライズ好きの黒田さんです、
むしろ、この浜田さんの発言で裏をかいて…(^-^;なーんて。

しかし、その割には今夜の日経平均あまり下げませんね。
この浜田発言でショートしたポジションが全部踏みあげられる展開か?!

まだ結論が出ませんが、今夜は米株が小確り。
米株が崩れないことには、本格的な調整はないのかもしれませんね。

まあ、のんびり行きましょう。

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今日は東京時間に豪ドル、NZドルなどオセアニア通貨が急落しました。
原因は中国です。

◇中国3月貿易収支 +30.8億ドル(予想401億ドル)大幅減

輸出 前年比▲15.0%(予想+12.0%)
輸入 前年比▲12.7%(予想▲11.7%)

◇中国政府のウェブサイトは11日、
李克強首相の「中国経済への下方圧力が強まっている」との考えを掲載。

◇世界銀行は中国2015年の成長率見通しを従来の7.2%から7.1%に引き下げ。
(中国政府は7%前後目標)

ということで、中国との貿易が大きい豪ドルが売られました。

今、中国株がめちゃめちゃ上がっているのが不気味なのよね。
経済が悪化すれば中国当局が緩和策をバンバンやるので
むしろ株には+ってことみたいですが、
景気が減速しているのに、株が上がっていくってどうなのよ?!

今日の貿易収支を見て、投資家らは政府が輸出振興政策や
内需拡大策を打ち出すはずだと見ているようですが、
それにしても中国株は7年ぶりの高値。

リーマンの時の米株だって、景気が悪いのにその後の
緩和政策で上昇したじゃないか、という突っ込みもあるかと思いますが、
それは米株がリーマンショックでメタメタに売られた後の反動での上昇。

今の中国株は、景気が悪化しているのに、高値維持のステロイド政策。
これは全然違うわよね?

中国株7年ぶり高値 上海指数、住宅市場から資金流入
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM08H52_Y5A400C1FF2000/

何か大きなことが起きるのは、ギリシャじゃなくて
中国発かもしれません・・・すでに中国株はバブルの様相。
ITバブルが弾ける前の米株と同じような動きになっている
との指摘もあるようです。

http://www.zerohedge.com/news/2015-04-09/crazed-chinese-housewives-frothing-hong-kong-bubble-euphoria

ということで、中国の動向が激しく気がかり。
豪ドルは買えませんね。売り目線です。
91.50円で豪ドルショート。

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ユーロもまだまだ下げるとは思っていますが、
さすがに最近の下げ方が大きかったので
ユーロドルショートは買い戻して、ユーロ円に絞っていますが、
ギリシャの改革案はEUとの合意には至っていない状況で、
今週金曜日に修正案の提出期限だそうです。
そして、メインイベントになりそうなのが
24日のユーロ圏財務相会合、ここで合意出来るように頑張っている、
という状況ですので、24日に合意できなかったら荒れますね。。。

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これは拾ったニュース、メモ。

通貨オプション市場で英ポンドの予想変動率上昇が話題。
 *来月7日投開票の総選挙、1カ月前になっても与野党の支持率ほぼ拮抗。 *過去に例がない大接戦、選挙後の政治的不透明感に不安の声が次第に強まる。 *選挙をまたぐ1カ月物の予想変動率。週明けアジア時間も13%前後で推移。 *11年9月以来、3年半ぶり高水準。 *主要通貨の合成予想変動率は年初来レンジの中心付近。ポンドの不安心理は突出。 *ポンドの荒れぶりはスポット市場も同様。対米ドルで5年ぶり安値。

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