今週からいよいよイベントウィーク。
①ドル円相場が118.50~122.04円のレンジを放れるか。
②日経平均が2万円大台を守り上昇維持できるか。
試されることとなります。
24日㈮のNY市場ではドル売りが優勢。
3月の米耐久財受注の数字がドル売りの背景。
受注額では全体では前月から4%増えたのですが、
GDP算出に用いるコア受注(航空機や国防関連を除く)出荷額が
前月から減っていた、、、のがドル売りの背景のようです。
米耐久財受注、3月は4.0%増 コア受注は7カ月連続マイナス
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0NF1NY20150424
○受注額前月比+4.0% (前月は▲1.4%)昨年7月以来の大きな伸び率
×コア受注 ▲0.5%(7カ月連続でのマイナス)
×2月分受注額 ▲1.1% →▲2.2%へ下方修正(2013年7月以来の大幅下落)
判断が難しい内容ですねぇ。。。しかし、米証券会社はこの数字を受けて
相次いで今週29日に発表される1-3月期のGDPの伸び率予想を下方修正。
GDP悪い→6月の米利上げはないだろう。。。ということですね。
ということで、今週は米国サイドの為替変動要因は
◇29日1-3月期GDP速報値大注目です(予想コンセンサス 1%?!)
同日29日にFOMCもありますが、大きな変更はないとして注目度は
あまり高くありません。
そして本邦サイドの注目材料はなんといっても
◇30日日銀の金融政策決定会合
なんてったって、24日㈮に自民党の山本幸三議員が
「日銀が30日の会合で何もしないことはあり得ない」と発言してますもの('Д')
自民党の山本議員:日銀何もしないこと「あり得ない」-30日会合で
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NNAMZF6JTSEC01.html
こんな発言しちゃっていいんでしょうか(^-^;
ホントに追加緩和をするかどうかは、全くわかりません。
本邦勢は懐疑的ですが、海外勢は山本議員の一連の発言に
期待を持っているようで、日本株はずいぶん海外勢が買っていますね。
そうはいっても、ドル円相場は膠着状態。
先週は貿易収支が黒字転換したことが分かりました。
株が失望で売られれば、ドル円も落ちやすい土壌が醸成されている、
という感じがしていますがどうでしょうか。
(ポジショントーク・・・(笑)
ともかく、イベントリスクが高い週です。
振り回されないようにポジションは小さめに行きます。。。
ドル円ショートは継続中。
*****************
結局24日の財務相会合でギリシャは改革案提出できていません。
それでもユーロが上がっているんだから、、
これは読み間違えたわ。
ユーロ円の130円台のショートは129円台後半で泣く泣く買い戻し。
今週ドル円が落ちれば、ユーロ円も再度落ちる可能性があるとは
思っているのですが、ユーロドルがチャート的に強い感じがして怖い。
ということで、テクニカルだけですが、ユーロドルを少々ロングに。
コスト1.0851ドル。
5月11日の会合までに何らかの形で合意するとの期待や
かりにギリシャがデフォルトしても欧州安定メカニズム(ESM)と
いった金融安全網があるため金融不安の波及は限定的になる、
などの楽観が広がっているようです。
今月末には公務員への支払いが。
5月半ばにはIMFへの返済が、と資金がいくらあっても足りないギリシャ。
一体どのように解決するのか全く見えませんが、
市場はいよいよデフォルトを織り込んでもなお、耐えられる地合と
なってきているのかもしれません。
もっと怖いのは中国リスクですね。
これは、いつ表面化するのか、タイミングは難しいのだけれど。
今週も頑張りましょう~
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。