昨日のブログでポンドの買い場探し、と書きましたが、
FOMCを通過しても、波乱がなかったので、
今日ポンドドルをロングしました。
コストは1.5533と1.5548ドル
今日発表される小売りが強いという予想もありましたし、
基本的に「次の政策変更は利上げ」というBOEのスタンスには
変更がないと思われるということが動機でしたが、
これが見事にビンゴでした!
(英) 4月小売売上高指数
前期比 +1.2%(予想+0.2%~0.4%)
昨年11月以来の大幅増、予想に対しても申し分ない強い数字。
これでポンドがポーンと跳ねました。
ポンド円は2008年9月以来の高値だそうです。
ポンド円も買えばよかったかな…。
実はポンド円にも手を出したんだけど、
ドル円がもし調整するなら、ポンド円も下落しちゃうかな?
と思って止めてしまったのでした。
ドル円、ちょっとだれてきていますよね。
昨日21日㈬の高値は121.47円。
今日22日㈭は120.84円まで下げる局面も。
ここを絶好の押し目の買い場とみるか、
122円タッチできずに結局ボックスレンジの中とみるか。
びみょーーー。
私は、、、レンジに落ちてくると思っているのですが
どうかしら?自信はないんだけど(^^;
昨晩の議事録は特に見どころなし。
米FOMC議事録:6月利上げ可能性低い-年内の選択肢維持
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NONUI2SYF02101.html
現在の市場のコンセンサスに遠からず、です。
私が注視しているのが
「当局者は6月の引き締め開始の選択肢を排除しなかった。」部分。
「2〜3人の委員は、政策引き締めの開始条件を満たすと委員会が判断するに十分な景気見通しの改善が、6月会合までに収集される情報で示唆される公算が大きいと予想した」
一方で、「多くの委員は6月に入手される統計について、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き上げる条件を満たす十分な証拠となる公算は小さいとの見方を示した。ただ、概してその可能性は排除しなかった」
ということで、今市場関係者のほとんどが6月はないと思ってますね。
断言する向きもある中で、もし6月利上げしたらサプライズ、
って側面に注意ということです。
ないんでしょうけど、あったらエライことですよ。
ってとこに注目したいのよねぇ。天邪鬼なのかな(笑)
5月に大きな下落がなければ6月かもしれません。
6月のリスクも考えておきたいところです。
米国の利上げを巡る材料かもしれませんし、
ギリシャかもしれない。
中国だってリスクだらけ。
ということで、テールリスクにかけるってのは
良くないと思いつつ~なんだかあきらめきれずに
今日も懲りずに日経平均を20200円台でパラパラ売っています(^^;
ドル円のショートは作ってない。。。。
代わりにユーロドルを買おうかと思ってたり。
(ポンドドルを買ったので、ユーロに手を出してないの)
というのも今週為替市場を最も大きく動かしたのが
ECBクーレ理事の発言。
ブログにも書きましたが、
「夏枯れの時期を前に現時点でQEを加速させる」発言。
ノワイエ理事まで(この方はフランス中銀総裁でもある)
「必要なら資産購入プランを拡大の用意」があると発言。
つまり、ECBのQEが加速する、もっと増やす可能性もある、
ということでのユーロ安だったわけです。
ただし、これ、言ってるだけです、まだ。
今日の西原さんの有料メールで松崎さんが書いているんだけど
ゴールドマンサックスやシティがドイツ国債利回り予想を
引き上げた模様。つまり、もう利回りは
あんなに下がらないという予想です。
Citiバンク
2015Q3末までに、ドイツ国債利回りが+0.2%へ。
「マイナス金利になる可能性はなくなった」
ゴールドマンサックス
2015年末 +0.50%予想を+0.90%へ変更
彼らの予想が絶対だとは思いませんが、
しかし、ユーロがここから再下落するには
本当にQE2をやる時じゃないかなぁと思うのです。
ユーロって昨年5月からほぼ1年下げてます。
9~10月くらいって下げ止まるかに見せたんだけど
11~12月に再下落で下落が加速。
これが国債買入れをも含むQEの思惑を織り込み始めたところね。
つまり、QE相場はすでに半年以上経っているのです。
実際に国債を買い始めたのは3月9日ですが、
その前からその思惑で下げていたということで、
日柄的にはもう十分。。。
ということで戻り始めたユーロですが、クーレさんとノワイエさんの
「口先介入」にびっくりして再下落した、というだけのこと。
実際にQE2があるまでは、やっぱりユーロは戻り相場に
回帰するんじゃないか、と思ってみたりしております。
チャート的にもユーロドルってWボトム付けた形ですものね。
ただ、マイナス金利政策を取っているわけで、
米ドルとユーロの金利差は圧倒的にドル買い有利なわけで
売られやすいことは否定しません。
だからそんなにみるみる上昇するというより、
この1.105~1.150くらいのところがレンジになる感じかな。
しかし、ドル円も三角持合いを上抜けたわけで
基本的に今、ドル高予想が大勢となってきた中で
ドル安の予想をするってのは、なかなか自信がないところではあって、
だから、ユーロロングはまだ作っていないです(^^;
今夜は米指標も悪かった。
5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数+6.7
(予想+8.0を下回る)
4月米中古住宅販売件数 年率換算 504万件
(予想523万件程度を下回る)
良かったのが
4月米景気先行指標総合指数 前月比+0.7%
(予想+0.3%上昇を上回る)
良い指標もあったので、ドルめった売りにはなってませんね。
明日22日㈮は イエレン議長の講演があり注目度が高いようです。
また、ECBフォーラムというのが開催されるようで
ドラギ総裁が2回講演予定。
日銀の黒田総裁やBOEカーニー英中銀総裁も、
パネルディスカッションに参加する予定と松崎さん情報。
気を付けたいイベントリスク。
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