よっしゃ。ポンドが今日も高い。
今日はイギリスの金融政策委員会(注目してなかった(^^;)
金利は据え置き。資産購入枠も予想通り据え置き。
しかし、この金融政策委員会が20:00発表なのに
今日は18:00過ぎからポンドが動意づいて上昇開始。
あえて総選挙前にリスクテイクしてロングしたポンドドルですが、
今日のNY終値で1.5575ドルを上回って引ければ
次のターゲットは1.5870ドル近辺。
何のことはない昨年7月の天井から今年4月の底の下落波動の
50%戻しがターゲット。今日、ちょうど38.2%のラインである1.5575ドル近
辺を
上回ってきているのよ。ここを明確に抜ければ相当強いというわけ。
今年2月と4月の高値を超えていますね。
金融政策据え置きで材料なしでも買われているとは。。。
それから13日水曜日にはイギリスからインフレリポートが発表されます。
詳細は西原さんの有料メルマガで松崎さんが書いてくださっています。
このインフレ・レポートは、2/5/8/11月に出ますが、
前回2月のレポートでは、金利先高観が大きく低下。
一方でGDP予想が改善していたのですが、
これが今回どのように変わるのかが注目ということね。
BOEは次に政策を変更するなら「利上げだ」ということで
金融政策委員会メンバーが一致した意見となっており、
それが一体いつになるのか、という点が注目なのですが、
米国の次に利上げするのはイギリスだろうということが
昨今のポンド上昇の一因にもなっています。
総選挙リスクで売りこまれていたものが選挙結果、
保守大勝で買い戻されたというのが最も大きな上昇要因では
ありましたが、、、。
インフレリポートはポンドの変動要因としてはかなり重要なので
水曜までに現在のロングを手仕舞うかどうか思案中。
************************
一方で今日弱かったのがキウイドルです。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が11日、
「ニュージーランド準備銀行が6月もしくは7月の会合で
利下げに踏み切る可能性がある」とのリポートを発表したことを嫌気。
あらら、ニュージーランドは利下げの可能性が高いの?!
このレポートを受けて今日はキウイドルが日通し下落を続けています。
これは不意を突かれる動きでしたので、タッチしていません。
チャートが随分弱いので、戻りは売ってみたいですが、
何せ戻らないと売れないとこまで下がってきています・・・。
**********************
確か今夜11日はEU財務省会合よね。
ギリシャ支援はどうなることやら。
明日12日にはIMFへ7.5億ユーロの返済が迫る中、
今のところ支援合意の報はなく、
今日の東京時間には米WSJ紙が
IMFがギリシャのデフォルトの可能性で緊急計画を策定中と
報じた模様。それでも、金融市場に波乱の拡大は見られず
市場ではすでにギリシャのデフォルトを念頭に置いて動いているようです。
ドイツ国債利回り急騰が天井つけったっぽい、、、ということで
ユーロロングを手仕舞って様子見に回っていますが、
やはりユーロがダラダラとではありますが下げてきていますね。
ギリシャの問題があるので、ユーロのボラが一時的に上がるリスクは
否めず、ユーロには触らずです。
※追記
AM1:00前ギリシャが明日支払期限であったIMFへの支払いを行ったとReuters。
金相場急落はこの報道のせいかな。1180ドル割れ示現。
************************
今日の東京引け後の夕刻に日経ロングとDAXロングは手じまいました。
今夜の米株が上がるとも思えず、一度押す可能性もあるかな?
というのと、まだ5月の波乱リスクをぬぐいきれないため。。。
ですが、今夜の米株、神経質に乱高下でじり安。
かといって崩れそうなムードもないかな(^^;
それでも折角利益が出たポジションです。
ギリシャもどうなるかわからない中でドイツ株ロングのままは
危険でしょ。利食い千人力ですね。
日経は、、、今日は高かったですが、明日はどうかしら?
戻り売り相場に入った可能性はないかしら・・・・。
ということで、新規で売り建てることはしていませんが、
買いポジ決済で、今日は新規ナシ。
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。