2015年6月11日木曜日


な、な、なんですって~黒田さん!?

と思われた方も多かったと思います。。。
今日10日水曜日のドル円の急落のきかっけは
衆議院 財務金融委員会で黒田日銀総裁のこの発言。

「実質実効為替レートで見ると円安になっているのは事実だが
ここからさらに円安はありそうにない」

「米利上げが市場にほぼ織り込まれているとすれば、
それ以上のサプライズがなければこれ以上のドル高になる
必要もないように思われる」

黒田さんが、、、
デフレ脱却に邁進してこの相場を作り上げてきた
日銀総裁が、これ以上円安ドル高にはならない、って。。。
こんなこと言っちゃうわけ~(;・∀・)なんでなんで??

ってのが正直なところです。

週末のG7でオバマ大統領が「強いドルは問題と発言した」と
フランスの当局者が述べ、その後、政府高官・オバマ大統領本人が
そのような発言はしていない、と報道を否定するなどという
ドタバタがありましたが、まあ、普通に考えれば
火のない所に煙は立たぬわけで、そりゃそう言ってるんでしょう。


大統領が為替水準に言及した、って事実は表向きよろしくないので
火消しをしたということでしょうけれど、
実際問題、あまりドル高になると企業収益にも悪影響ですし、
中国の動向を睨み、TPP法案を早晩進めたい思惑がある米国にとっては
為替の問題は軽んじてはならない問題なんだろうなぁ。


という米国の本音が漏れ伝わってきていた矢先の
黒田さんの同じバイアスのドル高是正発言。

やっぱりG7で為替水準について非公式に議論がかわされていた
んじゃないの?!それで黒田さんもあんな発言をしたんじゃないの?

と思ってしまいますよね。

だから、相場はもうこれ以上(125円以上)には円安が進まないかも?
と、慌てて円買いに動いたというわけ。。。。
これは口先介入だ!!!と思っちゃっても不思議はないですね。

ところが、黒田総裁は10日夕、政府の経済財政諮問会議で集まった際に
甘利経済再生相らに「自分の発言が市場に大きな変化を与えてしまったが、
全くそんなこと(円安けん制)を考えて言ったわけではない」と釈明した、
と報道されています。

ええっ?!計算して発言されたわけじゃなかたの?

ひょっとしたら日米ともに牽制しないといけないくらい
今の水準が不快であり、政治的にこれ以上のドル高円安は阻止する方向で
スタンスが一致したのかと読んだ向きにとっては、
この発言もまた梯子を外すようなものでした。

計算じゃないなら、日米ともにドル高是正で手を組んだわけじゃ
ないってことですが、、、黒田さんの発言の意図はイマイチ
よくわかりません。

125円が天井だったのか、それとも今の122円台というのが
絶好の押し目で、さらにドル円の高値を付けに行くのか、
数日見てみないことには、何とも判断がつきかねますね。

今夜の米株は、ドル安円高となったことを手掛かりに大きく上昇中で
今夜の米株に明日の日本株市場が影響するなら
下げ止まり確認の可能性もないことはないですが、
何しろ今週末はメジャーSQ算出日。

株価指数先物で
これまでの上昇相場で積み上げられた裁定取引の買い残高は
金額ベースで3兆7640億円(これは5日時点の数字ですが)と
前の週から減少したもののの、依然として2014年1月以来の高水準にあり、
円高を材料に株価指数先物に売りが出て
裁定解消に伴う現物株売りが広がった今日の相場。

高水準の裁定買い残は需給面での重荷として意識される可能性が高く、
2万円接近で「買い場到来」との声はしぼみつつあるようだ、
との声も広がっており、SQ通過までは気が抜けません。。。

黒田さんの発言受けたドル円急落で
私のドル円ロングはご臨終。

そうよね。私、ドル円、ユーロ円、ユーロドルのロングを
持っていたんですが、そういう整合性の合わないポジションの
取り方をしていると、どれかは脱落しますよね。
それが、ドル円だったとは。。。。

ユーロドル、ユーロ円はまだ保有継続。
日経平均ロングも継続です。


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