2015年7月3日金曜日


6月分の雇用統計、ビミョーな結果となりました。

※ 6月雇用統計

・NFP非農業部門雇用者数 22.3万人(予想+23.8万人)
(前月5月分が+28.0万人→25.4万人へ下方修正)

・失業率 5.3%(前月5.5%、予想5.4%)
 2008年4月以来の低水準、つまり好結果

・労働参加率は62.6%(前回 62.9%から悪化)
 1977年10月以来の低水準、つまり懸念材料に

・平均時給 前年比2.0%(前回2.3%より悪化)

NFPはほぼ予想通りなのですが、前月分が下方修正されたこと、
平均時給が伸びなかったこと、
労働参加率が1977年以来の低水準だったことなどが気がかり。

それでもNFPは+20万人超えをコンスタントにはじき出しており、
9月利上げの声も消えたわけではないようです。

ただ、市場の反応としては全面ドル安。
米債買われて利回り低下、株高、ゴールド反発ですので
利上げの思惑が若干後ろにずれたという織り込みですね。

・・・・っと思ったら、24:00くらいまで米株100ドルくらい高かったのに
現在、マイナス圏に沈んできたわ。
ドルは、、、安いまま。

これ、あんまりよくないんじゃない?

単純に利上げが遅れる可能性、というだけなら、株は安心感から
買われるはず、、、、。

あ、明日からの独立記念日の連休に向けて
ギリシャリスクなどをはらむ休暇中にポジションを軽くしておきたい、
というポジション調整が入っているということかな?

ゴールドの反発も瞬間で上昇力は弱くまただれてきています。

ドル安、、、123.71円から122.94円まで下げましたが、
今週は122円の大台割れを何度か試したことを考えれば
それほど崩れたという印象もないですしね。

意外に今回の雇用統計も結局は「ノーイベント化」するのかな。
(結局同じ水準に戻ってきちゃって、何もなかったのと一緒)

連休前リスクを避けるポジション調整色の方が強い動きかもしれません。

だって、今週5日はギリシャの国民投票ですしねぇ。
実施されるかどうか、という話もありますが、
ギリシャを巡っての報道がコロコロ変わるので、
週明けどんなリスクにさらされるかわかったものじゃありません。

NY勢は今夜、ポジション調整に入っているんでしょう。

ドル円は結局123円台は固そうな印象よ。

★米雇用統計:識者はこうみる
http://u111u.info/mcEx

今週は122円割れを見てショート振って踏みあげられるという
失敗をしたばかりなので、今夜のこの動きをみても
ポジションを取りたいというアグレッシブな気持ちにはなれません。

アイディアもひらめきもない。。。

せいぜい、このドル安でキウイドルが戻るなら、
売り場を提供してくれるわね~という程度で、
もう少しキウイが戻ってくるようなら売りたいと思います。

ポンドも買いたいんけど、もう少し押し目があるかな。
意外にポンドは今夜のドル安基調にも頭が重いです。

今日7月2日㈭の日経平均は193円高の20522円と強かったのですが、
今夜のシカゴ先物では▲60円 20480円、明日金曜は一服でしょう。

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金がさえない動きとなっていますが、それの利上げまで?!
この夏の安値を拾いどころだと思ってます。
私は現物でもちょこちょこ買おうかと思案中。

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