2015年8月17日月曜日

人民元切り下げ騒動に驚かされたお盆Weekでしたが
結局のところ、人民元は3日間で4.5%程度安くなっただけです。

それなりに大きな動きではありますけど、為替市場では
この程度の変動が起きることはままありますし、
これで、すぐさまほかの大きなリスクを誘引するとは思えません。
ドル円相場は結局124~125円台の狭いレンジの中で推移していただけです。

株式市場もリスク回避で下落する局面がありましたが
日経平均は2万円の大台を維持していますし、
おそらく、この程度のショックですむならば
意外と株は立ち直って、再度上昇するんじゃないか、
って思っているんですが、嫌なのが米株ですよね。

ダウ平均のチャート、人民元切り下げショックで長ーい下ひげを付けて
切り上げた水曜日以降、ちっとも上がってこないんですよねぇ。。。

おまけに米国債、ドイツ国債、日本国債などが買われているようで
10年債利回りが軒並み低下中。つまり、リスクオフ相場の様相ね。

株から債券へと資金が逃げているということかと思われます。
そんな中で、日本株だけ強気で見ていて大丈夫だろうか、って話です。

明日は注目の日本の4-6月期のGDPが出ます。
金融機関、シンクタンク系の予想を見ると▲0.6~▲3.3%までばらつきが
ありますが、中央値は▲1.9%といったところ。
(伊藤忠研だけがプラス0.4%予想。)

このマイナス幅がどの程度で収まるか、ってことが
明日の日本株市場の焦点となりますが、
本田内閣官房参与は「4-6月期GDP低調なら3兆円超の景気対策を講じる」
http://jp.wsj.com/articles/SB12651166888765394352004581164224093597658
と発言しており、マイナスショックはそれほど株価を
押し下げることはないかもしれません。

やはり、米株の動向注視でしょうかねぇ、、、今週は。

米株が崩れてしまうというようなことがない限り
9月の利上げはあるものと思われますが、
それも、8月分の雇用統計を確認してみないことには
絶対とは言い切れませんものね。

なんだかんだドル円がレンジ相場でやりにくいことこの上ないのですが、
この地合いで謎にユーロが上昇しちゃうので
ユーロドルショートは一旦手じまいました。
コストトントンのところでやめています。
20100円前後で作った日経平均ロングも週末金曜のNY時間前に
手じまっています。こちらはそこそこの利食いですが、
週末リスクを避けた格好。

大倉キャプテンは、ユーロの上昇の裏に中国がいるんじゃないか、
なんて話をされていらっしゃいましたが、
この人民元切り下げ騒動で、金も上昇しているところを見ると
やはり中国によるところが大きい可能性はありますね。

これが本格上昇のサインということではないのですが、
やむにやまれぬオペレーションの中で
ユーロ高、金高を招いているという説には説得力があります。
詳しくはYMTVの大倉たかしの本音で言わせてをご覧くださいね。


では、ここからどうなるか。

人民元切り下げ騒動は一旦落ち着いたとみていいと思います。

今週はまず、日本のGDPショックがいかばかりか、
そしてその後、どのような形になるのかわかりませんが
日本の株価対策が本当に出てくるのか否か。

おそらく日経平均2万円台にいるのは、株価対策への期待もあるからだと
思われ、期待外れとなるなら崩れるリスクもあろうかと思います。
そうなれば円高かなぁ。。。


原油価格が41ドル台まで落ちてきていますが、
この原油安がもたらすインフレ低下が、米利上げに影響が
ないものかどうかって点も気がかりだったりします。

前回の原油安の際は60ドル台までの反転が見られたことから
原油安がもたらすリスクの拡大はそれほど大きくなかったのですが
再下落で安値更新。これが長引くとなると、ダウ構成銘柄に占める
エネルギー関連銘柄への影響が・・・。

レイオフが広がれば雇用統計にだって影響するリスクも否定できません。
ということで、原油安は侮れない今後のリスク。

さすがに30ドル台へと突っ込んでくると、
リスクオフ相場が広がる可能性もありますので要注意です。


ということで、今週のトレードスタンスは固まっていませんが、
リスクオフが広がりそうなら迷わずショートしたい地合い。
(だからこそ、逆に日本株だけは買いたい気分でもあるんですけどね^_^;)
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