なんだか9月利上げが既定路線のようなムードになってきましたね。
昨日4日のNY時間には ロックハート・アトランタ連銀総裁が
「9月利上げが適切」と発言したことで、全般ドル高進行となりました。
ロックハート氏はFOMC理事の中ではスタンス中立で
タカ派でもハト派でもなかったのですが、
今回、その中立のロックハート氏のタカ派発言に市場は敏感に反応、
9月利上げに向かってドル高が優勢となる展開ってことか。
それでも124・50には正体不明の謎の売りが控えている、
ってどこかで耳にしたけど、確かに124・50が抵抗になっているみたい。
今夜のADP、そして今週末の雇用統計でここを突破するような
強い数字が出るかどうか、、、ですね。
ドル円はトレードしていないですが、
ユーロドルショート保有したままなので
この流れは歓迎です。よほどの番狂わせがない限り
9月に利上げが実施されるみられ、ドル高が極まる瞬間まで
ユーロ安は継続すると思います。
利上げが発表されたら材料出尽くしでいったん
ドルが天井つけるかもしれないので
発表前まででしょうか、ドル高に動くのは。。。
利上げ観測に、米株は弱含みの推移でダウは4日続落、
S&P500種指数とナスダック指数も小幅ながら3日連続下落となっています。
それでも今日の日経が3日ぶりの反発と強かったのは何故でしょう。
皆が利上げやGDPマイナスへの警戒で弱気で空売り比率は高いまま。
また、今週末は日銀の金融政策の決定会合があるのですが、
黒田総裁は追加緩和観測にたいして緩和は必要ないと冷や水を
浴びせていますが、これまで、日銀前って株価が上昇するパターンが
多かったようで、日銀前にはショートカバーが入りやすいのかもしれません。
日銀前まで買われて、日銀通過後失望売りのパターンでしょうか?
皆が弱気に傾いているのが気がかりで
私は日経売る気になれずにいます。
14000~5000円台のロングはそのまま持っていますし。
個別は複数銘柄ロングのまま。
4-6月期のGDPがマイナスになるかも~って話は
今やマーケットが織り込んでしまっているのではないか、
という気もします。そうそうにショートした向きが
買い戻せば意外にこの8月高値を更新しちゃうかも・・・?!
今夜は7月の米ADP雇用統計。この後発表になります。
雇用者数は予想が+21.5万人程度(6月が+23.7万人)
今週末発表される7月の米雇用統計では、
非農業部門雇用者数が+22.5万人程度の予想
6月の+22.3万人とほぼ同水準になる見込み。
なお、先週末発表された雇用コスト指数でドルが大きく動いたことから
注目は賃金上昇率となるという見方も強いのですが、
平均時間給の予想は前年比+2.3%で、
6月の+2.0%を上回る可能性が高いとみられています。
**********************************************
今日は NZの4-6月期の失業率が発表されてました。
失業率は5.9%と市場予想の5.9%と同じだったのですが
雇用者数増減が0.3%と市場予想の0.5%を下回ったことで
NZドル売りが優勢に。
昨日は豪ドル高につれてNZドルも上昇する局面がありましたが、
昨晩のNZ乳製品大手のフォンテラの乳製品価格オークションで
乳製品価格が前回比で▲9.3もの下落となり、
10回連続で価格下落となっていることを嫌気してNZドルは軟化。
先週29日にはニュージーランド準備銀行のウィーラー総裁が
物価上昇を支えるため、今後追加利下げが必要になりそうだとの
見方を繰り返しており、NZドルは下落トレンドが継続するとみられます。
ここからの最弱通貨はNZドルじゃないかな?
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。