2015年8月3日月曜日

7月31日金曜のNY時間、ドルが急落する局面が.
きっかけは「雇用コスト指数」という指標。

これは企業が社員を雇う際に負担するコストを指数で表した指数ということですが
発表されるタイミングが「四半期ごと」であり、
3か月に1度であることからついつい忘れてしまいがち、、、
というか、あんまり意識してませんでしたよね。

今回この指標でドルが比較的大きく(まるで雇用統計発表時のような)
動きになったのは、やはり米利上げが市場の主軸のテーマある
ということなのでしょう。

雇用コストは給料だけじゃなくて福利厚生などの負担額も
計上されているということで、企業業績が良好でなかれば上がってこない数字。
この数字が上昇してくれば米企業業績が好転しているってことが
確認できるわけですが、
2011年から2015年にかけて雇用コスト指数は0.3%から0.7%の間で推移しており
低水準の伸びが続いていました。

上昇の兆しは、前回発表された1-3月期分に表れたことで
米利上げ近し、という思惑にもつながっていたようです。

1-3月期は前期比+0.7%(2014年10-12月期は+0.5%)
ところが、今回はなんと+0.2%。予想が+0.6%。
統計が始まって以来33年ぶりの小幅な伸びだったんだそうです。

となると、今週末の7月の雇用統計は
NFPや失業率より賃金上昇率が注目でしょうか。

まあ、ブレが大きい指標みたいですし、
米国利上げ時期を左右するほどの影響はないものと思いますが、
それでも雇用統計で賃金上昇率が悪化していたりすれば
ドル売りがさらに加速する、なんてこともあるのかもしれません。

この指標発表でドル円相場は124.38円近辺から123.51円近辺まで一気に80銭
もの下落となったのですが、その後半値ほど戻しています。
NYクローズは123.90銭アラウンド。

ということで、結局南極レンジ相場の中。。。

先週金曜のYMTV為替デスマッチセミナーでは
8月のマーケットリスクについて徹底解説くださった大倉キャプテン。

特に月中15日前後にリスクイベントが集中しています。
ということで、このレンジ、どちらかに抜けるなら
下方ブレイクの可能性のほうが大きいのかな___という気もしますが、
そもそも8月は為替市場でも円高になりやすい月ですので、
125円近くまで上昇する局面があれば売り参戦でしょうか。

下げたところを追いかけて売り込むのは危険です^_^;
レンジなんだもの、、、。

8月リスクについてはまたおいおい書きます。
トレードはユーロドルショート継続。
雇用指数でドル安ユーロ高となったので、ユーロドルは売り増ししています。
売り追加コストは1.1075ドル。

人気ブログランキングへ

※本レポートにて豊商事株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊商事株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊商事は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊商事株式会社