2015年8月11日火曜日

日本がお盆休みに入ろうというのに、中国がお騒がせ!!

10:30前の東京時間
中国人民銀行が人民元の中心レートを前の日に比べて1.9%引き下げました。

昨日の1ドル6.1162元から6.2298へ過去最大の切り下げ。

基準値の計算方法を変更する、と発表していますが、
今後基準値はマーケットメーカーのクォートと前日終値に基づいて決定されるのだとか。

これは輸出産業への支援策とみられ、貿易相手国として人民元安が
不利に働くとして豪ドルが最も激しく急落。
下げたのは豪ドルだけじゃありません。
米利上げを控えて、中国が通貨安競争に参戦したことで
通貨安競争がさらに激化すると思われ、
キウイ、ユーロ、ポンドなどあらゆる通貨が下落。
(ボラが最も大きかったのが豪ドル)

結果的に全般ドル高。

そりゃそうよね、利上げバイアスにあるの今のところ米国だけだもの。
次いでポンド、、、なんだけど
英国はころころスタンスがブレるので信用ならないとこがありますね^_^;
つまり、ドル独歩高の可能性が出てくるわけです。

これ、米国に怒られないの?

9月利上げシナリオの障害になるんじゃないの?
といろいろ疑問がわきますが、
FBで森好治郎さんに質問させていただきましたところ、

「ルー米財務長官は6月24日の米中経済戦略対話の中で、為替市場への介入を「市場が混乱している場合に限定する」ことを約束し、市場主導の為替相場に移行するよう求めていました。
そのうえで、「人民元が上昇圧力を受けた時に中国の約束が試される」と述べていましたので、本日の人民銀行による事実上の元切り下げは、中国経済が想定以上に弱いと受け止められています。 チャイナリスクはFEDによる金融正常化に際しての障害の一つになると考えるのが自然かもしれませんね。」


と大変ありがたい返信を頂戴しました。
なるほど、このまま中国がだめになるほうが米国にとってもリスクと
考えるなら、容認とはいかなくても、、、ペナルティを課すという
こともないのかもしれません。


ドル高ですから、この瞬間ドル円相場はぐいぐい上昇して124.88円まで
上昇したのですが、125円の壁は厚いようです。

しかし、ドル円上昇にも、その直後から日経平均が大きく崩れだしました。
11日火曜、20900円を回復して始まった日経平均は、その後20946.93円まで
上げ幅を拡大させ、6月24日につけた年初来高値20952.71円にあと6円程度に
迫っていたのですが、ひけてみたら▲87.94 20720 

一時は20582.01円まで下落し、今日の高値からは最大で364円も下げる瞬間もありました。
終値では下げ幅若干縮小していますが、
さて、ここからこのニュースはどのように禍根を残すのでしょうか。

なぜ日本株が下がるかって、
わかりやすい解説を呟かれていたのが 高山廣人さん。
@h1takayama

「今回の人民元切り下げは小幅でだったが、今後も続くとの憶測が働くと、中国株だけプラスで、近隣輸出諸国(日本も含む)窮乏化策なので、マイナス。」

「また、人民元がこの先大幅に安くなると、中国人による日本爆買いも下火に。」

なるほど、
日本がアベノミクスで円安加速となったために韓国輸出が落ち込み
韓国経済に打撃、、、というのと同じね。

元安は日本の輸出企業が競争上、不利になるとの見方が
日本株市場を下落させたようです。

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思えば、8日日曜日にこんなニュースが出ていたところだったのよね。

中国7月輸出は8.3%減、予想以上の落ち込み
http://jp.reuters.com/article/2015/08/09/china-economy-trade-idJPKCN0QE0V820150809

このロイター記事内にもあるように
「中国政府が景気下支えのために一段の刺激策を講じる必要があることを示す数字となった。」

ここを見逃していた、ということが情けなくてなりません(-_-;)

数字の発表は週末、政策の発表は随時→「必要ならいつでも」
というのが中国スタイル。

なんで?このタイミングで何してくれるの?
と動揺する前に、支援策が飛び出す可能性が十分にあったことを
準備できていなかったことに反省です。。。

それとね、昨日10日月曜日って、8日に発表された中国の指標が悪かったのに
上海株が+4.93%もの大幅高だったのが解せなかったのですが、
支援策発表の期待があったから、ってことですね。

インチキPKOで株価を支えているだけ、
中国市場はもう終わり、誰が買うの?!
と決めつけていると、こういう大相場に乗れないワケです。反省。

アングル:中国で存在感高める海外ヘッジファンド
http://bit.ly/1IVoXzI

こんなニュースもあるくらいで、まあ、血気盛んなファンド勢は
中国市場でもガンガン取引している模様。

だから、中国株がもう上がらない、ということもないのですよ・・・。

ふと目にしたけれど、何も感じず見逃していたニュースが
後でとても重要だったことに気が付くことの繰り返しです。

欧州から米国市場で、この人民元切り下げニュースが
どのように受け止めれられるのか。

全般ドル高も、
ドル円相場は125円の壁を越えられるのか。
日経平均はWトップとなってしまうのか。
やっぱり、リスクって想定していないところから出てくるものですね^_^;

今は根っこのドル円、日経ロングだけです。

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