10日月曜、東京欧州時間にかけてドル円はじり高。
今日は124.78円まで戻りました。
問題は125円の黒田ラインの壁。
今夜はNY時間に入って、全面ドル安基調となり、
ドル円相場も124.51円まで軟化しています。
リスクイベントも多い時期に入っていますので、
124円台後半から買うのは憚られるわけで
まあ、結局レンジなのよね。
しかしね、、、株が強いです。
今日TOPIXは新高値更新しているんです。
なんと10日月曜はTOPIX 9日続伸。
6/24に付けた年初来高値を1カ月半ぶりに更新しています。
日経平均も7月21日以来の20800円を回復で、年初来高値が射程圏内。
あのね、建設株が強いんです、今。
建設株って例年、年後半が強いというサイクルがあるようですが、
今年の場合、特にある思惑が建設株への資金流入を呼び込んでいる
ンじゃないかなぁと思うのです。
2016年は参院選、 2017年は消費増税です。
このパターン。。。
2013年参院選、2014年消費増税実現した流れと一緒。
そして、その前の年2012年に何があったか。
2012年8月 GDP発表の翌日から補正予算の議論が始まりました。
13兆円もの補正の議論で2013年参院選与党大勝、2014年消費増税という
流れがあったのですが、この時と今がよく似ているというのです。
8/7モーニングサテライト 【プロの眼】8月の夏枯れ相場を救うのは景気対策?
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/expert/
つまり、今年2015年8月GDPがマイナスの予想が出ていますが、
その後、2012年の時のように、補正予算議論が出てくるんじゃないか?
って話があるようなんです。
今建設株が物色されているのはそのせいかもしれません。。。
今夜は7日続落で17500ドルを下回り嫌なムードが高まっていたダウ平均が
200ドルもの大幅高での推移となっており、反発しています。
20800円台というのが日経平均の強い抵抗ではありますが、
ここから米株が大きく戻っていくようなら、
日経平均も下支えされるんじゃないかしら。
あるいは安倍内閣の支持率低下を挽回する秘策があるのでは?
という期待もあるようです。何が出てくるかは噂にすぎませんが、
出れば、株高となるような、そして内閣支持率も回復するような・・・
という期待が株を支えているというのは一定の説得力があるように思います。
ただ、ドル円がどんどこ上がるかというとそうでもない。
今夜は日経平均先物が強いのにドル円は軟調地合い。
全般ドル安ムードです。
ユーロ高、円高、ドル安気味に動いていて、
コモディティが大きく反発しています。
おかしいわね。。。米利上げが近しというセンチメントのはずなのに
なぜ今夜はドル安なんでしょうか。
特に材料が出ているわけじゃないのですが。。。
今日10日の上海株が強かったため、米株や商品市場に
安心感が広がっている、とのコメントも見受けられますが、
リスクオンとなるなら、ドル円はさらに上昇でしょ?
どうも解せない動きなので、ユーロドルショートはすべて買戻し。
商品がこのまま反発するなら、ユーロも反発基調が続きそうということで。
ユーロ高、ドル安なら、、、ああ、そうか、ドル円下落でも不思議はない?!
今夜の動きはほんと、上海株の強さを受けたものなのかもしれませんね(-_-;)
中国 上海総合 | 2015年 08月 10日 | 3,928.82 | +184.62 | +4.93% |
もしそうなら、米利上げ観測でのドル高を打ち消す影響力!?
ユーロドルショートの買戻しは利食いですが、
安値で利食えば爆益だったものを
随分この買戻し局面で利を削ってしまいました。。。
ここからはまだノープラン。
結局のところ、為替市場はどれもこれもレンジ相場。
トレンドのない相場は難しいですね・・・
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