2015年8月20日木曜日

FOMC議事録・・・どういうわけか3:00より早く公表されました。

ダウ・ジョーンズ通信が同午後1時44分ごろから速報配信したとか
ブルームバーグが2時30分すぎにリーク的な見通しを発表したとか、
主要メディアが予定時刻より前に報道しちゃったことで
前倒しでの公表になったらしいわ。

予定時刻よりも前に公表した理由についてFRBは「現在、調査中」ですって。
なんか最近こんなようなこと多くないですか…?

まあいいでしょう。

結果「ドル安」です。

米FOMC議事要旨:識者はこうみるhttp://jp.reuters.com/article/2015/08/19/instantview-fomc-minutes-idJPKCN0QO23H20150819?sp=true

要するに次回9月会合で利上げに踏み切るのか、踏み切らないのか、
はっきりした手掛かりはつかめなかった。

ってことみたい。それで、失望のドル売り。

ドル円相場は123.68円まで下落
ユーロドルは1.1133ドルまで上昇しています。

早期利上げ期待後退でのドル売り、っていうんであれば
米株は下げなくてもいいんじゃないかと思うんだけど
NYダウは▲163ドル 17349ドル
ナスダックも▲40P どうも冴えないですね。

昨日19日水曜の日経平均株価は20223円でしたが
CME日経先物は20100円程度、▲123円ですので、
日本株は売り優勢スタートとなりそうです。
やはり、いよいよ崩れるのでしょうか。

また、19日発表された7月の訪日外国人客数で、中国からの観光客数の伸びが
前年同月比2倍強の105%増となったものの、前の月の伸び率167%増か
らは鈍化したことも気がかりですね。


ただ、全体でみれば7月の訪日外客数は前年同月比51%増の191万人で、
年間を通じた単月としての過去最高を記録しています。
今年1月から7月までの累計は早くも1000万人を突破し、
1106万人となっています。気がかりは中国からの訪日伸びが鈍化したってとこ・・・。


19日の上海株は後場切り返しており、前の日に比べて1.2%高で終えましたが
午前に相場が大幅下落したのを受け、午後の取引で
「国家隊」と呼ばれる中国政府系ファンドが買い支えに動くとの思惑が広がり
買いを促したと報じられています。

思惑ということですが、実際そんな資金が今の中国にあるんだろうか。。。

 
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7月の日本の貿易収支は2,681億円と4カ月連続の赤字ではありますが、
前年同月の9,665億円が大幅に縮小されています。

2014年1年間の貿易赤字は12兆5000億円にも上りましたが、
2015年は8000~9000億円程度の赤字に収まりそうなんです。

2015年は2014年と比較して12兆円もの円売りドル買い圧力が消えているのです。
それなのにドル円相場が123~5円で高止まりしているのは
下がれば買い出動してきたGPIFなどの公的マネーによるサポートも
あったのですが、その資金もいよいよ出尽くなんじゃないか、とみられており、
最後の切り札「米国利上げ」が120円台を保つ材料になっているようですが、
これも、やれて1回がせいぜいではないかしら…。

となると、やはり円高バイアスが大きくなってきているように思います。
大倉キャプテンはこの春からずっとそう指摘してドル円ショートですよね。

私もそろそろショート構築しようかしら。。。

また、先週の突然の人民元切り下げによる人民元ショック相場は
ひとまず落ち着きを取り戻したのですが、
天津での大規模爆発もあって、中国経済へのネガティブなムードは根強く、
新興国通貨、アジア通貨売りが続いています。

ベトナムドンは比較可能な1994年以降の最安値をつけました。
ベトナム中央銀行、ドンの米ドルに対する基準レートを切り下げたことで急落。
これはおそらく人民元切り下げに触発された通貨切り下げです。

トルコリラは対ドルで最安値更新。

19日、イスタンブールで銃撃戦があった模様。http://jp.reuters.com/article/2015/08/19/tr-frx-vio-idJPKCN0QO1MW20150819

また、トルコ南東部で軍用車両爆破、兵士8人死亡http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2566887.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

トルコは政治も不安定。。。

トルコ再び総選挙へ、与野党の連立交渉不調http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2566886.html

台湾ドルも2009年11月以来の安値となっているほか、
マレーシアリンギも17日、1998年のペッグ制導入前の水準
つまり17年ぶりの安値水準まで下落しているほか、
17日夜にタイの首都バンコクで起きた爆弾テロを受けて
タイバーツも6年ぶり安値となっています。

こうした新興国、アジア経済の混乱は各国の株式市場の下落にも
つながっていますが、これがとまらないようだと、
アジア圏内では「低リスク通貨」とされる円の買いを
誘ってもおかしくないとして、警戒する声も出てきています。

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このところの資源国、新興国通貨安で冴えないNZドルですが、
18日火曜夜はニュージーランドの乳製品輸出大手フォンテラの
乳製品価格オークションで(GDT価格)
世界の乳製品価格が前回8/4の価格と比べて14.8%もの反発を見せたことで
NZドル買いが入る場面がありました。

フォンテラの最高経営責任者が、
人民元相場の下落で中国の輸出競争力が増し、
中国経済の成長加速と乳製品輸入の回復がもたらされる公算が大きいと述べており、
中国人民元切り下げを歓迎するコメントを出しています。

ニュージーランド産の牛乳の約9割は輸出向けで、
その多くが中国に出荷されている、ということで
中国の動向はNZドルにとっても非常に大きな影響があります。

また、フォンテラがGDTにおける販売量を今後減らす方針を示したという
報道もあり、これも乳製品価格の反発につながったとみられます。

ただ、今朝(19日朝)ニュージーランド4-6月期の生産者物価指数が
発表されましたが前回より改善したもののマイナスの伸びで
物価低迷の思惑は強く、NZの利下げ観測は残ったままで、
やっぱりキウイの上値が重い展開は長期化しそうです。。。

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