FOMC控えて意外と日経しっかり。
16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し
145円12銭高の1万8171円60銭で取引を終了。
空売りの買い戻しかなぁ。。。売買が盛況ってことでもなかったですし。
15日のNYダウが230ドル近くの大幅高だったこともあって、
総じてしっかりとした値動きでしたねぇ。
8~9月の金融混乱も落ち着いてるってのは、FOMC控えて
逆に売り玉を買い戻しているってことなのかもしれません。
利上げ見送りだと、相場が暴騰する可能性だってありますものね。
今日は8月の訪日外客数は、前年同月比63%増の181万人で、
これまで8月として過去最高だった昨年14年の111万人を大きく上回りました。
懸念された中国からは前年同月比133%増の59万人と
単月で過去最高も記録しています。
ってなことも、下値固かった材料にあるのかな。
それと、まだまだ中国に振り回されてます。
今日は東京市場が引けた後に中国株式市場で上海総合指数が
急反発となり、今日はおよそ5%の上昇に!!
上海総合指数は147p高の3152ポイント。
3000ポイントの節目が意識されているような値動きね。
なんでいつも東京が引けた後に動き出すんでしょうか…狙ってやってる?!
FOMC控えて慎重になって買いを手じまった向きには
腹が立つ展開よね・・・
ただ、この久しぶりの大幅高も売買代金は低水準にとどまり、
市場では一時的な反発との見方が大勢。
ドル円は120円ミドルまで円安進行。
この格下げのせいかどうかはっきりしませんが…
日本株はこの後も上昇してますし、
ドル円相場はその後125円まで上昇してます。
格下げによる日本売りなら日本株も円も債券も売られます。
株が上昇しているので、フィッチによる格下げの時の円安は
日本売りではないと思うのですが、、、さて今夜の円安は??
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今日夕方に発表された8月ユーロ圏消費者物価指数改定値が
速報値、市場予想平均を下回ったことでユーロが売られてますね。。。 ただ、ユーロも大局でみるとレンジ相場となっています。
また、今日夕方にはイギリスの8月の雇用統計が発表され
失業者数が予想に反して増加したものの、
5-7月の失業率が5.5%と予想の5.6%より強かったことや
5-7月の週平均賃金が2.9%と予想の2.5%を上回ったを好感し
ポンド買いが優勢となっています。
イギリスは利上げの思惑が強まるとポンドが上がりますね。
最近は割と素直に経済指標に反応する通貨です。
指標が強ければポンド買い、弱ければポンド売りね。
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それと、このところ戻り基調が鮮明なのが豪ドルです。
今週のオーストラリアの8月の雇用統計では
就業者数が1万7400人もの増加となり予想の5000人増を
大幅に上回る伸びとなったことなどが好感されているようですが、
また、オーストラリアでは、14日夜、与党・自由党の党首選挙が
急きょ行われ、党首のアボット首相が、ライバルで通信相を務めていた
マルコム・ターンブル氏に敗れ、翌15日、
勝利を収めたターンブル氏が首相に就任するという交代劇がありました。
急きょ行われた14日の党首選挙について、
地元の各メディアは「クーデターだ」などと伝えていて、
党内の混乱の収拾が課題となりますが
ターンブル氏の選出のニュースを挟んで豪ドルが堅調な足取りとなり
上昇したという指摘もあるようです。
今日なんかは上海株が5%もの上昇になったことなども支えなのかもね。
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またNZドルですが、RBNZ中央銀行が先週10日木曜に
予想通り0.25%の利下げを決定し金利を、2.75%に引き下げました。
声明の中でも今後の緩和を明確に提示し
「今後さらに下落することが望ましい」と宣言したことで、
NZドル売りが優勢となっています。
NZはこれで3回続けての利下げを実施しています。
主要な輸出産品である乳製品価格の下落などを背景にした景気減速や
物価低迷を防ぐため、6月の会合から利下げが余儀なくされていたの
ですが、その乳製品価格、
昨晩15日夜に実施しされた乳製品大手のフォンテラの入札で
前回入札と比較して16.5%もの上昇となっています。
これで3会合連続で、前回価格からの上昇を見せており、
乳製品価格が底入れしたムードも出てきています。
かといって、キウイが底入れするかどうかは分かりません。
仕事に戻ります~