2015年9月24日木曜日

VWショックは相場をメルトダウンさせそうな予感。

これが瞬間の暴落で済む話ならあく抜けも早いと思うのですが、
そんなムードじゃないわね。
最も嫌な形での下落相場となってきています。

シルバーウィーク明けの
24日木曜の日経平均は 17571.83 ▼498.38 ▼2.76%

まあ、このくらいの下落は想定内でしょう。
連休中のリスクを一気に吸収するわけですから
東京時間に500円くらい下げても不思議はなかったのですが、
問題はその後。

欧州市場、今日も下落が続いています。反発の兆しなし。

ドイツDAX指数は現在▼221P ▼2.3%
フランスCAC40は ▼2.19% (23:05現在)

BMW株が下落-「X3」のディーゼル排ガスがEU制限以上との報道http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NV6FJ46K50Y401.html

VWだけじゃなくてBMWにも問題が波及している模様。
まだBMWは認めていませんが、おそらく認めざるを得ない流れじゃないかと。

ということで、欧州株安が止まらず、
現在米国株市場も続落で、200ドル超安で▼1.2%(23:00)
ということで、なぜか日経平均先物も下落中。

現在日経平均先物12月限は17160円まで下げており、
8月24日の急落安値に面合わせとなっています。

ここで下げ止まらねば、崩落となります。

ともかくVWショックとしか言いようがなく、
今夜は米国の前週分の新規失業保険申請件数が
26万7000件と市場予想の27万2000件程度より強かったほか、
8月米耐久財受注額は前月比2.0%減と市場予想の前月比2.3%減を
上回ったりと、アメリカから出てくる指標はいいものの、
全く反応していません。

◆また、安倍首相が自民党総裁へ再選されたのを受けて、
党本部で記者会見。

誰もが活躍できる『1億総活躍社会』の実現に向けて
今後「GDP600兆円」まで増やす目標を掲げるも
マーケットは全く反応なし。
時が時ならアベノミクスとして買い材料にもなっただろうに、
現在の地合いは財源が明確にならない話題では
リスクを取るムードにはならないでしょうね。

◆それと今日は米中首脳会談があって、
中国がボーイング機300機を購入する見返りに
中国にボーイング737の組立工場を設立することでも合意と
伝わっていますが、これらの報道もほとんどマーケットには影響がないようです。

まだ何か出てくるかも知れませんが、
ローマ法王と訪米時期が重なったために中国側が日程調整を
申し入れたことや、米議会での演説もないことなどを鑑みると
この会談によるマーケットへのポジティブなニュースがあるとした
過度な期待は持たないほうがいいでしょう。

ということで、下げ方が嫌なんですよ。
じりじりじりじり下げていく感じ。
腰が入った下げ相場になっている、というムードなんです。

VW不正問題は「寝耳に水」的なショック。
売上絶好調だったVW社の株を保有していた
ファンド勢、機関投資家も多かったと思います。

ということで、このショックで傷んでいるところが多ければ多いほど、
この流れからはなかなか立ち直れないと思われます。

カタール政府系ファンド、VWとグレンコア株で5500億円損失かhttp://www.bloomberg.co.jp/news/123-NV4OPD6S972E01.html

他メーカーへと問題波及するたびに下落するサイクルが
短期的に続くんじゃないでしょうか。

ということで、今日は日経平均を17400円台からショート。
17999円でのロングはシルバーウィーク前に手じまっています。

ポンドドルショートは1.5231ドルで買戻し。
何故か堅調なユーロドル。こちらはもっと早いタイミングで
1.1182ドルで買い戻しています。

ユーロはやはり、リスクオフになると上がるのか・・・・。

昨日23日のドラギ総裁の議会証言では
緩和について考えるには時期尚早的な発言があって、
市場の緩和期待を一蹴しちゃいましたものね。

売り方の買戻しが入っているものと思われます。

今夜はなぜかポンドが大きな下落となりましたが、理由は不明。

BOEカンリフ副総裁が英経済に物価圧力の高まりは見受けられないが、
次回の金利変更はそれでも引き上げの公算が大きいと発言しているようです。
何が言いたいのかよくわかりませんが?

先週のハルデーン理事の「次の動きは利上げではなく利下げになる可能性」
発言の火消がしたいんでしょうか。

失業率が危機前水準まで改善しているが、
想定されるような賃金圧力は表面化しておらず、
物価上昇圧力が高まっていない、とカンリフさん。
だったら、利上げじゃないでしょう?!あ、これ21日月曜の発言か。
今日は、BOEのブロードベント副総裁は、
近く金融政策委員会で利上げ票を投じる用意はないと発言しており、
イギリスの金利も不透明感が漂っております~。
ということで、今夜はブロードベントさん発言でのポンド安かな。

ただ、この相場、急落、暴落というのは8月9月にやっちゃったので
じわじわ戻りを入れながら下げるというような
展開となりそうなので、ポンドショートもいったん仕切って、
戻りを売り直すやり方でいこうと思います。

そんな中で下値がたいというか、膠着しているのがドル円相場。
今夜も下げても119円台大台堅持。

ドル円相場はこの膠着、三角持合い明確に下抜ければ
かなり大きな円高となりそうですが、ここで踏ん張ればまだ
レンジ相場にすぎないわね。

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