2015年10月14日水曜日

ドル円が弱含みですね。。。

今週に入ってからは、株式市場が調整ムードなので
それに連れているんでしょうか。

先週まで堅調で18000円大台を保っていた日経平均も
今日14日水曜日は大幅続落です。

▲343円74銭 17891円ちょうど。

終値で18000円大台を割り込むのは10月2日以来、7営業日ぶり。
中国ドイツの10月のZEW景況感指数も
予想が+6.5のところ +1.9で、前月からも悪化で
悪い経済指標の発表が続き、株価は世界的に調整ムードに。

ただ、日本株に関しては、
かんぽ生命とゆうちょ銀株の申込が20日から始まることも
下落の一因になったようだとの指摘がありました。
かんぽ、郵貯株の投資資金を用意するため
投資資金を用意するには、15日までに売っておく必要があるため、
個人投資家の間で資金確保のための換金売りも一部で出たと見られます。

となると、売りは明日までか?!

日経平均先物は18000円割れを買う向きが多いようで、
18000円割れで大きく崩れるという風でもありません。

ドル円相場も119円台でのレンジですが、先ほど119・43円と
119・50円を割りこんでいます。レンジですけど。

膠着相場が続く中、ヘッジファンドなど海外投機筋は
円への興味を失っているようです。

CMEが9日公表した週次データによると、
ヘッジファンドなど投機筋の売買を映す非商業部門の円の対ドル売越残高は
6日時点で約1万7千枚でした。
8月上旬までは10万枚を超す円売りの持ち高を抱えてきましたが
米利上げ観測の後退などを背景に円の持ち高を
5分の1弱まで縮小させている状態です。

この相場膠着はFOMCと日銀の金融政策決定会合が相次いで開催される
今月末まで続くのではという見方が多く、
日米の金融政策の方向感が見えてくれば、一旦持ち高を縮小していた
ヘッジファンドが再び円に大規模な売買を仕掛ける可能性が?!
なんて期待もあるようですから、今月末から動きだすのかもね。

ということで119.58円でドル円軽めにロング。
119円台を割りこむようなら買い増し。


※今日は、久しぶりに日銀が、ETF購入を実施しています。
最後にETFを購入したのが9月29日で、9月一ヶ月では7回、
額面317億円で購入していましたが、
10月にはいってからは、今日14日がはじめてのETF買いとなります。
また金額も336億円に増額しています。
日銀はETF買い入れ枠年間3兆円のうち、
今日までの合計額は2兆5241億円。
これまでの購入金額で考えるとあと14-5回購入できることとなります
しかし、なぜ10月に入って増額したのかしら。
やはり10月に追加緩和するのかな?
使いきっちゃうんだろうか。。。

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それから、じゃじゃ馬ポンド。
ポジション持ってなくて良かったかも。

昨日発表されたイギリスの消費者物価指数の衝撃の
インフレ率マイナスの結果で
イギリスの利上げには、かなりの時間を要するとの見方が
広がり、ポンド売りが加速しましたが、、、
今日は夕方にイギリスの9月の雇用統計が発表されました。
失業率は 2008年(7年来)の低さに改善。
賃金上昇率も改善。
就業率は1971年統計開始以来のいい数字だったことで
ポンドが大きく上昇しており、
昨日の下落分をすべて取り戻す上昇となっています。

こわーー。

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なぜにキウイは強いんでしょうか?!

今朝(14日)、ニュージーランド準備銀行のウィーラー総裁が講演で、
最近の経済指標はより心強い内容となっていると指摘する一方で、
今後の経済情勢次第で政策金利をさらに引き下げる可能性がありそうだ、
と述べました。

この発言を受けてNZドルが急落する局面がありましたが、
その後切り返しており、行って来い。

何事もなかったかのように上昇トレンドに回帰しています。
こうなると手が出ませんねぇ。。。

このところはフォンテラの乳製品価格オークションで
乳製品価格指数が上昇基調に入っており、
前回の入札では今年3月以来の高水準まで価格が回復しています。
乳製品価格の底は今年8月。

2002年11月以来12年半ぶりの水準にまで下落していましたが、
価格が持ち直していることなどが、このところのNZドルの下値を
サポートしているものと思われますが・・・

あ、乳製品価格上昇ってゴジラエルニーニョのせいって話もあって。
この件に関してはまだ詳細調べていないのですが、
何かわかればまた書きます。

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