ドル円やばし、、、です。(個人的なポジショントーク上)
118.50がレンジ下限と思っていましたので
119.50円台のドル円に加えて118.89円でドル円ロング増し玉。
なんとなんと118.05円まで円高ドル安が進行しちゃってます。
ポジションは117.90円でロスカット予定。
118.50円でロスカットも考えたのですが、
あまりにもわかり易いラインですし、多くのロスカット注文が
溜まっていそうなラインでしたので、
そこはあえて切らずに様子見。
118.20円くらいまでストップ狩りで急落もあれば
反騰すると読んでいたのですが、まさかの118.05円。
苦しいわぁ・・・
テクニカル分析上は完全にショート優勢よね。
日足チャートはどうみたって売らなくちゃいけない形・・・
(週足ではまだ一目の雲が救いなんだけど)
ということで、もしかするとかなり円高となるかもしれないって
不安があるなかで、まだドル円ロング保持。
117.90割れで撤退します。
8/24の安値である116円まで耐えたい気分ですが、
そこまで下がるならいったん止めて買い直した方がいい。
しかし、なぜにこんなにドル円が安いのか?
今日は日経平均も上昇していましたし、
米利上げ観測後退で、株式市場はそれほど大きく下落するという
センチメントにはありません。
決して強くはないですが^_^;
日本の株式市場は機械受注などの景気指標を嫌気しているという
指摘もありますね、7-9月期GDPもマイナスになるんじゃないか、って不安。
これも現実に数字が出てこないと何とも言えませんが、
30日の日銀の追加緩和期待も随分後退しているようですし、
弱気が台頭し始めている気もします。
通貨市場では、ドル高の巻き返しが起こってるため
ドル円相場も下押し圧力が強すぎる。
昨日の米9月小売売上高とPPIの数字があまりに悪かった。
◆9月米小売売上高 前月比+0.1(予想+0.2%)
8月分も下方修正され、自動車を除いた数値も2カ月連続での前月比マイナス圏と低調。
◆9月生産者物価指数 前月比▲0.5%(予想▲0.2%)予想を大きく上回るマイナス。
景気減速懸念どころか低インフレである実体が浮き彫りとなっちゃったことで
利上げ期待は大きく後退。
今夜は今夜で(15日木曜)
10月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
▲4.5で(予想▲2.0)を下回っています。
これってもしかすると、ゲームチェンジ?!
本格的にドル高の時代の終焉かもしれません。
12月利上げ説は根強く残るものの、今日のドル安はすっかり
年内利上げの期待がなくなったとしか思えない動き・・・
Fedが実際に12月利上げするのかしないのかは予想するのは無理ですが
マーケットのセンチメントの変化には対応できる柔軟性を持っていないと
いけないのかしら。。。と自信を無くしているところです。
だって118.50を割るとは思わなかったんだもの。。。
それでも8/24の116円が最終的な底値確認目標値ですので
そこまで下がったとしても、まだレンジの中、、、、
と考えると、円高トレンド発生とまでは確信がもてないので
ドル円ロングは継続して耐えているところ。。。
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それと、今日は
ノボトニー・オーストリア中銀総裁が(この方の発言は重要なのよ)
「ECBのインフレ目標は明らかに間違っている」
「追加の政策が必要」などと発言したために
来週のECB理事会でつい緩和の思惑強まったことで
ユーロ安となりました。
ドル高の巻き返し(つまりドル安)によるユーロ高の地合いが継続していましたが
ノボトニーさんの発言で、一気にユーロ安へ。
だからといって、ドル高となって、ドル円が上がる、、ってとこまでの
影響はなかったようね。。。
ユーロドルは1.13622ドルまで下落 ユーロ円は134.78円まで下落。
むしろドル円はこのユーロ円の下落につれて下がったみたいよー
ユーロ安でドル円下がるか…地合いが弱いってことね。
要するにユーロ安>ドル安>円安 だったってことね。今日の値動き。
強い順に並べると
円>ドル>ユーロ つまり円高だーーあくまで今日の値動きですが。
ともかく来週のECB理事会は追加緩和の期待が強まるという意味で注目です。
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