2015年10月14日水曜日

キウイはもみ合いに入りそうなので、一旦手仕舞うことにしました。

80.13円。78円台からのロングですので、まずまずのトレード。
このまま上昇するかもしれませんが、
週明け月曜は原油価格が急落したりして、コモディティの反騰にも
銘柄ごとにばらつきが出てきていることもあって
(金やプラチナは強い地合いを継続)
資源国・新興国通貨の反騰も先週までの勢いはなくなるだろうと判断。

今日は中国の指標も嫌気。

◆9月中国貿易収支 3762億元黒字(予想2924億元黒字上回る)
→一時豪ドル買い先行

◆9月中国輸入 前年比▲17.7%(予想▲16.5%、8月▲13.8%下回る)
→豪ドル一転下落。
輸出は前年比▲1.1%と、予想の▲6.0%、8月の▲5.5%よりは強かった
のですが、中国の輸入(買い)が鈍いということになると
貿易関係が強い豪州の売りにつながりやすいですね。

ということで、豪ドルが上げ渋る展開となってくると
資源国通貨カテゴリで共に上がってきたキウイも
上げ渋るんじゃなかろうかと。

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しかし、今週は、難しい相場になりそうね。

今日13日火曜は日経平均は▲203.93 18234.74円

18000円台で4営業日もみ合っており、鯨幕の様相。
再び18000円をストンと下回る調整が来てもおかしくないですが、
月末の日銀会合に向けて売りにくいという面もあります。

12日月曜の米株、ダウ平均はなんと上昇して終えており7連騰。
業績相場入りでも崩れませんね。
13日の東京市場が米株の強さにつれ高とならなかったのは
中国貿易収支の影響でしょうか。
となると、今夜のダウも安いかと思っていましたが、、、
なんか今そうでもないな。健闘してますダウ。

ドル円は今日の日経の下落と歩調を併せて円高気味も
119.55円まで。鉄板レンジが続いています。

ここでロングするのも中途半端かなぁと、、、再ロング見送り。

ユーロはこれといった材料がない中で、下値が堅い展開が続きます。
これはドル安(ドル高の調整、巻き返し)の裏返しと
単純に考えていいものか。

後述しますが、今日はM&A絡みのユーロ売りも出たのですが
それほど大きく下げておらず、
また今日は10月独ZEW景況感指数が+1.9と前月から悪化、予想+6.5を
下回ったことで一時売られるも、底堅く推移中。

今日大きく動いたのがポンドです。
ビール大手のベルギーABインベブが英SABミラーを
買収することで基本合意したと伝わり
ポンド買い需要が高まるとの思惑から全般ポンド買いが優勢に。

ポンドドルは1.5386まで上昇していたのですが、
(ポンド円は日経下落につれ安となっていたものの
このニュースで184円台に回復するポンド買いが出ていました)
買収総額は680億ポンド(1044億ドル)
日本円では12兆5000億円と巨額の買収案件です。
これが全て為替市場でポンド買いになるということではないにしても
相応のポンド需要喚起となるという思惑でポンド買いが旺盛となったところに・・・・

衝撃のインフレ指標が!!

イギリス9月の消費者物価指数(CPI )は
前月比、前年比がともに▲0.1%とマイナスの結果。

8月0% 9月予想0% 結果▲0.1%

英国のインフレ率は今年4月に続き、再びマイナス圏に落ち込みました。
英統計局は、ガソリン価格が8月から9月にかけて値下がりしたこと
ガス料金が同じく値下げとなったことが背景だとし
マカファティ英中銀委員などはインフレ下方圧力は一時的なものと
していますが、、、、CPIマイナスで利上げはないでしょうね。

一気にイギリスの利上げ思惑が後退する形でのポンド売りが加速。

ポンドドルは1.5386→1.5200ドル、
ポンド円は184.30→181.80円まで下落しました。

ただ、同時に発表された英住宅価格は全国平均で5.2%アップ。
賃金上昇率も堅調に推移しているということで
コアCPIは、大きく落ち込みにくい状態と
松崎美子さんが西原さん有料メールで詳しくリポートしてくださっています。

この結果を受け一部のエコノミストは、
英国の最初の利上げ時期を2016Q4に遅らせている模様。

ポンドは激しいわね~(-_-;)

実は今日昼間ポンドショートしていたんですが、(チャートから)
M&A案件のポンド買いでロスカットになってしまったのです。

1時間足で直近高値を上抜けるとこまで買われていたでしょ。
そこでポジション消えたところに、CPI発表での急落。

レートチェックしたときにポンド下落していて
ガッツポーズしたのもつかの間、ポジションがなくて???
と思ってよくよく見てみたら、M&A案件で上がってからの急落だったと…

ロスカット注文おかなきゃよかった…と地団太踏んでおりますが、
いえいえ、ロスカット注文はこんな目にあっても
必ず入れないといつかやられるのです。
と自分を慰めているところ・・・

ここからの戦略、どの通貨もこれといってエッジがない。
ドル円のレンジを取るか、
オセアニアの押し目を取るか、
ポンドはこれだけ急落するとここからどうしていいかわからん。
というような選択肢の中から、無理にポジションを取ろうというものは
ありません。。。日経ロングだけは継続中。

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