2015年10月7日水曜日

日経平均は5日連続高。

10月6日火曜の日経平均は 
18186.10(+180.61)△1.00%

雇用統計後、早期利上げ観測が後退したことで米株も戻り基調を
強めており、市場のムードはリスクオンに傾きつつあるようです。

TPP合意も追い風。日経平均は一時367円だままで上昇しています。
今日の上昇で日経平均日足チャートが25日移動平均線を超えた、
ということで、今日の上昇が市場のセンチメントを変えるかも、
とWBSで解説していましたが、明日は株価動向を占うイベント満載で
ことによっては再び25日線を下回る可能性もあるので高値追いは禁物。

明日10月7日(水)は日銀金融政策決定会合、大注目です。

発表前に、イベントリスクを避けるために手仕舞いで下げる可能性、
あるいは、日銀追加緩和なしで、失望で下げる可能性、
30日の日銀に期待をつなぐも、黒田総裁の会見で追加緩和の可能性を
否定するコメントで下落する可能性、、、、

ということで、イベント前後にはポジション調整とか
イベントドリブンの短期筋が相場をかく乱する動きがありそうよね。


また、明日は

■安倍内閣改造(自民党役員人事)
■日本郵政グループ3社上場の仮条件決定

などの材料も株価に影響がありそう。

吉と出るか凶と出るかは全く予想できませんが、
5日も上がれば十分です、一旦利食う方向に傾く気がします。
ということで、今日のうちに手じまっております、日経平均。
18100円台で手仕舞い。
また18000円を割れることがあれば買い参入の所存。

明日、日銀が追加緩和を発表すれば、ポーンと上に跳ねるでしょうから
ポジションがないことに後悔するでしょうけれど、
その可能性は限りなく低いと思われ、
そういうギャンブル的なポジションはとらない方向で。

もし、明日日銀が動かずとも30日への期待であまり下がらない可能性も
ありますが、一度利食っておきましょ。

10月緩和予想が高まる背景には9月下旬の政府と日銀の一連の動きがある、
と日経QUICK。
24日。自民党総裁に再選された安倍晋三首相は、新たな経済政策の目標として「強
い経済」、「子育て支援」「社会保障」といった「新3本の矢」を発表。その翌日の25日
、黒田東彦日銀総裁と会談した。

28日。黒田総裁は地方の懇談会後の記者会見で、「7~9月期の国内総生産(G
DP)はマイナス成長の可能性は低い」との認識を示し、市場の追加緩和期待を打ち消し
た。ここまでは追加緩和をうかがわせる材料は表面上みられない。
 
 ところが黒田氏の会見直後から、永田町では内閣改造は10月7日との観測が飛び交う。
「実は経済再生で歩調を合わせるため、安倍氏と黒田氏は追加緩和で合意し、安倍氏はあ
えて内閣改造の日程を日銀会合の開催日にぶつけたのではないか」
黒田氏の28日の発言はフェイク(まやかし)だったというわけだ。
 
いろんな裏読みがあるようです。
黒田さんの追加緩和の可能性を否定する発言はサプライズの演出のため?!
甘利さん、麻生さんの大型補正は想定していないいう発言もそうかもね。

しかし、ドル円は日経が5日続伸でも膠着したままですね。
下値リスクも小さいことからドル円は継続したまま。
もし再び119円台まで下落するようなら買い増しの所存。

78.12円でロングしたキウイ円が思ったより伸びなくて
もみ合い中ですが、これは、もう少し持ってみます。

というのも、コモディティの反騰局面入りで
新興国通貨が戻り基調にあるのよね。。。

ランドは9月29日に年初来安値8円43円まで下落した後
週明け以降2%近い上昇。
ルピーは8月24日に年初来安値1円75銭まで下落後インドが9月29日に利下げで
株高を見込んだルピー買いで上昇中。
ルーブルは8月24日に年初来安値1円64銭まで下落も雇用統計後5%超上昇。
(フィスコさんのレポから)

■今日はオーストラリア準備銀行(中央銀行)が定例理事会で
政策金利を年2%に据え置きましたが、
声明で追加利下げを示唆しなかったことで豪ドル買いが優勢になりました。

流れ的に新興国通貨、コモディティ通貨反騰局面なので
キウイ円ももう少し粘ろうかと思っております。

今夜は原油、金、プラチナなどコモディティが急反騰してます~
米株は20ドル高、、、と小幅高ですが、
売り込まれる様なムードにはなくここ数日の上昇の調整という感じ。

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