ドル円相場はレンジの下限が120円大台へと切りあがった感じがしません?!
日銀の追加緩和なしで急落しても120.20円台で下げ止まっています。
週明けの指標として注目されてた米10月のISM製造業景況指数は50.1(予想50.0)
若干予想を上回ったことで2日月曜のダウ平均は165ドル高。
ダウ平均、あと200ドル弱で18000ドルの大台回復しちゃいますね。
※ISM50.1は2013年5月以来の低水準。しかも前回9月50.2から悪化ですが、
50上回ったことが評価されているのかな。
ISMが50を下回ってしまうと利上げはムリだろうという指摘もある中、
かろうじて50を超えていました。
このまま11月も50を維持できれば、12月の利上げ開始を阻む要因には
ならないという見方が株価を支えていると思われます。
週明け2日㈪の日経平均は399ドルもの大幅安だったのですが、
現在120.80円台まで上昇ししっかりと推移しているドル円と
米株の動向を見れば、明日の日本株はそれほど心配しなくてもいいでしょう。
明日11月4日は日本郵政府ループ上場ですものね。
色々な思惑は交錯しそうですが、、、
http://diamond.jp/articles/-/80959
ドル円相場が121・50円を超えてレンジブレイクするか否かは
米利上げが問われる12月FOMCまで棚上げなんじゃないか、と思います。
今週末の雇用統計の数字が思いのほか良ければ
121・50円ブレイクして122円円台に乗せるってこともあるかもしれませんが、
雇用統計の数字がいいとは思えないので
まだレンジ相場が続くのかもしれませんね。
120.40~60円台のロングは次に121.50円前後のレンジ高値まで
上昇したら利食ってしまおうかな。雇用統計前のタイミングでしょうか?
今夜は24時からイエレンFRB議長 委員会証言がありますので
ちょっとだけ警戒。
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ユーロが再下落の様相か?
10月31日付のイタリア紙イル・ソレ24オレ掲載インタビューで、
ドラギECB総裁が
中銀預金金利のさらなる引き下げについて判断を下すのは「時期尚早」
だと話しことで週明けは若干ユーロが強含みスタートでしたが
今日のロンドン時間からは、ユーロが下落してます。
そして今夜4日3:00にはドラギECB総裁の講演が予定されてます。
何を話すんでしょうか。
それと、5日㈭にも講演がありますね。日本時間19時から。
ドラギ総裁の発言次第ではまたユーロが大きく動くかと思います。
少なくとも10月のECBでは12月に追加緩和をやる!という
メッセージを市場に送っていますので、ユーロは上がったら
売るスタンスでいいんじゃないかしら、って思っています。
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今日3日はオーストラリア豪準備銀行(RBA)委員会にて
RBAは政策金利を現行の2.00%に据え置きを発表しています。
発表前後には豪ドルが乱高下しましたが、
声明文で
「インフレは以前の予測より若干低い」
「経済の下支えが必要であれば追加利下げの余地はある」などの見解が
示されたのですが、豪ドルはその後強含みで推移しています。
豪ドルは利下げバイアスなので基本売りということになりますが、
この水準から売って取れるのか、、、には疑問で
アイディアがないので様子見とします。
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