2015年11月3日火曜日

ドル円相場はレンジの下限が120円大台へと切りあがった感じがしません?!
日銀の追加緩和なしで急落しても120.20円台で下げ止まっています。

週明けの指標として注目されてた米10月のISM製造業景況指数は50.1(予想50.0)
若干予想を上回ったことで2日月曜のダウ平均は165ドル高。

ダウ平均、あと200ドル弱で18000ドルの大台回復しちゃいますね。

※ISM50.1は2013年5月以来の低水準。しかも前回9月50.2から悪化ですが、
50上回ったことが評価されているのかな。
ISMが50を下回ってしまうと利上げはムリだろうという指摘もある中、
かろうじて50を超えていました。
このまま11月も50を維持できれば、12月の利上げ開始を阻む要因には
ならないという見方が株価を支えていると思われます。

週明け2日㈪の日経平均は399ドルもの大幅安だったのですが、
現在120.80円台まで上昇ししっかりと推移しているドル円と
米株の動向を見れば、明日の日本株はそれほど心配しなくてもいいでしょう。
明日11月4日は日本郵政府ループ上場ですものね。

色々な思惑は交錯しそうですが、、、
http://diamond.jp/articles/-/80959

ドル円相場が121・50円を超えてレンジブレイクするか否かは
米利上げが問われる12月FOMCまで棚上げなんじゃないか、と思います。

今週末の雇用統計の数字が思いのほか良ければ
121・50円ブレイクして122円円台に乗せるってこともあるかもしれませんが、
雇用統計の数字がいいとは思えないので
まだレンジ相場が続くのかもしれませんね。

120.40~60円台のロングは次に121.50円前後のレンジ高値まで
上昇したら利食ってしまおうかな。雇用統計前のタイミングでしょうか?
今夜は24時からイエレンFRB議長 委員会証言がありますので
ちょっとだけ警戒。

***********************

ユーロが再下落の様相か?
10月31日付のイタリア紙イル・ソレ24オレ掲載インタビューで、
ドラギECB総裁が
中銀預金金利のさらなる引き下げについて判断を下すのは「時期尚早」
だと話しことで週明けは若干ユーロが強含みスタートでしたが
今日のロンドン時間からは、ユーロが下落してます。
そして今夜4日3:00にはドラギECB総裁の講演が予定されてます。
何を話すんでしょうか。
それと、5日㈭にも講演がありますね。日本時間19時から。

ドラギ総裁の発言次第ではまたユーロが大きく動くかと思います。
少なくとも10月のECBでは12月に追加緩和をやる!という
メッセージを市場に送っていますので、ユーロは上がったら
売るスタンスでいいんじゃないかしら、って思っています。

********************

今日3日はオーストラリア豪準備銀行(RBA)委員会にて
RBAは政策金利を現行の2.00%に据え置きを発表しています。
発表前後には豪ドルが乱高下しましたが、
声明文で
「インフレは以前の予測より若干低い」
「経済の下支えが必要であれば追加利下げの余地はある」などの見解が
示されたのですが、豪ドルはその後強含みで推移しています。
豪ドルは利下げバイアスなので基本売りということになりますが、
この水準から売って取れるのか、、、には疑問で
アイディアがないので様子見とします。

※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社