2015年11月4日水曜日

郵政グループ上場相場となった4日水曜日の東京株式市場。
日経平均株価は 月曜日2日の終値と比べて(3日は祝日でしたね)

+243.67  18926.91円。

ん~まずまず・・・?!かな。

というのも、
前日アメリカの株式市場でダウ平均が89ドル高で上昇していたこと
ドル円相場が121円台まで上昇していたことなどから
日経平均も強含みで寄り付き、
一時は上げ幅を468円にまで拡大し19100円を上回っていた、
ってことを考えると、随分上げ幅削っちゃって終わったな~という印象。

解説としては午後かんぽ生命株がストップ高となるなど、
郵政株に買いが膨らんだために、一部で(郵政株を買うために?)
換金売りが出たとかなんとか。

また今夜24時にはFRBのイエレン議長の議会証言が予定されていることや
今週末6日にアメリカの10月の雇用統計の発表を控えていることもあり
手仕舞いが優勢となったということか。

まあ、あんまり派手にバブル的に上昇しちゃうよりも
堅実な上昇相場の始まりと見ることができないでもないのでいいのかも。

本日上場の日本郵政の時価総額は7兆9200億円、
東証1部の時価総額ランキングでソフトバンクに次ぐ7位。
ゆうちょ銀行は7兆5195億円と9位にランキングされました。
かんぽ生命は2兆580億円で、日本郵政グループ3社合計の時価総額は
17兆4975億円にのぼり、合わせるとトヨタ自動車に次ぐ規模なんだそうです。

凄いわね~

日本郵政(6178)は公開価格1400円を360円(25.7%)上回る1760円、
ゆうちょ銀行(7182)は、公開価格1450円を221円上回る1671円(15.2%)で取引終了。
かんぽ生命保険(7181)はストップ高の3430円。
公開価格2200円を1230円(55.9%)上回る水準で取引を終えています。

軒並み初値を上回って上々な滑り出しです、
上げ幅縮小した日経平均をあまり悲観することもないでしょう。

ドル円と日経平均CFD結局そのまま保有継続中。
ドル円相場の週足を見るとがっつり一目の雲がサポートしていて
ここにぶつかって上に跳ねる形にみえませんか。

だから、120円台のコストのロングなら、
利食わずに持っていてもいいかな、と思って。

ドル円が上がる相場なら日経平均も同じく。
皆が20000円から上はない相場だと思っているのなら
年内に20000円行く相場になるでしょう。
(ポジショントーク)

そうそう、中国の2016年からの5か年計画ですが
2020年に中国のGDPと所得を10年比で倍増させる政権の目標を達成するには、
今後5年間のGDP平均成長率が「6・5%を上回る必要がある」
との見解を示しましたね。

つまり、6.5%までなら中国GDPが下落しても慌てなくていいってことか。

今日は上海総合指数が +4.31%

まずはこれまでの7%成長目標を0.5%引き下げたことを
受け入れた。むしろ、素直に歓迎したようです。
ドル円ロング、日経ロングは継続ですが、
雇用統計に向けては慎重に・・・今夜のADPにも注目。



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