12月3日のECB理事会、12月16日のFOMCを控えて、
11月中はあまり大きなイベントがないのですが、、、
11月20~25日にはあらゆるマーケットが変化日に該当しているので注意。
ってアストロロジーの権威、山中さんがおっしゃってたっけ。
メリマン氏の原油の変化日にも該当している今日23日、
原油が急伸しています。
サウジアラビア当局が「原油市場の価格安定のためにOPECや非OPECと
協力する用意がある」と述べたという報道がきっかけです。
OPECというのは在来型の中東生産各国によるカルテルですが、
非OPECというとアメリカやイギリス、ノルウェー、メキシコ、
ロシアもあるか。つまりOPECじゃない国ってことで、その他全てです。
つまり、原油価格安定のためにあらゆる国と協力しますよ、ということ。
また発言しただけですので、何をどのように協力するのか、
具体的に何ができるのか全く分かりませんが、
12月に控えたOPEC総会でも減産は無理だろうと思われていたことで
原油は売りに傾いていましたので、その買戻しが入ったと思われます。
WTI原油は40.30ドル近辺をうろうろしていましたが、
42.45ドルまで2ドル近く急伸、その後60%程度の押しを形成、
さてここから再上昇できるか?というところ。
追伸23:25※40.82ドルまで下げちゃって、ほぼ行って来いになってきた・・・。
もし、原油がここから上昇基調に入るとしたら、、、ドル安来るの?!
と思いきやそんなことはなく、この動きはあくまで原油市場だけ?
豪ドルは瞬間つれ高となりましたが、継続して上がるでしょうか。
ドル円相場はどちらかというと今日23日祝日はドル高基調。
特にドル円上昇の材料があったわけじゃないんだけど、
FOMC議事録を受けてから、ドル高の調整気味だった相場が
再びドル買い方向に動き出した、というような動きです。
だからといって、この材料難の中、125円を目指す
ドル買いにつながるか、というとパワー不足感は否めず。
原油が一足先にシンボリックな値動きを見せていますので
12月を前に一度ドル高円高か?というような短期的転換の可能性も
あるのかな、と警戒していますが、ただのレンジ相場かもしれません。
このような材料に欠く時期に無理にどちらかにバイアスかけて
トレードする必要もないか。
ということで、新規ポジションメイクはなし。
先週88.43円でロングした豪ドル円はその後88.99円まで上昇。
ところが今日は88.21円まで下落しています。
その後原油急伸につれて88.70円まで上昇と
比較的狭いレンジで行ったり来たりしてますね。
豪ドル円のチャートは弱くないので、
88.33円でロングを追加してしばらく様子見とします。
原油の再上昇があれば、こちらも上がりそうな予感。
88円を割れたら撤退です。
キウイ円80.70円ロングは失敗ですね~その後今日は79.96円まで
下落しています。損切で撤退。。。
とかなんとか書いていたら、ドル円が122円台へと急落中。
原油もだらだら下げてきていますし、
今夜は銅価格の下落が止まらないってなこともあって
ちょっぴりリスクオフ気味の展開となるかもしれません^_^;
http://finviz.com/futures_charts.ashx
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ユーロは先週金曜日にドラギ総裁が、
ECBとしてはあらゆる緩和策を駆使して低インフレと戦う用意があると述べ、
12月の次回定例理事会での追加緩和実施を強く示唆したことで
ユーロ安再開となっていたんですけれど。
http://jp.wsj.com/articles/SB11673646430017294066804581367242391997126?alg=y
週明け23日は下げ止まって反発基調。
それと、今日はポンドが欧州時間から下押される流れに。
明日、カーニー英中銀総裁など中銀高官が英議会で証言を行います。
市場はハト派コメントを警戒している模様。
為替市場ではユーロポンドのショートがたまっていることから
ユーロの買戻し=ポンドロングの解消
が出ていることで、ユーロが下げ止まってポンドが下がっているのかもしれませんね。
しかし、どの通貨ぺアもレンジ相場の域を出ず。
方向感がない相場で、大きくポジションメイクしないほうがいいという感じね。
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