2015年11月18日水曜日

フランスパリの同時多発テロを受けた最初の営業日の16日月曜、
NY株式市場も何事もなかったような強さを見せました。

16日(月)ダウ種平均 17483.01 + 237.77

前週末までの下げに対する売られすぎ感などから下値を買い拾われた
とか、40ドルぎりぎりまで下落したWTI原油が節目がサポートされて
42ドル台まで急反騰すると、原油上昇につれてシェブロンやエクソンMなどの
石油関連株の大幅高につれ高になった、などと解説されていて、
それって要するに「通常相場」じゃん。って印象でした。

11月ニューヨーク連銀製造業景気指数は▲10.74(予想▲6.35)と
予想を大幅に下回るもこれには反応薄。
(前月が▲11.36だったことを考えるとマシだったってことか?)

米国市場は全くテロによる警戒売りは出ませんでした。

ということで、ドル円はあれよあれよと上昇しちゃいまして
今日17日(火)には123.46円まで上昇しています。

今夜17日のダウも現在70ドル高です。

テロ警戒とかホントないわけ??って疑問を抱きながらも
トレンドには逆らわない方がいい相場。

売りは危険ですよ…。

仏同時多発攻撃の影響長引くとの見方が根強い中で上昇、
こういう時が一番さからっちゃいけないパターンなのよね。

まだ、テロ再発リスクがある、まだ楽観できない、慎重に、、、
という声が大きければ大きいほど相場って上がるんです^_^;
皆が安心して買いだと上を向いたら、逆らってもいいんだけど…。

とかワカッタようなことを言いながら、今日も買えてません(´・ω・`)
私が昨日のブログで慎重に行きましょうとか書いてたわ、アハハ
そんなもんです…。

11/10までの1週間のIMM通貨先物の投機部門の取組は
円売り越しが前週の43787枚から8月以来の高水準となる68888枚へ増加。
円ショートが積みあがりつつあります。

これがひっくり返る、つまり円ショートが買い戻される
ショートカバーに対する警戒レベルは過去のパターンからみて
10万枚超えがひとつの目安とされていて、まだのりしろはあるといえばある。

10日以降の値動きを見ていると今週16日にかけてはじり安で
122円まで下落する過程で利食いも相応に出たものと思われ
ショートは若干減少しているんじゃないかな。。。

ということでこのまま雇用統計後の高値123.60円を
早晩超えそうではあります。買いそびれたまま…
その代り、と言ってはなんですが、
今日はユーロを売っています。1.0675ドル

ECBによる12月の追加緩和観測がさらに高まってきた様子。

コンスタンシオ副総裁やブラートECB主席エコノミストらが
16日ユーロファイナンスウィークにて
追加緩和観測を強めるような発言をしています。

ブラートさんは週末のパリでの出来事によって
ユーロ圏内の景気は、ややダウンリスクが高まった可能性があるとしており、
テロがもたらす今後の悪影響も懸念していますね。

ECB関係者らの一致した意見としてこうした見方が出るなら
12/3には市場の期待に応える形での追加緩和策が出てくると思いますが、、、
先手を打ってダウンリスクを回避するのでは?
ということで、市場も改めてユーロ売りバイアスを強めている印象。

今夜発表されたドイツの11月ZEW景気期待指数は
予想、前月をともに上振れているのですが上昇反応鈍し。

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今日は11月3日開催豪中銀議事録が公表されました。

インフレ見通しで政策緩和の余地生じる可能性、
景気回復見通しがやや強まっている、
豪ドル相場の調整が国内生産需要を支えている、
などの認識が示されたものの、豪ドルは買いで反応したってことは
議事録の内容が喫緊に追加緩和策を講じる必要性を感じさせない
ものだったということでしょうか。今日は豪ドルが強い。

豪ドル円は87.99円、、、88円くらいまで上昇中。
豪ドルドルは0.7138ドルまで上昇しました。

先日発表された雇用統計が異常に強い数字だったものね。

豪10月雇用統計、就業者数は予想の4倍近く増加 利下げ観測後退http://blogos.com/article/144158/

豪ドル安が国内生産需要を支えている、という文言がありましたが
これまでの長期に渡る豪ドル安が経済を安定化させているようです。
利下げの思惑は後退したということでしょうか。

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ポンド。

物価指数でもっとも注目されCPI消費者物価指数(10月分)
前年比、前月比ともに▲0.1%と予想・前回値と一致。
PPI生産者物価指数は予想下振れとなりましたが、ポンド買いが旺盛に。

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とまあ、今日1日だけを切り取ってみますと
ドル高、円高、ユーロ安、豪ドル高、ポンド高、、、というように
それぞれの値動きとなっていますが、
ドルインデックスは明らかなドル高基調であり、
ポンドや豪ドルの今日の上昇はあやに終わって再下落の可能性が
高いんじゃないかと思います。この上昇に飛び乗らないように。

ということで、今夜はドル高を嫌気してメタル市場に投げがでています。

ゴールドが今夜今年の安値の重要サポートの1073ドルを割り込み
現在1065ドルまで安値示現。これはレンジ下方ブレイクですので
おそらくさらに下がると思われます。。。1000ドル割れもあるか。

プラチナも投げが出たような下げ。
850ドルですよ。。。。
金との逆ザヤ250ドルもあるってことも驚愕ですが、
下げ止まる気配がありません。

そもそもの需給が緩いところにVWショックは効いた。
ドル高ランド安で南アフリカは増産傾向。
いよいよ鉱山大手のどこかが操業停止とか、そんな話が飛び出さないことには
下げ止まらないかもしれません。。。

ただし、TOCOMプラチナなどは短期的には長い下ひげ。
プチセリクラ的値動きですので、ちょっと戻りそう。
戻ったとこは再度売られるんじゃないかな・・・・

米利上げがいよいよ近づいている事の影響が商品市場には
本格的に表れてきた、そんな相場です。

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