原油安が株式市場に影響しちゃってるんですけど、
私の豪ドルロングにも甚大な影響を及ぼしちゃいました。。。
WTI原油価格はNY時間36ドル台へ。
原油価格が下落することで、
米国シェール関連株が下がりダウ平均を押し下げ、
原油だけじゃなくてコモディティ全般再下落の様相となったことで、
カナダ、豪ドル、キウイなど資源関連銘柄が売られています。
CRBインデックスはこんな感じ・・・・底が見えない(°□°;)
原油が下がるとなんでまずいかって言うと・・・
資源価格低迷、関連ジャンク債に大打撃http://jp.wsj.com/articles/SB12270577396625053624104581401300330110340
資源関連企業って設備投資額が大きいから債券(社債)発行して資金調達
してたりするんだけど、利回り高くしないと資金が集まらないので
利回りは高い。だからハイイールド債なんて呼び方もされますが、
要するに投機的格付けに分類されてる債券で、これが急落しちゃってるの。
多くのジャンク債は年初来で60%以上も下げてる。。。って書いてあるわ。
ジャンク債のデフォルト率は今年2.1%から2.6%に上昇、
2016年には09年以降で初めて過去30年間の平均3.8%を突破し
4.6%に跳ね上がる可能性が高い、、、?!
ジャンク債市場の下落は、株価下落と景気下ぶれの予兆との見方が
ありますが、いよいよその域に入ってきてるじゃないの、って話ね。
ジャンク債の警鐘を見落としている米株式市場http://jp.wsj.com/articles/SB12270577396625053624104581402673943050138?cb=logged0.7046435109805316
資源価格下落だけじゃなくて、、、、
米利上げを前にしてというタイミングですので
それも影響しているんじゃないかな、って気もしますが、ちょっと嫌なニュースよね。
ただ、NY時間原油価格はにわかに38ドル台まで急反騰する局面が。
原油先物市場にも相当ショートが積みあがっており、
何かのきっかけでショートカバーが巻き起こりやすい構造に
なっちゃってるのよね。なんかニュースが出たかっていうと
何もなかったんだけど、、、買戻しが急に入って吹き上がったりして
コワイ相場です…その後は再びじりじり下げていますが。
需給環境だけを見ると買う材料画全くないのが原油市場。
原油価格はリーマンショック後の急落で32ドル台まで下げているので
32ドルはターゲットとなり得るかと思います。
30ドル割れても不思議はない環境ですが、、、、
来週はいよいよFOMCですので、金融要因側面から原油も大きく動く
可能性がありますので、それにつれて株がどんなふうに動くのかに注目です。
まさか、ここにきて原油価格が株価の足を引っ張ることになるとは…。
株式市場だけを見ると利上げは十分に織り込まれてきたと思われますし、
耐性もついてきて、利上げはもはやリスクではないというムードに
なりつつあったんだけど、、、資源価格下落が引き金になって
全てをぶち壊すかもしれない、、、って恐怖が出てきた相場です。
豪ドル円は88.80円近辺ですべて手仕舞いました。
あんなに上手く行っていた豪ドル円ロングが薄利に終わるとは!
利食いに失敗。。。。悔しさ1000倍です。90.70くらいまで上がってたのに。
ユーロショートは買戻して、今現在ユーロドルロングですが、
ユーロは静かなものね。先週のECBでユーロは動きすぎたので主役交代です。
今週は資源安でオセアニアの下落が主役となっています…。
FOMC控えて難しい相場ですね。
無理にポジション取ることもないか、って気がしてます。