2016年1月11日月曜日

日本市場が連休の時って、、、警戒が必要。

成人の日の今日11日、ランドが暴落。
ランド円で6.56円近辺まで急落。ランドドルも17.91まで急落しました。



去年の12/9~11にも急落局面がありましたが、
今回はその時の3日分を今日1日でやってしまったような形です。
(ランドドルにおいて)
ランド円も今日は下ひげが長いので、一旦の底入れという形に見えます。

典型的なストップ狩りの値動きとみられます。
12月の急落を見て新規で建てられたランドロングが
一掃されたような感じ…。

12月の急落時にはランドロングを作りましたが、思うように上がらないので
さっさと手じまって様子をみていましたが、このような動きになるとは…

しかし何故にランドが_!?

急落してからハタと気が付いたんじゃ遅いんだけど
よくよく考えてみると南アも中国からの投資が大きい国ですね。

昨年2015年12月、中国は南アに対し3年で600億ドル(7.3兆円)の
拠出を発表しています。
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10581

2000年以降、中国とアフリカにおける貿易総額が急速に増加。
現在では2000億ドルを超えています。日本は300億ドル程度ですから
日本の6倍以上。国際通貨基金(IMF)のレポートでは
中国とアフリカの貿易額は、米国やEU諸国を凌ぎ、
世界で最も強いパイプを築いています。

年明けからの金融マーケットの不安は「中国」です。

だから、中国との貿易量が大きく、中国資産売りの代替として
売られる豪ドルと全く同じ理由で下がっている、ということです。

そして、タイミングですね。投機筋らが狙う いつものパターンです。
日本市場の早朝、さらによくあるのか祝日休場となる日の朝。

短期筋がストップ注文狙いでの売り仕掛け。。。

このような事態は予想できなかったわけじゃないのですが、
12月あれだけ下げたランドが、さらにこれほどの暴落となるとは思わず、
売ってませんでした^_^;これは豪ドルにも同じ後悔がありますね。

豪ドルは1/10 80.87円まで下落しています。
12/4には90.70円でしたので1ケ月あまりで10円下落したことになります。

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さて、ここからです。
不思議なのは8日の雇用統計のこう結果を受けて、
マーケットのセンチメントが改善せず、更なる下落を招いたということです。

12月雇用統計は、市場予想をはるかに上回るいい数字が出ました。

◇非農業部門雇用者数(NFP)+29.2万人(予想+20万人)
10,11月分も5万人の上方修正

◇労働参加率62.6%(前月の62.5%から上昇)
◇失業率 5.0% (予想5.0%)

と文句なしのいい数字。
これで、米国利上げが見通し通り年4回行わるとの思惑が
広がるものと思われます。

唯一冴えなかったのが

◆平均時給 前月比0%(予想+0.2%)予想を下回るも

しかし12月は15日(隔週で給与を受け取る人の給料日)が賃金調査の週から
漏れるために報告額が少なくなるという統計の癖も。

ではなぜ、雇用統計を受けてもマーケットは下落したのでしょうか。

NYダウは 16346.45  ▼167.65

ドル円相場は一時118.85円まで急伸するも一転下落で117円台へ。
そして今日11日祝日早朝7:15には116.65円まで下落。
117円大台割れとなりました。
(この下落はランド円下落に連れたとも考えられます)

利上げの思惑が広がれば、ドル金利は上昇し、ドル高となるはずですよね。

米株が下がるのはわからないでもないです。
利上げは引き締め方向ですから、株安という教科書的な動きともいえます。
(ただ、本当に景気が良くて利上げが継続的に行われるというなら
株高になるはずですよね。まだ、そういう局面ではないということ)

おそらく、中国リスクが加速する、という思惑が根強いのでしょう。
米国が堅調で、しっかりと利上げができるということは
中国からの資本流出が加速、(米国へのレパトリ加速)というリスクでも
あるということです。たぶん。

だから、米株だけでなく、ドル円も下落しちゃったんじゃないかな。
豪ドルもそう。

昨年から中国のバブル崩壊リスクを嫌気したトレードが
繰り返し蒸し返されるマーケットとなってきました。

やはり中国の崩壊が2016年の最大のリスク要因なのでしょう。

ただし、短期的には、昨年末から8営業日連続で切り下げられてきた
人民元が下げ止まっています。

8日と11日、人民銀行は人民元基準値を切り上げました。

これを受けてオフショア人民元の指標短期金利である香港の
銀行間貸出金利(CNH HIBOR)が11日急上昇し過去最高水準に。
中国人民銀行(中央銀行)の元買い介入や企業による裁定取引で、
オフショア市場で元の供給が減少したことが背景と見られます。

どうやら、加速する人民元安を堰き止めようと人民銀行がいろいろと
策を講じているようですね。しかし元買い介入くらいでは…。

7~8日にかけて実施された人民銀行工作会議では
人民元安定についても話合われたようですが

元相場安定に向け当局が各種措置、国有銀行通じた介入など
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=293339


地方政府の外貨管理局の一部が管轄の銀行に対し、
1月の外貨売り規模を抑制するよう窓口指導、って罰則なしで
遵守されるのか、ってことも疑問ですし、
今年の10大課題についても、具体策はないようですので
元安が止まったとしても、将来的にはまだまだ下落するリスクは
ぬぐえないと思われます。

ということで、人民元相場というのが今年の需要ファクター。
人民元チャートは常にチェックしておくといいですね。
http://jp.investing.com/currencies/usd-cny-chart


12月から人民元安が加速していることがわかります。

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ただし、足元で人民元安が止まっていること、
日本の祝日狙いでの投機的な動きが加速したことなどを鑑みると
短期的にはリスクオフ相場が一度鎮静化する可能性が高く、
ポジションは短期目線ではロングから。

171.22円でポンド円ロングを再構築。
(ブログでは報告忘れていたみたいですが、180円のポンドショートは
先週木曜深夜に買戻しており、少額ロングにしていました。
このロングは今朝、損切の憂き目に。しかし、短期目線で再度買い)

ユーロ円ロングはそのまま持ってます。127.82円。

まだまだ完全にリスク回避ムードが払しょくされたとは思いませんが、
足元の戻り期待。中国リスクムードが沈静化すれば
中期的に持つポジションとして利を伸ばすかも…。

なんといっても米株が下げ止まってくれないと本格ロングは危険。
打診レベルです^_^;
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