2/18㈭ ちょっと不思議に見える値動きです。
日経平均株価は 16196.80円 △360.44円 △2.28% 強かった!
しかし
ドル円相場は113円台へと反落したまま軟調推移。
株高でも円安ドル高はあまり進んでいません。
株高の背景は米株高と原油価格。
イランの生産凍結合意はなかったものの
4か国生産凍結を歓迎する、といった中途半端なニュースにも
ポジティブな反応を示し原油高となったことを受けて
石油関連株中心にリスクテイク局面入り。
今夜18日㈭の米株市場は現在20ドルほどの下落となっていますが、
株安という印象はなく、利食いかな~っていう程度ですね。
株が全般下値堅いなかで、ドル円相場は揉みあいに入ってしまって
方向感がありません。今日の日経350円高があったならば
114円後半から…115円をトライする強さがあってもいいんじゃないか、
って気がしましたけれど、なぜに為替はドル高にならないんでしょうか。
しかし、この状況はFedにとって好都合ですね。
株が安定してきて株高基調、しかしドル高はそれほど進まない…
利上げしやすい状況ではありませんか。
1月から米株が急落したら、利上げできないんじゃないか、って声が高まりました。
12月利上げして、米利上げを理由にドル高が進んで、ドル高を嫌う
米輸出産業セクターからはドル高への懸念、不満が大きくなっていました。
そのドル高が1月~の金融混乱で多少修正されたのです。
米株しっかり、ドル高是正、これは米国利上げには好環境です。
このまま3月のFOMCまで株価が安定して推移できるなら、
そして急激なドル高が進まないのならば
3月も米国は利上げに踏み切る可能性は低くないと思っています。
市場はまだその可能性を織り込んでいません。
だからドルが上がらないのだと思います。
つまり、110~113今113円台でドルを拾えるなんて
後から見たら絶好のチャンスだったのではないか・・・
って気がしているのですが、
これは私のポジショントークに過ぎないのかしら、、、
いずれ答えは出るでしょう。
現在米国債券利回りは ドル円が110円を付けた2/11を底に
17日水曜にかけて反発していたのですが、
今日は反落気味。2番底をつけにかかっている印象。
自律反発の域は出た、ということならば、ここからが本番ね。
債券市場への資金流入がまた加速し、米金利下落からドル円下落ということが
起きるのか、それとも程よい調整後、再び米金利上昇となるのか…。
この調整局面でドル円相場が112円、111円台へと下落するようなら
少しづつ買ってみようかと考えています。
そもそもの日経ロング、ドル円ロング、ユーロショートは継続のまっまです。
ただ一つ懸念材料。
今夜金価格が急反騰しています。
短期的には大天井で1120ドルくらいまで下がるだろうと
思っていたのですが、1263ドルから1190ドルまで73ドルも下げていたのに
今夜は1225ドルまで急反発なんですよ…
金価格が上昇するときって、いいことないのよね^_^;
この値動きの背景が見えないのがコワイ。
ただ、米株も、日経もドル円も、それほど大きな下落にはなっておらず
調整の範囲内なので、まだ、リスクオフに転じるほどではないかと
見ているのですが、さてさて。
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