先週末19日金曜のダウも21ドル安と弱かったし、
日経先物も安く終わっていたので
今日の相場が朝から強かったのには驚きました。
おそらく公的マネー。。。年金でも出ていたんだと思われます。
そうじゃないとあんな上がり方しないわよね^_^;
ただし、月曜ロケット上昇でも長持ちせず、週後半には暴落する、
というパターンが、前にもあったために、後場からの値動きは慎重。
何か猛烈な買いが途切れた後は、午後は利食いが旺盛だった印象です。
これまでの嫌な記憶が抜けきらないのでしょう。
22日月曜 日経平均 16111.05(+143.88)
しかし、欧州時間から再び日経平均が上昇基調に。
その後の欧州~NY時間でさらに 16210円くらいまで上昇してます。
東京時間の上昇は、公的マネーが支えた可能性が高いですが、
欧州時間以降の上昇は、マーケット全般のリスク選好ムードが戻ってきた
ために、日本株にも買いが回ってきた、という印象です。
まず、原油が高い。
これといった原油買いの強烈な材料が出てきたわけではないのですが、
・・・・というより、4か国も産油国が集まって減産ならず、
過去最高生産の1月産油量に凍結とか、イランは凍結は約束せず、
週末にはサウジが減産はあり得ないとか発言しちゃったりとか、
センチメントが弱い中での一連の出来事であれば原油は暴落です。
失望の連続のネタが続いた先週の原油市場ですが、価格は崩れず、
むしろ週明けからしっかりとした推移。今夜は特に原油が強いわね。
これが、マーケット全般のリスク回帰につながってきているようです。
ということで、今日は東京時間の上昇を見て、また原油が下げにくくなって
きていることから日経平均を16020円でロング。
ドル円を112.92円でロングしています。
通貨インデックスを見てみると
EU離脱への階段を上り始めたイギリス、ポンドが急落。
ユーロやスイスフランなど欧州勢が弱く、
ドルやオセアニアなど資源系が強いという動きとなってきています。
豪ドルやキウイが強いのは原油が戻り基調を強めていることに
サポートされているのではないか、という気がしますが、
それならカナダがもっと上がってもいいんだけどなぁ、、、。
欧州系安のオセアニア+ドル高はしばらく続くのではないでしょうか。
ということで、豪ドルなどの押し目を拾うのも面白いかもね。
やはり、週末のG20に向けてはリスクオフムードは収まって
リスクオン気味の相場となりそうね。
今夜のダウも23:55現在で200ドル高です。
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さて、ポンドが暴落中です。
英国のキャメロン首相は先週末20日、
EUから離脱すべきか賛否を問う国民投票を6月23日に実施すると発表。
キャメロン首相自身はEU残留を訴えていく方針ですが、
なんとロンドン市長のボリス・ジョンソン氏がEU離脱を支持するコメントを出した。
だれそれ?
ってな感じよね。ただ、ロンドンの市長っていうんだから
この方の発言を甘く見てはいけないわよね。。。と思っていたら
西原氏有料メール配信でまさにロンドン在住の松崎美子氏が
ボリスは、2008年から現職のロンドン市長に就任し、
その後、2012年ロンドンオリンピック、最近は自転車通勤の普及に
全力を投じ、彼が関わる全てのことが成功に終わっています。
~
たしか3年くらい前に行われた有権者の間での「政治家のランク付け」みたいな
新聞の特集記事があり、99%の政治家がマイナス評価だったのに対し、
ボリスはたった一人、プラス30という得点を得たことを
今でも覚えています。
~
この人は、次期首相になることは間違いありません。
とボリス氏の人物像についてレポートくださっています。
時期首相の最有力候補なんですか…。
その方がEU離脱を支持するですって?!
ということで、泡食って怒涛のポンド売り炸裂なわけね。
しかし、ここまで下げるとこの安値を売り込みにくい。
ということでポンドには手を出さずに置きます。
ポンド円週足などは三尊天井後の下落に見えて、まだ下がりそうですが^_^;
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